独鈷山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 652m
- 下り
- 647m
コースタイム
09:40 雨首
10:25 登山道合流地点(1160mtr地点の尾根)
10:45 独鈷山山頂着
11:50 独鈷山山頂発
12:00 登山道合流地点(1160mtr地点の尾根)
12:30 中禅寺
天候 | 晴(雲はなく、快晴に近いが、周囲は霞がかっていて、展望は良くない) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・バリエーションルートなので、かなりの悪路 ・登山道はよく整備されているが、凍結しているので、軽アイゼンは必要 |
写真
感想
このところ低山ハイクを続けていましたが、少し物足りなさ感じていた。そんな折、たまたまアジアピオレドール受賞の野田賢さんの個人山行報告をFacebookで発見。なんと…不帰一峰尾根単独二泊三日って…厳冬期にそんなところ登れるのか!?と衝撃を受け、自分はこんな山をやっていていいんだろうか、と少し悩む。その結果、すでに山は決まっていたので、「たまにはバリエーションで登ろう」という考えになった。
地形図を見ると山頂から北北西に伸びる尾根がキレイで、その末端に至る部分からいくつかの尾根が派生し、岩場もあるようでなんとも気になる。ここを歩けたら楽しいだろうな、とルートを決めた。情報はないので、全部現地に行ってからの判断となる。緊張するが、オンサイトで登れた時の喜びはひとしおだろう。
山名でググったところいくつかアイスクライミングの記録が出てきたので、念のためたダブルアックスを、撤退の場合を考えて補助ロープ30mも装備に加えた。夕食にレトルトカレーを食べ、前夜の計画は終了。道の駅・あおきにて早めに就寝した。
当日ほぼ予定通り7時に出発。天気は晴れ。 最初から登山道を少し西にそれて歩くと、いきなり鳥居と祠を結ぶ素晴らしい参道に出くわす。鹿かカモシカかイノシシかわからないが、動物の踏み跡やフンが多い。尾根を登ったり巻いたりしながら高度を稼ぎ、尾根が急峻になったところで、沢に下りた。ここで、アイゼン、ダブルアックスを装備。沢は水量が少なく、氷はほとんどない。傾斜の弱い沢を少しの氷を叩いたり、岩や木にアックスをひっかけたりしながら登っていく。その後は凍結した草付きに鉄をひたすら打ち込む。
雨首の肩で展望を見ながら一服。取り付いた雨首には、抜けるところにチムニー状の岩場があり緊張した。無事着いた雨首には、意外にも標識があった。写真を撮り、山頂に向けて尾根をさらに進む。人の痕跡を見つけてからは、安心していたが、尾根上に一か所スラブっぽい岩場があった。ここはお助けロープが下がっているが、残置は使わずに草付きを叩く。
少し休んでから登頂し、そこで出会った地元のお二人にお話を伺う。このあたりを訪れてから方々の史跡(主に寺)で真田家について触れているものが多かったので、この地方と真田家の関わりについて伺ったところ、一時間もお話を聞いてしまった。充実した山行をありがとうございました。
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