ノートレースに大苦戦、一人ぽっちの大野山
- GPS
- 07:32
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,045m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・西丹沢自然教室行きのバスは、山北駅折り返しとなっていました。 バスの運転手曰く、開通するまでには時間がかかりそうとのことです。 ・御殿場線も国府津駅〜山北駅折り返しとなっており、 一編成しか運行していないので本数は大幅減となっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・共和小学校の先から登山道に入りますが、 下部は20〜30cm、上部は50〜60cmの積雪があります。 今回も重たい湿雪で、アイゼンは使用しませんでした。 ・大野山から谷峨駅方面に向かいましたが、 途中から70〜80cmぐらいの積雪があり断念しました。 ・下山で歩いた車道は20〜30cmの積雪で歩きやすかったです。 |
写真
感想
今週も土曜日にドカ雪、首都圏の交通はマヒしますね。
交通マヒに前日の雪かきによる筋肉痛、今日の登山は若干躊躇しましたが、
天気は良さそうなので、行くっきゃないです。
高速道路は通行止め、中央本線、秩父鉄道など登山になじみのある電車は運休。
ならば電車が動いている範囲で、雪景色を満喫できる山を探します。
今回スポットを当てたのが大野山、初心向けのハイキングコースとして紹介されてますが、
頂上が牧場となっており眺望は折り紙つき。
雪と牧場の相性は良さそうだし、鉄道・バスも何とか山北駅までは折り返し運転しているようです。
朝の小田急線、こんな大雪の翌日ですが、たくさんの登山者が乗ってます。
多くは渋沢駅で降りた様子、やはり大倉尾根は人気のようです。
新松田駅から西丹沢行きのバスは昨日同様山北駅折り返し運転です。
あわよくば谷峨駅まで行ければと思いましたが、それほどの大雪なのか不安になります。
最初は登山道に入ってもそれほど雪が深くなく、トレースはないものの雪山ハイクを楽しみます。
ところが途中からは膝までの深さになり、一歩一歩ゆっくりしか進めません。
次第に自然林が増え雰囲気が良くなってきますが、喘ぐように登ります。
何とか牧場脇の開けた所に出て気分は最高となりますが、
積雪はさらに深くなり、この日で最も苦しい登りとなります。
ここで手袋を落としたことに気づきますが、もう戻って探す気力はなし。
それでも急登を終えると稜線に出て、素晴らしい景色が待ってくれました。
雪を被った三原山(大島)、何と言っても一段と白くなった蛭ヶ岳や西丹沢の山々が間近に見渡せます。
そして山頂まで来ると真正面に富士山が出迎える演出。
低山ながら素晴らしい展望の山でした。
下りは谷峨駅方面に進みます。
最初はクラストして固まった雪となっており、沈み込みがなく快適に歩いていましたが、
そのうち股下まで潜るような深雪。
まさに泳ぐように歩くしかないのですが、いわゆるモナカ状の雪で遅々として進みません。
このままではいつ下山できるかわからないので、引き返して車道を下りることにします。
途中から除雪が入って喜んだのも束の間、今度は倒木の連続。
上部の部落が孤立したということで、撤去作業中の所を何とか乗り越えさせていただきました。
ようやくたどり着いた山北駅で電車を待ちますが、
国府津〜山北駅間は一編成しかなく、当分来ないとのこと。
仕方ないのでビールを買い、高松山に行ってきたという方とおしゃべりしながらバスを待ちました。
この日は休日&快晴にもかかわらず誰とも会わず、
先週の高尾山とは打って変わって終始ノートレース。
初心者向けの3〜4時間コースの大野山ですが、結局7時間以上かかり、
ここ近年では最も苦労した登頂となりました。
それでもこの日の眺望は最高で、頂上での眺望を満喫でき、
思い出深い山行となりました。
hirokさん、こんばんは。
オール単独でのラッセル、御苦労さまでした。
私も今日は高尾の稲荷山コース等でラッセル三昧でした。
クラストしていて、最強最中にてこずりましたが、
大野山はどうでしたか。
電車で行ける場所として、好い所を見つけましたね
私はあっさり電車を諦めて車で近場にしました
shigetoshiさん、こんばんは
雪の後に雨が降ったせいだと思いますが、
表面はカリカリ、中はズボズボの厳しい条件でした。
労力節約しようと大股で歩くと、後ろ足が固まって抜けないこともしばしば
樹林帯はもれなくずぼっといくので予想がつくのですが、
稜線はクラストして時々表面を歩け、時々ずぼっといく調子で、
まるで落とし穴に嵌っているような感じでした
それでも稜線からの眺望を見ると来てよかったなあと感動でした
初心者向けの山でここまで苦戦するとは、今回の雪は大変でした。
hirokさん、こんばんは。
電車があちこちで止まっているわ、高速は通行止めだわ、で、どこの山に行くのか、迷ってしまった週末ですが、まさか、大野山とは。(私は中4日で再び高尾でした)
大野山からの展望いいですね。強風の富士山も、丹沢オールスターズも。雪があるとさらにいいです。
さすが、牧場系の山です。
↑のコメントでshigetoshiさんも書かれていますが、ラッセルって、大変なことなんだと認識しました。
sat4さん、こんばんは
小田急線は比較的雪に強いので、前日の電車の運行状況を見て丹沢に決定しました。
普段は頂上直下まで車道が通じているので登る気がしなかったのですが、
この日は当然車も通れず、まさに山独り占めでした。
山頂全体が牧場となっているので、展望は文句なしに最高。
雪景色の丹沢、特に蛭ヶ岳はとっても美しかったです。
途中では山頂までは無理かなあと思うぐらい苦戦しましたが、
幸いに時間はたっぷりあったので、一歩一歩ゆっくりと前進しました。
この雪でつぼ足はちょっと無謀だったかもしれません。
でも苦労があったからこその登頂の喜びを得られた大野山となりました。
hirokさん、こんばんは!
大野山を目指し
深雪の中を18km越えですか
いつもながら凄いですね !!!
でも、hirokさんからキツイのお言葉・・・
雪質から来るコンデションの悪さ、容易に想像がつきます
写真からは、苦闘よりむしろ爽やかさを感じます
梅の花に安らぎ、青空と雪のコントラストの綺麗さに感嘆し
何と言っても芸術的な縞模様に感銘いたしました
後半の荒れた下界の写真で、現実社会に戻されますが・・・
私は、我が家の玄関から膝上ラッセル
何と、9時間に及ぶ雪かき作業を余儀なくされておりました
春が待ち遠しい、今日この頃です
tailwindさん、こんばんは
真っ青な青空とスーパークリアな景色は最高でした
ふと足を止めて周りを見ると、広々とした牧場にトレースのない純白の風景、
とっても幸せな気分でした
でもすぐに、遅々として進まないもどかしい現実に引き戻されます。
雪+雨+風=モナカ、という厳しいコンディションでした。
それにしても9時間も雪かきですか
体力無尽蔵のtailwindさんでなければ成し遂げられないハードさですね。
東京も水分たっぷりの雪で、3〜4時間ぐらいは雪かきやりましたが、
それでも使い慣れない腿の裏が、いまだに筋肉痛です
ここ2週にわたる土曜:雪かき+日曜:登山で、
体重が正月前に戻りました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する