金剛山ーモミジ谷は初登ー
- GPS
- 05:30
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 674m
- 下り
- 662m
コースタイム
天候 | 午前は雪時々曇り,午後から曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません.モミジ谷ルートには先行者の足跡が明瞭にあり追いかけていくうちに山頂に着きましたが,足跡がないと分かりにくい所もありました. |
写真
感想
水越峠からの金剛山はほとんどダイトレルートからばかりである.モミジ谷ルートは点線のルートのため,敬遠していた.最近のヤマレコの記録を見て,氷瀑が無性に見たくなり本日初めて行ってみた.
水越峠に駐車する少し前から雪が強くなり道路はたちまち白くなった.しかし,路上には多くの車が止まっていた.登山者も多そうだし何とかなるだろうと出発した.
モミジ谷ルートに入るとすぐに沢を渡る.その後も何度となく沢を渡っていく.雪上には先人の足跡が明瞭に残っており,よっぽど雪がひどくならない限りは大丈夫そうである.沢に沿って登る道は眺望はないが,所々ロープが張ってある急な登りもありなかなか面白い.今までなんで来なかったんだろう.
雪道と沢で滑らないように慎重に登っていく.沢が歩きにくそうだったのでアイゼンは結局付けなかった.
徐々に高度を上げていくがお目当ての氷瀑はなかなか出てこない.所々流れのあちこちに氷柱などの氷の造形が見られ,それらを鑑賞しながら進んでいく.
ついに第六堰堤にたどり着く.以前のレコに比べると大きくなっている感じである.写真を撮ってしばらく風景を楽しんだ.たぶんこれからどんどん成長していくのだろう.2月にもう一回見に来てみたい.
それからさらに登ると向かって左手にロープが見えた.その上には赤いビニールテープも見える.ここかな?と思ったが,足跡はまっすぐ沢の方にも続いている.一瞬悩んだが沢沿いも足元に不安があり(ここに来るまでに雪で2回滑りこけていた),敢えて足跡の少ない左手の尾根の方向に向かった.
足跡を追いかけてロープを伝っていくが,雪が緩んできたのか,私が重いのか(80kg超級)踏み跡から雪が崩れてずるずる滑っていく.アイゼンも利かなさそうなのでそのまま雪に足をけり込んで進んでいった.
なんとか尾根の上に着くと,予想通り,葛木神社のブナ林の横であった.そして鳥のえさ場だった.
カメラを持った方が数人いて野鳥の写真を撮っていた.鳥はかなり人に慣れていて1m位に近づいても逃げずにじっとしている.私のコンデジでも姿を捉えることができた.
ブナ林を回って展望台に向かったが,360度曇っていて眺望はなく,早々にちはや園地に行った.
ちはや園地は子供連れなど人でいっぱいだった.何とか場所を確保して遅めの昼食を食べた.
帰りかけた所で晴れてきた.一瞬,暖かい光が広場の人々に降り注いだ.帰りに横を通ると展望台も人が増えていた.
天気予報通りの展開となった.帰りはダイトレルートを下った.雪の林の中をゆったり歩いて行くのは,それだけで何か楽しくなる体験である.旧パノラマ台からの大和盆地の眺望もきれいだった.畝傍と耳成はすぐわかるんだけど,いつも香久山はわかりにくくて困るんだ,などと思いつつ水越峠へ下っていった.
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