カラフル!! 幕山 赤黄緑白茶青
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 455m
- 下り
- 448m
コースタイム
8:57 幕山公園 湯河原梅林
9:16 入山
9:35 東屋
10:20 幕山山頂
11:15 下山 湯河原梅林
11:49 幕山公園BS
12:42 温泉(湯河原駅経由、バス乗継)
14:09 湯河原駅
天候 | 曇り時々雪、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8日に降った雪が残っており、それがザラザラになっている感じである。 半分程度の人はアイゼンやチェーンスパイクを使用している。 私は、北海道で買った雪靴で登った。 MAX20cm程度である。 なぜか山頂は雪がなかった。 南郷山方面はあまり踏まれておらず、雪が固くなっていた。アイゼンやストックが必須と考え撤退した。 下山時には溶けかかっており、泥のようになっていた。 |
写真
感想
8日に豪雪があった、そして11日、建国記念の日である。どこに行こうかな・・・。
1000m越えはやめようと思っていた。そしてHPをいろいろ見ていると、「湯河原梅林梅まつり、2月8日から」というのを見つけた。そうか、湯河原梅林の梅まつり、いいなあ、となると行くところは決まった。幕山である。
花の百名山・関東百名山として知られている名山である。600m程度と標高もそこそこである。
しかし、私はこの山をよく調べないでここに行き、大失敗(というほどのことではないが)してしまったのである。
朝早く湯河原駅にたどり着き、9時ちょっと前に幕山公園に入る。9時以前だと入場料金がかからないのだそうだ。梅林をしっかり見てからいよいよ入山である。
入山したら途端に登山道は雪道になる。しかし、シャーベット状の雪で私としては何ら問題はない。
8日にも使った北海道で買った雪靴、沁みない、蒸れない、滑らないという優れものである。コンパウンドが柔らかく雪をつかむ、まるでスタッドレスタイヤのような靴である。後でよく見るとイタリア製である。
らくらくと、3合目ぐらいにある東屋にたどり着く。
そこには先客がいて、本当に雪道を歩くのは初めての様だった・・・。
「知ってます?この先つづら折りなんですって。」と聞かれたので。
「つづら折りかあ、いいじゃないですか。直登だったら大変ですよ。」と言う、先週登った沼津アルプスはつづら折りも巻道もなくすべて直登である、それを頭の片隅に思い出していたのだ。
「靴もいいのはいているし、ゆっくりだったら登れると思いますよ」と言い、私の方が先行する、しかしその後はすれ違わなかったので、きっと撤退したのだろう・・・。
私は、大汗をかいていた。雪山は寒いと思い厚着をしてきていたのだ、トレーナーの腕をまくり、ジャンパーは脱いで持ち、半袖になって頂上を目指した。ああ、寒いと思ってヴァレンチノのジャンパーにしたが、これだったらパタゴニアのゴアテックス雨合羽でもよかったのに・・・と後悔する。
つづら折りを登りながらやっと体があったまって快調になる、でも「ストック持ってくればよかった」と後悔もし始める。
その直後、視界が一気に広がり、大展望が現れる。真鶴半島、湯河原市街、伊豆大島、大室山などきれいな景色をひたすらに写真に収める。頂上よりも景色がよかった。頂上では天城山が追加して見えるぐらいであった。
頂上まで快調に登る。頂上独り占め、しばらく景色を撮っていると続々と人が現れる。おにぎりを一つ食べ、今度は南郷山に向かおうとする。
南郷山への道はほとんど踏まれておらず、今日の足跡は一つ、昨日までの足跡も3つぐらいである。雪が閉まって固くなっており、足を載せると付近の雪も割れてしまう。ここで私は考えた。
・この道を行くには、ダブルストックがないと難しい。
・雪靴でもよさそうだが、滑り止めはついていない、アイゼン+登山靴の方が良いのではないか。
・大汗をかいており、すでに水を1ℓ近く消費している。残り0.5ℓ。持つだろうか。
・ジャンパーを着て大汗をかくか、半袖で行動するかの2択しかない今は、自由度が少ない。
こう考え、私は幕山山頂をゴール地点とし南郷山には向かわないこととした。元来た道を戻るのである。
下りは快調、面白く足が前に進んでいく。かかとから雪に乗せ、ステップを作りながらの下山。スピードをコントロールしながらの下山であった。
下山後は、また梅林を散策し、売店でレモンやクリアファイルを買った。名物の坦々焼きそばは食べなかった。
その後、温泉に入る。湯河原では、いろいろ立ち寄り温泉があるが、どこに行っても町営の「こごめの湯」を勧められる。1000円だが、割引券で900円となる。しかしロッカーが有料(お金は戻ってこない)なのでやはり1000円になってしまう。お湯はいい、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫黄泉というさまざまな成分が入っており、美肌の湯、子宝の湯、懐妊の湯と言われいる・・・しかし私の入った男風呂では子宝も懐妊も全く関係のない人が入っている、懐妊したらいやだなあ・・・。
その後、湯河原駅に戻り、今日はグリーン車で一杯。食べきれなかった行動食をアテにアルコールを飲む。
充実した一日、自分の準備や判断の甘さが表出した一日である。でも幕山まで行ってこれたので満足としよう。
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