阿弥陀岳北稜
- GPS
- 11:34
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,655m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 9:13
天候 | 26日:快晴 27日:降雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
快晴であったが雪の緩みはそれほどなく、適度にしまっており快適。 |
その他周辺情報 | 定番のもみの湯。大人1人650円。 カフェバー&グリルぞうさん パンおかわり無料です。めっちゃおすすめ。 |
写真
感想
初の冬期アルパインでした。初日は天気にも恵まれ、赤岳鉱泉で幕営後出発。
トレースがすでについており、多くの人が入っていることが見て取れました。
寝不足ということもあり少し肩で息をしながら基部に取り付き。ジャンケンで負けたので偶数ピッチを担当。
1ピッチ目の終了点まできたが後続もいるしまだロープも伸ばせそうだったので継続してもらうことに。アルパインだと水平距離も多少出ることもあり、声を張るだけではちょっとお互い聞きづらい。トランシーバー持っていけば良かったな……と反省。
フォローで岩にピッケルを引っかけたり手でホールドを探したりしながら上がっていく。この経験が自分はなかったので「アックスと手を使い分けるのか〜」と感心してました。
合流してちょっとお湯飲んでブラックサンダーをかじったら交代。
2ピッチ目は登攀要素が薄く、すぐに雪稜に入ってしまう。
支点を取れるところもなかったのでヤセ尾根の終わりの木で確保してピッチを切る。
見栄えとしてはこのヤセ尾根周辺が一番「やってる感」出るのかなー、なんて思ってました。(もう岩稜帯じゃないけど)
そこから先は斜面をただ上がっていくだけなので一応コンテで山頂へ。
阿弥陀岳の山頂はとても気持ちがよく、赤岳も綺麗に見えました。
夜は夕食後ワインを開けてテントでぐだぐだしていたらいつの間にか寝落ちしていて、カメラに氷がびっしり。そしてナルゲンと水袋は見事に氷になっていました。
翌日余裕があれば2日連続で、なんて思っていたけど思ったより疲れており(酒のせいだと思う)、天気も下り坂ということで早々に下山。
いつもより早い時間に下りたので新規開拓してみようということで「ぞうさん」というお店に行きましたがこれが大当たり。
お店の雰囲気はいいし焼きたてパン食べ放題は嬉しいしメインディッシュのお肉たちも美味しい。ランチに間に合う時間に下りるときは今後もぜひ利用したいですね。
結構前から計画していた阿弥陀北陵。
天気が不安ではあったが、金曜日朝時点の予報で快晴を確信。決行することができた。
八ヶ岳山荘に朝着くと、大量の車が。
なんとか滑り込みセーフで駐車する事ができたが、後続の車たちはどうしたのだろう?というくらいたくさんの登山者が入ってきていた。この天気を逃す手はないよね、ってくらいのいい天気なのでまぁ納得。
現地着までに同行者は睡眠不足、僕は車酔いなど大丈夫か?って滑り出しだった。
キンと冷えた空気が心地いいが、身体があったまらないというか足先の冷えが続いた。
結局、靴下2枚履きにしてて血流が上手くいかない感じになってたのが冷えの原因であったよう。今までも重ねてた時結構あるのになぁって気はしたけど、身体が温まってくるとかなり朝方の体調不良は解消された。
コースタイムちょい巻きくらいで赤岳鉱泉につき、テントを展開、登攀準備をすぐ済ませ、要らない荷物をデポし行者小屋方面へ。
行者小屋にも数張りテントが見受けられた。
赤岳鉱泉もそうだったが、かなりの人数が山に入っている。
行者小屋から阿弥陀北稜への分岐に行くまで、中山尾根の分岐にもトレースがしっかりありみんなやってるなぁとワクワクした。
阿弥陀北稜の分岐からは初めての道。中岳沢に入り込まないように、と思っていたが、やはりというかもちろん既にトレースがあったので、所々地図を見て確認しながらトレースを追う。
ジャンクションピークまでの道はさすがに一般道を外れているのでそれなりの斜度だなぁと思ったが、一部フリーで登ると怖いと感じる箇所はちょいちょいあった。
第一岩稜の基部に到着。ジャンケンで勝って1ピッチ目のリードを頂く。
1ピッチ目は出だしに1ピン、ちょっと上がって左に1ピンボルトがあるが、その後はあまり見受けられなかったので、ピナクルで取ったり若干のランナウトが発生する。途中終了点があるが、ピッチを切るにも時間がかかり後続もいるのでそのまま通過。(おそらく)第二岩稜の基部の終了点でピッチを切った。ロープスケールで45mは出ていた。
つるべで2ピッチ目。ロープスケールで25mくらいで支点にできるものが無くなるので、そこで切ってもらった。
そこから先はコンテで雪稜を歩いて山頂へ。
クライミングセクションは短いものの、充実した山行になった。
翌日は余裕があったら石尊稜も、と息巻いていたが、思いの外疲れが出ていたのと翌朝起きると降雪があり辞めようと言うことで早々に下山。2日連続アルパインできる人すげぇ。そんなことを思いながらもみの湯で疲れを癒しました。
赤岳鉱泉の夕飯メニューはどういうローテーションで何種類あるのだろう。しゃぶしゃぶもあるって聞いたことあるし、、、ご存知の方教えてください🙏
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