谷川岳(西黒尾根〜熊穴沢滑走)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 04:57
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,341m
- 下り
- 1,347m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一日1000円。夜中は係の方はいないが、下山後に支払う仕組み。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆西黒尾根 ・稜線までの樹林帯の雪は落ち着いていてそれほどラッセルは深くなかった。 ・ちなみにツボ足トレースはバッチリ。 ・スキーのトレースはないので適当に歩く。 ・ラクダのコブは終始シートラ&ツボ足でクリア。 ・左側には雪庇が発達しているので注意。実際1700mあたりで雪庇崩壊を起こしてしまった。 ・1700mから上はノートレースだった。(前日までのトレースも風で消えたっぽい) ・上部は少し硬い斜面があったのでクトーを装着した。 ◆山頂部 ・北面・西面はカチカチシュカブラなのでスキーでは若干歩きづらい&滑りづらい。 ◆西黒大斜面〜天神尾根(スキー滑走) ・前日雪が降らなかったので少しサンクラスト気味だったが気持ちよく滑れた。 ・ロープウェイ組の方々が登ってくる前だったのでノーシュプール状態だった。 ◆熊穴沢(スキー滑走) ・こちらもパック気味のパウダーだが北面を選んで滑ると楽しい。 ・逆に南面は雪崩れた跡が多くみられたので遅い時間に滑る場合は注意が必要だと思われる。 ・下部はデブリ地獄なのでそれなりの滑走技術が必要。 |
写真
感想
昨日の高妻山での激ラッセルで多少疲れが残っているが、体にムチを打って谷川岳・西黒尾根へ行くことにした。
正月にトライしてホワイトアウトで敗退していたので天気の良さそうなタイミングを狙ってリベンジしようという目論見だ。
前回はラクダのコブでちょうど夜明けを迎えたので同じタイミングになるように前回同様4時前にロープウェイ駅を出発。
おや、樹林帯にも関わらずラッセルがほとんどない。くるぶし程度だ。昨日の高妻の沼ラッセルは何だったのか。
思ったよりいいペースで登っていく、が、尾根に出るとシュカブラ歩きがめんどくさい。ここはどうしてもペースが落ちてしまう。
逆に今日はツボ足トレースがバッチリついていたのでスキーより速いかもしれない。
やはりラッセルがない分前回よりペースは速くてラクダのコブに到着した時点ではまだ辺りは暗かった。
ここは痩せ尾根&急登なのでスキーを担ぐ。1700m手前の急登を登り切ると先行のスノーボーダーが西黒沢へドロップすべく準備をしていた。
挨拶して先へ進もうとしたらいきなりバンと嫌な音がして左の雪庇が崩落。無意識に少し左に寄りすぎていたらしい。気をつけなければ。
そこから先はノートレース、軽くラッセルしながら登っていく。やっぱりノートレースの斜面を歩く方が気持ちがいい。
そして待ちに待ったご来光。白い尾根やピークがピンク色に染まる。暗いうちに出てきた甲斐があった。
しばらくは写真撮影に没頭。少し進んではカメラを構える。風もほとんどなくて寒くもなかったので最高のコンディションだった。
痩せ尾根地帯が終わったら尾根は広くなり歩きやすくなる。西黒大斜面と合流だ。
7年前に滑った時もこの大斜面はかなり気持ちよかった。しかも今日はノーシュプールだし期待できそう。
とりあえずトマの耳、オキノ耳まで往復。
カチカチシュカブラ斜面で歩きも滑りも大変だったが、谷川で貸し切りの山頂というのはなかなか貴重だと思うので贅沢な経験をさせてもらった。
途中マチガ沢がおいでおいでしてきたが単独なのでグッと我慢。イチかバチかの賭けはしない。
さあお待ちかね、西黒大斜面をいただきます。少しパック気味だったが上々のコンディションでタマランチ会長。
そのまま天神尾根に滑り込むがこちらもノーシュプールでいい感じ。最後は熊穴沢を落として終了。最後は少しデブリがうるさかったが十分に楽しめた。
9時前には下山して昼過ぎには石川の自宅まで帰ってきた。
谷川って遠いイメージがあったが意外と近い。もう少し頻繁に訪ねてみてもいいかもしれないと思った。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する