記録ID: 4032681
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山滑走
槍・穂高・乗鞍
焼岳北峰
2022年02月26日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:49
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,192m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
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アクセス |
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訪問者数:477人
12名
6時スタート快晴微風
中の湯宿泊者は、4駆のみホテル駐車場へ
中の湯は、安房トンネルの立ち退きで今の場所に建てたとのこと。
中の湯から焼岳まで、美しい樹林帯、
樹林帯を縫うように、既に深いトレースがついている。中の湯から焼岳まで人気のコースというのがうかがえる。
雪山初心者でも、天気が良ければ4時間あれば、頂上にたどり着くことができるであろう。
この日も、宿からツアーガイドで40人ほどが焼岳に向かったという。
樹林帯が疎林となる2000mあたりから、前穂高岳が正面に見え美しい。
さらに、雪原に出ると、焼岳の南峰と北峰が正面に見え圧巻である。
本来なら、雪崩の危険を考えて、稜線のルートから、南峰と北峰のコルを目指すのであるが、谷の傾斜は30度もなく雪崩の心配は無いと判断して、
谷筋をトレースに選ぶ、西穂から槍そして蝶ヶ岳まで一望できる北峰を選択、コルに荷物と板をデポして、ピッケルと12歯靴アイゼンで北峰へ、焼岳は地熱があり、地面側の雪が解けて、落とし穴のように雪を踏みぬくと地面まで落下する。3点支持のおかげで、1.5m落ちることなくヒヤリとする。慎重にルートを選び登頂する。
夜明け前の3時から中の湯から登ったソロクライマーは、すれ違った際に「雪を踏みぬき胸まで落下して登頂は断念した。」と言っていた意味がわかった。
頂上には、途中で追い抜かされたペースの早い青年のソロクライマ―に記念写真を撮っていただく。
雪原で休憩していたカップルも楽しそうに雪山登山を楽しんでいるようで、前回は巻機山に登って感動したという。ほほえましい。2人が雪原を登っている写真は絵になります。この日は、快晴無風ということもあり、下山中、多くの雪山登山者にすれ違った。釜トンネル入り口標高1315mから登るクライマーがいたが、やはり中湯温泉標高1520mから登ってくるクライマーが多い。
焼岳から、大正池に向かってドロップ、急斜面は無く快適な滑降を楽しめた。大正池手前で、シールをつけて大正池へ、大正池からシートラしてテクテク40分ほどで、釜トンネル入り口へ中の湯の送迎車(一日10往復以上するという)が待っていて、宿に送迎してもらう。露天風呂からは、前穂と奥穂を正面に眺めることができる。日本秘湯の会の温泉だけあって至極の時間を過ごすことができた。毎年訪れてみたい素敵な宿でした。
途中、薄茶色のスポーツサングラスが雪原に落ちていました。コメントいただければ、お送りいたします。
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