ドカ雪直後の越前岳※十里木高原登山口からのラッセルは山頂直前で限界でした


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 654m
- 下り
- 650m
コースタイム
07:44 十里木高原展望台
10:12 勢子辻分岐点
10:29 越前岳山頂
11:31 十里木高原展望台
11:40 十里木高原駐車場
歩行距離=8.46km
標高差=641m
平均速度=1.93km/h
※全てGPSログより
尚前日の積雪+ラッセルによりかなり時間がかかりましたので
通常であれば往復3時間位と想定して下さい。
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
方面 へ進むと富士市と裾野市の境位にある。 早朝はR469〜十里木間の道路は凍結箇所がありました。 ※須山方面は通行止めになっていました。 バスの場合は下記参照 http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/17.html ※バス停名「十里木高原」のはず……、「十里木」〜「サファリパーク」の間です。 「愛鷹登山口」は黒岳方面からの登山口のはずです……。 時刻表には主要駅しか記載がありません。詳細は富士急行交通事業部にメール等すれば 教えてくれると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.前日までの積雪で登山開始時はトレースなしでしたが、 入山者も多く下山時はトレースもしっかりしていました。 2.但しトレースを外すとかなり埋まります。 3.パウダースノーなのでアイゼンは着用しなくても登山は可能と思われますが、 一部に凍結箇所があります。 本日の服装 1.ヒートテックシャツ+ヒートテック長袖アンダーシャツ+アンダータイツ 2.ノマドジャケット+マウンテンパンツ+ストールクルーザー(ジャケット+パンツ)+スパッツ 3.手袋=BlackDiamondグリセード+フリースの手袋 4.ニット帽+ゴーグル 本日の服装の感想と外気温 1.身体の寒さはほとんど感じませんでした。 2.登山開始時=2℃、山頂=8℃ |
写真
感想
2014年2月9日
この連休は2/8入笠山(初心者連れ)、そのまま移動して翌日に浅間山辺りを計画して休みも入れていた。
だが結果は、2/8のどか雪により山行中止。
当然あちこちの道路が通行止めにより2/9以降の遠征も中止。
まあいつも無計画(宿泊は飛び込み)な山行なので、計画変更自体は問題ないのだが、
完全に計画が狂ってしまったのは事実である。
さあ〜て、連休をどう過ごそうか???と言う事になる……。
結局2/8は休養日となり、翌2/9は「越前岳」に向かう事にした。
現地着6:40頃、駐車場に車は3台居たが、何故か車内で待機状態と化していた。
(のちに理由は先頭でのラッセル回避らしいと想定した)
今回の山行目的には、どか雪後の山行があったので
ノートレース+パウダースノーは願ったり叶ったりの状況である。
迷う事なく先頭でラッセルします!!(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
ちなみに越前岳は通常であれば、往復≒3時間の山である。
過去数回訪れており、山頂までの距離と標高差も頭に入っている。
さてラッセルしたらどうなるのでしょうか??
出発〜〜〜!!!!
まっさらなパウダースノーの中を進むため、前方にはとても綺麗な風景が広がります。
体力が有り余る登山開始時は、そんな景色を楽しみ、ラッセルを楽しみ、
時折はまる深みとそこからの脱出も楽しんでいました。
しかしそんな山行が2時間も続くと流石に疲れてきます。
そしてそんな疲れが出始めた頃に、パウダースノーの本当の姿が現れたのです。
雪が深くなり始め、膝下くらいだったラッセル(ツボ足)も
太ももまで埋まる事が当たり前の状態となりました。
1歩進んでは埋まり、反対側の足を出そうとすれば更に埋まる……、
いや〜厳しい〜!!!
途中からは凍結箇所を探したり、木の根を足掛かりに登る様になりました。
普段なら凍結箇所は大嫌いですが、この日はすごく大好きな場所となっていました。
なんせ足が全く埋まらない唯一の場所でしたから……(-。-)ボソッ。
でも山頂まであと少しと言う所で、あとから来たスノーシューの若者に抜かれて行きました。
少しでも固めて貰った場所を歩きたかったと言うのが本音です。
それでもスノーシューの圧力と差があるので場所によってはしっかりツボ足になります。
すると今度は自分より年上であろうかと言う人にも抜かれてしまいました。。。。。(ノ><)ノ ヒィ
まあ山頂は目の前だったしノートレースの楽しみは既に無くなったので
この人の足跡を有効に使う事にしたのです。
山頂の霧氷はほとんど溶けて無くなっていたので、ある意味即効で下山です。
下山時は数名の人から、「ラッセルご苦労様」などと
暖かい言葉をかけて頂き、疲れが取れる思いでした。
今回のラッセルは自分で選んだ山行でしたが、かなり大変な山行となりました。
いつもは他人のトレースを利用する側で、楽ばかりしてきましたが
最初の人の大変さが身に染みた山行となりました。
でもまたいつか経験してみたいと思います。
コメント
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はじめまして、トシと申します。
たぶん、コースタイムからみて山頂近くで会ったものです。
当日はラッセル跡を使い、楽をさせてもらいました。
大変だったこと、わかります。なにせトレース跡でも潜ることもあったくらいですから。
ありがとうございました。
toshi-17さん、はじめまして。
そうですね、途中で抜いて行かれた方だと思います。
凄いパワーでした。
またどこかで逢うかもしれませんね。
ところで下山も最初に動いたので下山時の状況ですが
みんな同じ足跡を辿っていました。
同じ足跡に足をついていたので、足跡はまるで1人の様です。
面白い感覚でした。
山行に楽とかなんとはアレですよね
トップだろうとラッセル回避だろうと自分が好きで行ってるんですから
まあ
回避とかツマラナイ考えの野郎が居たとしても
それはその人の現れだと・・・
自分が駐車場に着いた時にあった一跡はdrunkさんのものだったんですね
スノーシューはあとの方とか色々わかりました
とにかく後から進んだので実際に踏ませて頂いた者として感謝致します
山頂?でお礼が言えて無かったかもなので
改めてありがとうございました。
NO-RIさん、はじめまして。
ラッセルを望んで入った山なのでラッセルについては全然問題ありません。
ちなみに雪山では誰かが先に入る≒安全が確認できる。と言う考え方もあると思いますし、
自分も経験が無い頃はそんな事をしていたと思います。
まあ人それぞれですね。
ちなみにスノーシューの若者は自分よりあとに現地に到着してすぐ仕度をしていました。
最後は彼のスノーシュー跡で助けられました。
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