記録ID: 403824
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雪山ハイキング
中国山地西部
今冬二度目の恐羅漢山
2014年01月29日(水) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 375m
- 下り
- 365m
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
恐羅漢山(1346.4)に登る 日程:2014年1月29日(水) 天気:無風快晴 展望良好 コース:広島県安芸太田町 牛小屋高原〜立山尾根〜恐羅漢山〜ヤハチのキビレ〜 夏焼峠〜牛小屋高原 メンバー:合計3名 概略 10日前にも登り、今冬2度目の恐羅漢山。今回のコースはスキー場の脇を登る立山 尾根経由で山頂に達し、下山は前回同様、夏焼峠を経て牛小屋高原に戻る短い取っ手の 付いた三角形の底辺から他の二辺を左回りにぐるっと回るもの。 まず牛小屋高原からスキー場の脇を登る。30分近く登った所で最ところで最後のリフ トと別れ、山の中に入る。例年ならここから雪壁状態の斜面を登るのだが、今年はさら に上に向かって尾根伝いにスキーコースが切り開かれていたのでこれを使う。ひょっと するとカヤバタゲレンデの最上位部から来てるのではないかと思ったが、10分足らず登 った所で終わっていた。 その後、落葉した若いブナ林に分け入るが、古い踏み跡が残っておりそれを忠実に辿 る。コースはほぼ尾根伝い。右手に見えるカヤバタコースのリフト降り場とほぼ同じく らいの高さになると傾斜は一段ときつくなり息づかいも荒くなる。20分足らずで急登を 終えると平坦地に出た。このあたりが夏焼峠との分岐で左に折れて低灌木が雪に隠れ、 雪原状態になっている緩い斜面(ここもヒエ畑ゲレンデからか山頂まで圧雪車で広いコ ースが切り開かれていた)を10数分登りきると山頂である。 山頂は前回同様、2m近い積雪で露岩はすべて雪に隠れていた。無雪期だと周囲の木々 に邪魔されて余り展望も良くないのだが、展望台が一段と高くなり、おまけに周囲の木々 は落葉して東面は180度以上の展望。 今日ばかりは前回と異なり、春を思わせるような暖かい一日で山頂でゆっくり昼食を とることも出来た。ところが残念なことには暖かすぎて杉のモンスターが見られなかっ たことだ。天気良ければ見えず、悪ければ見える。皮肉なもので二つの条件が合えると 言うことはないのだが。 展望に関しては言うことはなく、北から雪を被った島根県の弥畝山をはじめ苅尾山や 深入山その遠くに天狗石山やら阿佐山連峰そして目の前にはサバの頭から十方山へ続く 峰々が手を取るように見える。まさに雪山の醍醐味そのもので見飽きることのない光景 である。 その後、夏焼峠に向かって下山開始。まずは雪原状態の緩い斜面を下るが、ガスの時 は、ルートを掴みにくいので注意が必要。とくに立山尾根を下山するときは、晴れてい もその取っ付きがわかりにくい。枯れたブナの木が二本立ち並び、その周りには杉の大 木(新雪時にはこのあたりの杉がモンスター状態になる)のある平坦地でありビニール テープもあるがとにかくわかりにくい。 夏焼峠へは立山尾根への分岐を右に見送って広い稜線をそのまま下る。稜線は広くて なだらかなので支尾根に迷い込まないことである。とくに西側の斜面に迷い込まないこ と。山頂から40分足らず下ったところで1126mと1131.8m峰との鞍部、ヤハチのキビ レに達し、ここから7分ばかり緩やかに登ると立派なブナが立っている1131.8mの緩や かなピークに達した。ここから人工林と自然林との境を10分足らず下ると夏焼峠。 峠から牛小屋高原までは踏み跡がなければわかりにくい。間違ってトイシ川まで下 らないことである。トイシ川に沿いながら、小谷を回り込んだり、小尾根を下ったりさ らには小沢を渡ったり、多少のアップダウンを繰り返しながら下ると30分ほどで牛小屋 高原に着いた。 (参考タイム) 上り 牛小屋高原 (1.10) 恐羅漢山 下り 恐羅漢山 (0.50) 夏焼峠 (0.30) 牛小屋高原 なお出発時刻は10時35分で 到着時刻は14時18分 積雪は多い所で2m位で新雪はなし。そのため雪も締まり、ほとんどの所で 踏み跡があったので足をとられることもなし。 したがってコースタイムは無雪期とあまり変わらなかった。 |
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