箱根湯本から明星ヶ岳・明神ヶ岳
- GPS
- 06:11
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,350m
- 下り
- 979m
コースタイム
天候 | 晴れ のち 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 (箱根湯本駅〜阿弥陀寺)湯本駅を出てすぐ箱根登山線のガードを右へくぐって車道に沿って割とキツイ坂を登って行く。途中で右に阿弥陀寺入り口の案内が出てくるのでそちらへ。15分ほど登って行くと阿弥陀寺。 (阿弥陀寺〜塔ノ峰)寺の裏からやや荒れた感じの急な登山道を10分ほど登る。その後しばらく水平なトラバースの道になり、やがて尾根に乗る。ダラダラとした尾根道を15分ほど登って行くと塔ノ峰に着く。 (塔ノ峰〜明星ヶ岳)塔ノ峰から10分あまり下りて行くと舗装された林道に出るので、これを左方向に向かい、1匱緤發と右側に明星ヶ岳への登山口がある。ここから林の中の急登を30分ほど登ると稜線に出て視界が開ける。さらに30分ほど緩い登りをこなすと明星ヶ岳山頂。 (明星ヶ岳〜明神ヶ岳)宮城野への分岐を直進し、幾つかの小さなピークのアップダウンを経て40分あまりで宮城野への分岐がある鞍部に着く。ここまで北面で雪が残り、凍結している部分があるので下りで滑落しないように注意。 鞍部からはやや急でガレ石も混じる登りを30分ほど歩くと明神ヶ岳の稜線に出る。さらに15分ほど緩やかな登りを歩いて頂上に着く。雪や霜柱が溶けると泥濘になりやすいのでスパッツなどを準備していくとよい。 (明神ヶ岳〜宮城野)一旦鞍部へ戻り、分岐点から宮城野への道を下る。ある程度整備されているが、割と急で木の根なども残るので丁寧に歩く方が良い。30分ほどで人家の裏を通過する側溝状の場所をかなり長く歩くようになる。やがて舗装された道に出て、案内標識に従って15分ほど歩くと宮城野バス停に着く。 |
写真
感想
日帰りで行けるところ、と考えて昨年1月と同じ湯本駅から明神ヶ岳までを歩くことにする。
午後からは天候が下り坂の予報なので7時前に湯本に着いて歩き出す。
今回は阿弥陀寺までのルートを変えて、登山電車の線路をくぐって車道を歩く。塔ノ沢駅を経由するより10分以上短縮できるようだ。
阿弥陀寺でサンドイッチで簡単に朝食を済ませ、塔ノ峰への急登を登る。何度来てもこの道は荒れ気味で少し不安になる。
本来は頂上までほぼ直登できるはずなのだが、どういう理由からか途中で逆方向へ長いトラバースをするようにルートが付けられている。
塔ノ峰山頂まで1時間余りで駅から標高差約450mを登って来たことになる。なかなかの急登だ。
ここから一旦少し下って、明星ヶ岳への登山口まで舗装された林道を1匱緤發。
登山口から尾根をひたすら登って明星ヶ岳へ続く稜線に出ると、神山や駒ヶ岳などの箱根の主峰群が左に見えてくる。
足下を見ると、ところどころ年末の雪が登山道に僅かに残っているが、歩くのにはまったく支障がない。
昨年は体調を崩していてこの辺りから苦しくてしょうがなかったが、今回は何とか順調にきている。
明星ヶ岳を過ぎ、明神ヶ岳方面へ向かう。明神ヶ岳と同時に富士山も見え始める。
ここまでは晴天で、青い空に白い雪を纏った富士が美しい。しかし少しずつ雲も出てきたよう。
日の当たらない山の北面では登山道に残った雪が凍結していて、下り坂では歩くのも少し怖い箇所がある。
一方日の当たる場所では雪や霜柱が溶け始めて道が泥濘んでいるので、早めにスパッツを着けておく。
最後の力を絞って明神ヶ岳肩の急登を登り切り、山頂へと稜線の道を歩く。
湯本からここまで、一人のハイカーにも出会わなかったが、この稜線でようやく二、三の先行者とすれ違うようになる。
山頂には二組ほどのハイカーがいて座る場所がなかったので、方角盤の台座に腰掛けて昼食を摂る。
しかしこの場所が一番風が強く、5分もいると体も指の先も冷え切ってしまい、また富士山も曇って見えなくなったので、サッサと退散することにする。
既に稜線の登山道も少しずつ泥濘になってきたが、それほどのダメージもなく鞍部へ戻り、宮城野へ向かって下りる。
昨年も思ったがこの下りの道は結構長くて、歩いても歩いても人里に着かない。
1時間以上もかかってバス停に到着し、10分ほど待ってやって来たバスで湯本駅へ戻った。
湯本駅からの標高差は1,100m近く、アップダウンも比較的あるので、実はなかなかタフなルートかも知れない。
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