奥多摩・御前山&大岳山ハイキング〜低山なのに尾根凍結


- GPS
- 04:39
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,539m
コースタイム
通算所要時間 5時間39分
【主な所要時間】
藤倉―御前山 2:30
御前山―大岳山 2:17
大岳山―白倉 0:50
天候 | 晴れのち薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場から登山口までは路線バス利用 ※バス本数が極めて少ないので、事前確認必至 |
コース状況/ 危険箇所等 |
冬季は凍結注意です |
写真
感想
久々に5時間以上歩いた
御前山・大岳山縦走コースは、夏は暑いし、冬は凍結で怖い
今回は、御嶽山・大岳山間の岩場〜凍結滑落注意〜コースを避け、
南面である檜原村側から登下山することにした
藤倉は交通の便が悪いこともあり、小河内峠直登コースは今回初めて
奥多摩は、コースにバリエーションがあるので、計画段階から楽しい
昔の生活路だった道をたどると、石積みの壁や廃屋跡が随所にあって、
歴史の重みを感じたりする
藤倉から30分位舗装された細い道を歩くと、
小林家とか、有名な旧屋敷がそばにあるようだが、今回は見学はパス
藤倉から小河内峠までは、約3キロ
なだらかで、ときどき山を巻きながらのコース
南側には、浅間嶺に連なる尾根がよく見え、気持ちいい
小河内峠は奥多摩湖を見下ろすビューポイント
ここから先は、石尾根全体が見ながら歩く
今日最大の難関ルート
惣岳山までの急登が始まった
距離は短いものの、夏でも滑りやすい地面、岩場もあるし
今日は残雪が凍結していたり、ズボズボ沈み込んだり、
歩きにくいったらありゃしない
自然と息が上がってしまう
惣岳山手前のピークで振り返ると富士山がどーん
富士山を見ると来てよかったと感じてしまう
小河内峠から50分位かけて惣岳山到着
ここで、今日最初のエネルギー補給
全面雪景色で気持ちいい
春にはカタクリの咲く道を歩いて御前山に到着
頂上は、ダムから登った年配者3名が先客で休んでいる
立ち居振る舞いから、いずれも決して、ベテランさんには見えず
奥多摩の山も全てのハイカーにとって、オールシーズンで登れる山になったんだなぁとしみじみ…
暖冬のせい?
ブームのせい?
登山用品の進化により技術や体力をカバーできるようになったせい?
高校生から歩き出した私は、
上空をたまたま通過したヘリの音を聞いて色々と考えてしまう
中高年の遭難が多いのも、ここらへんが原因か?
考えすぎかなぁ…
御前山頂上付近はフカフカの雪
グリセードだっけ?
滑りながら、子供の気持ちで楽しみながら降りて行く
所々、雪の柔らかい部分や木々に捕まりながら
転んでも、谷底に落ちないよう気をつけながら歩く
もちろんアイゼンは持ってきているが、なんとかなっている
それでもアイゼンなしの凍結路は体力をどんどん奪う
たいしたアップダウンでもないのに、疲労が溜まっていく
大ダワ到着時は、ヘロヘロ
日だまりで、エネルギー再補給して、少しだけ休む
藤倉から一緒だった若いお兄さんは、鋸山から奥多摩方面に向かった
私にはもうひとつ登らなければならない山がある
もっとも、大ダワからの標高差は300mもない
幸い、しばらくは平坦な尾根道なので〜歩きながら体力回復を図る
次第に勾配がきつくなり
馬頭刈尾根方面の分岐から先は、再び凍結路の急坂となる
時刻は12時
頂上からどんどんおじさん連中が降りてくる
下りの場合はアイゼンなしは危険大
もれなく装着している
大岳山頂上は満員御礼
若いヒトも大勢いる
バスの時間があるので、休まずに一気に下り出す
休んでいる若いヒト達の真ん中を突っ切って、
地図にない、南面の馬頭刈尾根合流ルートを歩く
へぇ、ここ道なんだぁという声が聞こえてくる
案の定、一切の雪がない快適な内緒のルート
馬頭刈尾根に合流してからは、バスの時刻を気にしながら、必死に歩く
白倉のバス停到着はバス到着の2分前
これで30分余計に歩かなくて済んだ
これでこの日のハイキングはおしまい
風もなく快適な一日であった
コメント
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私も、とある方から伺い、大岳山の直登ルートを利用させていただきました。
南斜面で雪も氷もなく、するっと下る感が快適でとてもよかったです。
大岳山は、一度山頂直下から鋸尾根への雪の急坂で転んだことが勉強になって、以来、特に下りの凍結路は気を付けるようになりました。
山登りは安全第一ですね。
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