体感-20℃の蔵王・刈田岳

2022年01月22日(土) [日帰り]

• GPS: 04:59
• 距離: 8.8km
• 登り: 322m
• 下り: 657m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:00

9:18 スタート地点
11:35 11:36 蔵王レストハウス内避難小屋
11:40 12:02 刈田岳
12:05 12:05 蔵王レストハウス内避難小屋
14:14 14:15 蔵王坊平高原ペンションtooCotton
14:18 ゴール地点

写真

1/22 8:08

朝のライザ。天気が悪い…

今日は第一級完全装備…

リフトからスノーモンスターが…

こりゃ、気合を入れんとあかんで

1/22 9:34

スノーシューでもかなり沈む。膝下から脛くらいまで

途中の標識、埋もれてる

1/22 11:43

雪山あるあるで、吹雪いているところは写真が撮れてない。やっと刈田岳山頂っ！エイドリア〜ン

-6.5℃！体感温度-20℃以下

1/22 11:45

刈田嶺神社鳥居でもエイドリアーン

1/22 12:02

コジローくんもバリ寒そう…

1/22 14:48

雪山あるある。下ってくると天気がよくなる…

1/22 16:26

ペンション村近くの高源ゆでまったり…

30分に一度のポイント通知

Garmin66iの下山通知メール

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

AQUOS sense plus SIMフリー シャープ

感想

kopalchan

厳冬期の蔵王連峰。今年はスミカワスノーパークから刈田岳に行きたかったが、コロナ感染者のため月末まで施設が開いていないので昨年と同じライザスキー場から。山形蔵王ICからのアクセス路は圧雪、一部凍結なので注意が必要。

ライザは8時半からリフト営業、リフト2本で回数券2枚分（1000円）が必要。今日は下は風がほとんどないが曇天、蔵王は上に行けば確実に強風になるため、バラクラバ、ゴーグル、ヘルメットなど完全雪山装備で。

昨晩の降雪と強風のため、完全にノートレース。GPSを片手にルートを切っていくが、視界が良くないため安全策でポールの立っている蔵王エコーラインと登山道をなるべく選んでコース取りする。

今回の山行で実感したこと…

�� 視界が効かないと人は真っすぐ歩けない
→GPSで方向を定めて歩いていくが、しばらくして再度確認すると結構な角度でずれている
→軌跡を見てもらうと結構迷走している
→コースがわからないのは精神的にとてもストレス。スマホが動かなくなったら道迷い。
ただ、Garmin66iが最後の砦という安心感はあった

�� 登山の冬装備の耐寒性能はなかなか
→山頂部は-6.5℃、風速は予報で16m/S以上。体感温度は-20℃以上で寒さは手の指だけ
→ゴーグルに曇り止めをあらかじめ塗布、バラクラバでも曇らず
→薄手＋冬用のグローブに加えてさらに、薄いミトンを装着したところ、効果抜群
（でも、これドンちゃんのなんだよなぁ…）
→これはおまけ。スマホでGPSを操作するのにグローブを外さなくてもできるタッチペンは便利だった

�� 厳冬期は晴天日以外は単独はやめておいたほが無難
→今回は、嵐くんの目の良さに助けられた。私が見える少し前にポールなどの目印を発見！

�� Garmin66iは安心を提供してくれる
→今回お留守番のドンちゃんに、電波が通じないところでも、登山開始、無事下山をメール
→さらに30分に一度、GPSのポイントを見られるので安心

�� おまけ。チェストベルトのドリンクフォルダに入れた麦茶のペットボトルが完全凍結して飲めなくなった。
→いままで何度か凍ってたことはあるが全く飲めなくなったのは初めて。油断した。ザックにはアルパインサーモに温かい飲み物を入れていたが、行動中、止まってザックから出す余裕がなかった。改善点

（おまけの追加
ホワイトアウト・ノートレースの時はYAMAPよりヤマレコのマップのほうが便利です。なぜならスマホを向けると進行方向を→で示してくれるので目標物がなくても向かうべき方向がわかりやすいです。）

刈田岳から熊野岳にさらにいく余裕など全くなく、ほぼノートレースの厳冬コースを声を掛け合いながら無事に戻ってこられた。

帰りは、ライザから車で6分の高源ゆ（@800円）。新しくとてもきれいな施設でサウナも水風呂もあるが、水風呂の温度が9.5℃！。これは冷たすぎる！

コメント

たけー＠RIDEON

kopalchanさん
同じ蔵王山塊でもやはり本峰は別世界ですね😨
それにしても凄い山行😳
色々と参考になるところはありますが怖く行けないです〜
無事下山出来て良かったです！＆お疲れ様でした！

kopalchan

takeyrideonさんの記録をみて、澄川〜刈田岳〜熊野岳に行きたかったんですが、澄川から入れなかったのでライザからに。

ノートレースで視界が効かないと雪山はやっぱり大変だと実感しました。よい子は真似しないでね、になっちゃった。

ペットボトルの麦茶が完全に凍って飲めなくなりました。これまでで完全に凍ったのは初めてで油断してました。かといってザックの中の保温ボトルを取り出す暇はなく、課題です。

やはり好天日を選ばないとダメですね（反省）

たけー＠RIDEON

kopalchanさん
水分の凍結は課題ですよね〜
参考までに私はノーマルサーモス500mlを２本持ちしています。
１本は蓋がコップになっているもので、熱湯を入れてザック外にさしてます。
水温は下がりますが飲み頃になって丁度いいです（熱い時は少し雪をすくって入れて調整）
もう一本は直接口つけるタイプなのでザックに入れてます（予備用）
山用サーモスやモンベルも考えましたが、高額だけどそもそも山頂カップラーメンは体温が下がるリスクの方が高いと考え食べない、現実的に食べられない。（それよりも高カロリーで凍らない菓子パン携行）
また山用ボトルの重量増 ＜ 水分、その他装備・軽量化を意識して導入を見送りました。
冬山はただでさえ荷物が増えますもんね。
勿論火器は携行していますのでいざという時は水作れるようにしてます。

kopalchan

パパさん

なるほど〜。エスキモーの冷蔵庫じゃないけど、凍らせないのが大事…。( ..)φメモメモ
実はモンベルのアルパインサーモ350mlのボトルをザック外付けしていて落としたことがあるんですよ。
私もカップ麺食べるとその後にもたれるので食べ（られ）ません。
雪山はそれでなくても荷物が増える（昨日もシャベルもってましたし）ので、減らせるところは減らしたい。装備と重量のバランスは永遠の課題ですね。

たけー＠RIDEON

kopalchanさん
外付けは落ちる可能性がある＝落ちるなので落としてもダメージが少ないものだけ付けるようにしてます。（可能性のあるものは必ずそうなる、未だに落としたチタンマグカップの事が忘れられない）
絶対落としたくないものはパッキングして命を守る物と決めていますが容量決まっているので本当にバランスは永遠の課題ですねぇ〜
その時々で変わりますしね・・・