雲竜渓谷(夜明け前到着を目指すも道迷いで失敗)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 961m
- 下り
- 952m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り、たまに雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1月25日より、林道が工事のために車両通行止めになる。したがって車は滝尾神社駐車場などかなり手前で止めなければならない。 ゲート後の林道は舗装されているがアイスバーンが多い。しかし完全には冠雪していなかったので、アイゼンはやや大げさにも感じられた。沢に下りるまではチェーンアイゼンなどの簡単な滑り止めでも大丈夫。 夜間歩行というせいも自分は道を間違えて林道を最後まで歩いてしまったが、渓谷へ下りる枝道は、林道右側ガードレル少し上の木の枝にピンクテープが巻いてあるのでわかる。そこを緩やかに下っていくと、雲竜渓谷入り口の広場にたどりつく。日中のハイキングを楽しむのであれば、このはるか手前の洞門岩の広場から河原に下りて沢筋を歩くほうが楽しかったと思う。 広場から渓谷へ下りる階段があるが、完全に冠雪しており、傾斜も急なので少々危険。もともとは階段なので段の角でアイゼンの足がつまづくことがある。手すりにつかまりながら下りればより安全。 雲竜瀑にたどりつくには、滝つぼ部分の右側の急斜面を登り、そのあとその斜面沿いに左へ横切っていく。前爪つきのアイゼンが好ましい。軽アイゼンではつま先のけり込みが効かせられない。ピッケルまではなくてもいいかもしれないが、ストック(石つきのカバーは外して金属の石つきを出しておく)を山側の斜面にさしながらうまくバランスを取って斜面を横切るとよい。 渓谷内は、槍の穂先のようなつららの下を歩いて行くので、これから気温が上がっていく季節は注意が必要。 また、川を左右に何度か横切っていかなければならない。石の上ではなく、氷の上を歩く必要がある場合もあり、浅いながらも川に落ちることがあるので、防水の利いたハイカットの靴でのぞみたいところ。 |
感想
急に氷瀑が見たくなった。雲竜渓谷なら最後の渓谷入口まで林道を歩けるから、夜中でも大丈夫ということで、前日晩に自宅を車で出発。途中路面が冠雪している中多少ひやひやしながらも、3時すぎに日光着。ゲートを3時半頃出発。
月明かりがさしているところはヘッドランプなしでも歩けるほどであった。
稜線は強風が走っているらしく、おどろおどろしい音が続いている。また月夜に浮かび上がる向かいの山、そして女峰山はヒマラヤの高峰のようにのしかかってくる感じがしてどきどきした。
雲竜渓谷へは林道の終点から下っていくものと勝手に思い込んでいたところ、だんだん雪深くなり、しかも林道らしきところから木が生えている、さんざん雪をかき分けた挙句、地図を見直すと渓谷の入り口は終点よりも手前を右へ折れて行くことがわかり、引き返す。このあたりで午前5-6時頃か。月が西に傾いていて、まだ夜明けには少し早く、一番暗かった時間帯。
雲竜渓谷の入り口に着いた時には空が明るくなり始めていた。
渓谷に入ったのが7時ごろ。岩壁のモルゲンロート、そして舞い立つ粉雪が美しかった。
このとき、まだお目当ての雲竜瀑にはたどりつかず。渓谷の底からは本体が見えないことが分かった。
かなり急な斜面で、どうしようか迷ったが、かろうじて踏み跡も確認できたので、みんな歩いているところだから
大丈夫だろうということで、滝の右横の急斜面を登り、ついでその斜面を滝へ向かってトラバース。ひやひやだった。
かくして、朝一で雲竜瀑に到着。大きさは期待どおりであった。しばらく滝を独り占め。
でもさっさと下山して午後は仕事しようなどと考えていたので、食事どころかお茶もわかさずに下山開始。
今度はゆっくりと、できれば泊りがけで来てみたい。
ヤマレコ初記録、もう少しコースタイムなどきちんと残しておくべきであったが、オーバーグローブしていると腕時計を見るのも大変なうえに、普段やっている、デジカメ写真で通過時刻を記録するという方法がカメラの電池がピンチで使えなかった点が反省点。
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