猿投山 〜猿投山北断層＜分岐断層＞を辿る〜

2022年03月12日(土) [日帰り]

• GPS: 02:28
• 距離: 7.0km
• 登り: 263m
• 下り: 267m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:08
• 休憩: 0:21
• 合計: 2:29

9:51 スタート地点
10:09 10:09 海上の森五叉路
11:08 11:27 里山サテライト
11:41 11:41 四ツ沢
11:52 11:52 三角点
12:08 12:08 海上の森五叉路
12:16 12:18 あいち海上の森センター
12:20 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

海上の森センター駐車場

コース状況／危険箇所等

散策路が殆どであるが一部踏み跡程度の山道あり

写真

3/12 9:53

海上の森センター北の山際に立つ解説板
猿投山北断層の分岐断層露頭(9:53)

3/12 9:54

断層露頭<北(礫層)・南(風化花崗岩)>9:54

3/12 9:55

断層露頭から南50m、海上の森マップ38番の散策路入口 9:55

3/12 9:58

礫層の砂利<38番を入った広い谷の北側>
10:00

3/12 9:59

風化花崗岩の真砂<広い谷の南側>
10:00

3/12 10:05

礫層の砂利<五輪塔分岐北側>
10:05

3/12 10:05

礫層の砂利<五輪塔が立つ高台>
10:05

3/12 10:06

風化花崗岩の真砂<五輪塔分岐南側>
10:06

3/12 10:08

風化花崗岩<散策路の両側>
10:09

3/12 10:09

礫層の砂利<散策路>
10:10

3/12 10:10

礫層の砂利<37番から北方向の尾根散策路>
10:11

3/12 10:13

風化花崗岩<37番東方向の南側>
10:13

3/12 10:14

礫層の砂利<散策路北側>
10:14

3/12 10:15

風化花崗岩<散策路>
10:15

3/12 10:18

礫層の砂利<34番北方向>
10:18

3/12 10:19

礫層の砂利<34番北方向の尾根散策路>
10:19

3/12 10:23

風化花崗岩<34番から東へ10mの33番南東角>
10:23

3/12 10:26

礫層の砂利<33番東30m・散策路から外れた山道>
10:26

3/12 10:27

礫層の砂利<南海上川支流への山道>
10:28

3/12 10:30

礫層の砂利(支流の北)・風化花崗岩(支流の南)
<支流北側の谷底の山道、流れ落ちた砂利かも…>10:30

3/12 10:33

風化花崗岩<南海上川支流南側の山道>
10:34

3/12 10:44

河岸の砂利<南海上川右岸>
流れ落ちた礫層の砂利が堆積したものかも…10:45

3/12 10:46

花崗岩<南海上側左岸>
尾根の礫層の下の花崗岩と思われる 10:47

3/12 10:47

風化花崗岩<南海上川右岸側の崖>
礫層の下の花崗岩と思われる 10:47

3/12 10:49

風化花崗岩<3番・南海上川/海上川合流点の北>
礫層の下の花崗岩と思われる 10:49

3/12 10:53

花崗岩<集落手前の海上川両岸>
礫層の下の花崗岩と思われる 10:54

3/12 10:56

花崗岩<海上川左岸の神社への道>
礫層の下の花崗岩と思われる 10:56

3/12 11:00

礫層の砂利<標高差20m程登った神社裏手の斜面>
11:01

3/12 11:10

花崗岩<里山サテライト北の市道東の崖>
瀬戸南東部の地質図では崖の上方に礫層は無いようだ 11:10

3/12 11:17

礫層の砂利<市道の西を標高差10m程登った斜面> 11:17

3/12 11:18

同左、市道との間に断層があると思われる
11:18

3/12 11:43

風化花崗岩<西方約900m、四ツ沢から50m程南の谷>
礫層の下の花崗岩と思われる 11:44

3/12 11:46

礫層の砂利<更に南へ標高差20m程登った散策路>
花崗岩の上の礫層が現れた 11:47

撮影機器：

LUMIX DMC-FZ18 パナソニック

感想

walker-hiro

　瀬戸市のハザードマップを見ると発生率は低いものの近くにある猿投山北断層による地震の被害想定域が示されている。調べてみると、この北断層は海上集落の南東側(花崗岩内の断層)を通り、東山路町の東海自然歩道登り口辺りで分岐した断層が集落の北西端を通って露頭が海上の森センター北に現れているという。海上の森の散策路の一部は分岐断層帯に沿っているようであり、北西側の礫層は尾根など高い所に残っていて谷筋では浸食されて下の花崗岩が出ているという調査結果もあった。
　礫層と花崗岩という分かりやすい断層なので散策路を中心に断層帯と思える道筋を辿ってみた。途中、散策路を外れて踏み跡程度の山道を通ったが、神社の南側の辺りは踏み跡が無く急峻なので南海上川を下って迂回して海上集落へ出た。
　海上集落の里山サテライト北の市道沿いの谷は、東側に花崗岩、西側に礫層が現れていた。瀬戸南東部の地質図では、東側の花崗岩の上に礫層は無いので、分岐断層はこの谷から神社の東辺りを通って海上の森センターへ続いているのだろう。
　地質の専門家ではなく素人判断であるが、大凡の海上の森の地質構造を頭に浮かべることができた。