瘤高山 アイゼンテスト
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,045m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部積雪(3日前の降雪) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
ケトル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | アイゼンと靴を洗うブラシ |
感想
1年前に急登のトレーニングとして安寺沢から本仁田山に登った。今回は新靴SIRIO PF431のテストと、3日前に雪が積もったようなので、先輩からいただいたアイゼン(初)のテストも兼ねて、奥多摩駅から安寺沢への長いターマック区間を嫌って、鳩ノ巣から瘤高山〜川苔山〜赤杭尾根を目指す。今日は緩やかな冬型の気圧配置、好天だ。
鳩ノ巣駅(310m)に降りて、バッグにしまってあったアイゼンを取り出し荷造りしザックに止め直し、ラーメン用の水を補給する。外の水は蛇口は開いていたが凍っており洗面所の水(湯?冷たくない水)を空いたお茶のペットボトルに入れる。
7:45出発ターマックで汗をかかないようにゆっくり歩くがウエアが暖かすぎたか。何か所あるのか、集落の掲示物のない掲示板のマグネットの図形がが楽しい。まっすぐではないがほぼ道なりに登って曲がり角でいよいよ登山道へ。手前の民家には荷揚げ用のレールが。雲取下山で日本のネパールとも表される奥集落を歩いたこともあるが、傾斜地の生活は若く健常なうちは良いかもしれないが年を取ると大変だ。ちょうど1年前下った道を大根の山の神目指し汗をかかないようにゆっくり上るがやはりウールのカッターを脱ぐ(今はほとんど売っていないのが寂しい)。30分すぎると雪がちらほら。駅から1時間弱で大根の山の神につく。数分登ると雪が目立ってきた。溶けて凍ったところも随所にあり、これを下るのは怖いな、と思いながら、まだアイゼンはつけない。そうこうするうちに、瘤高山分岐を過ぎて20分ほど登ったところで「920m 杉ノ尾根 殿上山」の札を発見。ピークとも思えないが、あとで地図で見たら尾根が伸びたところで隠れピークのありそうな地形と分かった。少し行くと早くも(9:30)下山者が来た。しかもアイゼン装着。この先はつけたほうが良いとのこと。しばらく歩いてゆったりしたところで道を外れてアイゼンを装着9:45。踵にコバがないのが心配だがソール側の爪が図ったように靴底にフィットしてしっかり装着できているので、ともかく行ってみる。初アイゼン!これは快適、スタスタ歩ける。白馬大雪渓の時につけていればもっと楽だった・・・(かつて乗鞍の雪渓で夏スキーを楽しんだのとはわけが違った)。車でいえばスタッドレスを履いているよう。気持ちよく瘤高山を目指す。振り返ると都心のビル群やスカイツリーが良く見える。スギ林で視界は悪いが左を見ればいつも青梅街道から見ている向きとは反対向きに大岳山。
10:20ころか、瘤高山。古い標識(1年前は新品同様だった)がほとんど読めず、瘤高山1110mの新しい手書きの標識がある。景色はあまり良くないが動画を一回り撮って、一気に大ダワへ。いきなり急降下。大ダワでは足毛岩方面通行止めとなっていたので、このスペースで昼食にしようかと思ったが、先日山カフェで石丸さんが教えてくださったとおり(感謝!)、今日は風が弱いとはいえ峠は風が強く寒い。鋸尾根を少し上ってみることにする。南斜面のため日当たりもよく雪はないがその名の通りきついし道が悪い。2日前のとあるレポートではIII峰、II峰、I峰とのことであったが、一つ目の登り切った雪の残るピーク付近で動物の足跡(鹿か?)を見つけ、その先を見ると何やら木の枝に札が下がっており、鋸尾根IV峰!瘤高山と同じ1110mと。ピークは4つだ。時刻もほぼ11:10分!?。今まで意識したことがなかったが、なるほどピークのほうが風も弱いようでここで昼にする。気温0℃。風が弱いとはいえ歩いていないと手はかじかんでくる。ワークマンの山シャツ(これも初テスト)の下にFineTrackも着ているがやはりびっしょりでこのままでは冷えるのでまず着替える(やはり汗かき✕冷え性の身には着替えナシは無理か→荷物が減らない"o^)。オイルライターもなかなか火がつかない。懐で温めないと。MSRもなかなか着火しない。ますます手は凍える。MSRもジッポーの火であぶってようやく着火。湯を沸かすケトルで絆創膏をしたように固くなった指を解凍する。熱いのもわからないので下手すると火傷だ。何とか湯を沸かしカップラーメンを食す。やはり寒い中では味噌ラーメンが最高だ!体も温まってくる。ケーキとジンジャーティーで仕上げ。温まった。のんびりしてしまいいつの間にか1時間半経ってしまった。
12:45、時間も時間だし、今回の目的はピークハントではないので、川苔山をあきらめ引き返す。鋸尾根IVの下りは上りで感じたほどきつくはなかった。途中雲取山を眺める。瘤高山から本仁田山への道を少し行ってみた。2日経っているのにまだ踏まれていない雪があり気持ちよく踏み跡をつける。瘤高山の雪道下りもサクサク普通の歩調で歩けた。
14:15大ダワ分岐。大根の山の神でどろんこのアイゼンを外し雪で泥落とし。登った時よりは雪も上がっているはずで、もっと手前で外せばよかった。登るときに見極めておくべきだった(教訓)。アイゼンの固定は問題なかった。靴のSIRIO PF431(3E+)は前の(PF302の旧モデルか)よりは堅めで、微妙に幅が足りずやや大きめにしていたので、下手すると踵の上に靴擦れができそうだが、しっかり締めていれば問題ない。ただ、後でカタログをDLして見たら、PF441(4E+)があり、このほうが全体を大きめにする必要がなくフィットしそうで、ちゃんと下調べしておけばよかったと、後の祭り。
15:15登山道が終わり夏みかんのご褒美だ。鳩ノ巣駅でアイゼンを洗い直し片付け(ブラシもほしい)、父が使用していた20年以上前のLekiのストックは片方石突部分が折れていた。木古里でこの辺の山は全部登られたというマスターのお話に耳を傾けながら美味しいコーヒーを一服。小川駅に着いたらあの魚介豚骨ラーメンで締め。汗をかいた山の後はやっぱりラーメン。
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