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無雪期ピークハント/縦走
東海
【中濃】新巣山の謎 寒陽気山(1108m) 新巣(931m)
2022年03月13日(日) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:43
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 555m
- 下り
- 572m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:41
距離 6.3km
登り 571m
下り 572m
<『謎解き山行』のPart 3>
つづいて最後は、「新巣」の点名を持つ寒陽気山。
大明神から峠越えの道を選んで大多尾峠を目指す。振り返ると、地形図上の新巣山が大きい。
車を置いて歩き始める。快適な歩きとほど遠く、登山口からずっと林道につきまとわれた。登山道が斜度を増すと、ようやく林道を振り切った。
岩の露頭へ。黒川を巡る山並みが見える。捨薙山、無反山、箱岩山、見行山。そして、山間にひっそり沈む東白川の町。
見晴台の標識を見てから、北面に回り込む。前評判と違って、露岩からの景色は完ぺきとは言えない。そのまま山頂へと足を伸ばす。
山頂には絵馬があった。小学生たちの書いた絵馬だ。「農家になれますように」に始まって「ピアノ教室を開き、みんなにやさしくピアノを教えたい」「いろんな人が安心して子どもがあずけられるような、ほいく園の先生になりたいです」「本をかく人になり、みんなに読んでほしいです」・・・
心が暖まる。子どもたちの夢を、ひとつひとつ実現できるような、そんな世の中になってほしい。
<931m三角点峰(点名・寒陽気)>
なぜに寒陽気山の点名が「新巣」? その一方、931m峰の点名が「寒陽気」なのか?? 『点の記』を読んでもヒントは全くない。謎は深まる。
寒陽気山の山頂から町村界を東へ。コルから南の丸山谷に降りていく。途中、山肌から噴き出した滝が凍りついて神秘的なオブジェになっている。オバQ的でミステリアス。
「寒陽気町有林」の看板で丸山林道に飛び出した。836標高点の西の林道カーブまで歩いて、そこから、山肌にとりつき、931m峰を踏む。
驚いたことに、石尊大権現の石碑が置かれている。大山信仰?修験道??う〜ん、わからない。黒川で聞いてみないと。
高くそびえる寒陽気山を北に見て、北西尾根から北面の林道に降り立った。
<謎解きの山旅を終えて>
新巣山探索山行は終わり。人と山の長く深い関係の中で、新巣山の呼び方は、複雑に絡み合っている。正直、どれが新巣山でもいいのだし、どれも正解なのだろう。そもそも新巣山というのは、特定のピークでなく、山域に与えられた名称なのだから。
人と山が疎遠になりつつある世の中にあって、今回の山行は、私にとって人と山の関係を見直す、いい機会になった。
つづいて最後は、「新巣」の点名を持つ寒陽気山。
大明神から峠越えの道を選んで大多尾峠を目指す。振り返ると、地形図上の新巣山が大きい。
車を置いて歩き始める。快適な歩きとほど遠く、登山口からずっと林道につきまとわれた。登山道が斜度を増すと、ようやく林道を振り切った。
岩の露頭へ。黒川を巡る山並みが見える。捨薙山、無反山、箱岩山、見行山。そして、山間にひっそり沈む東白川の町。
見晴台の標識を見てから、北面に回り込む。前評判と違って、露岩からの景色は完ぺきとは言えない。そのまま山頂へと足を伸ばす。
山頂には絵馬があった。小学生たちの書いた絵馬だ。「農家になれますように」に始まって「ピアノ教室を開き、みんなにやさしくピアノを教えたい」「いろんな人が安心して子どもがあずけられるような、ほいく園の先生になりたいです」「本をかく人になり、みんなに読んでほしいです」・・・
心が暖まる。子どもたちの夢を、ひとつひとつ実現できるような、そんな世の中になってほしい。
<931m三角点峰(点名・寒陽気)>
なぜに寒陽気山の点名が「新巣」? その一方、931m峰の点名が「寒陽気」なのか?? 『点の記』を読んでもヒントは全くない。謎は深まる。
寒陽気山の山頂から町村界を東へ。コルから南の丸山谷に降りていく。途中、山肌から噴き出した滝が凍りついて神秘的なオブジェになっている。オバQ的でミステリアス。
「寒陽気町有林」の看板で丸山林道に飛び出した。836標高点の西の林道カーブまで歩いて、そこから、山肌にとりつき、931m峰を踏む。
驚いたことに、石尊大権現の石碑が置かれている。大山信仰?修験道??う〜ん、わからない。黒川で聞いてみないと。
高くそびえる寒陽気山を北に見て、北西尾根から北面の林道に降り立った。
<謎解きの山旅を終えて>
新巣山探索山行は終わり。人と山の長く深い関係の中で、新巣山の呼び方は、複雑に絡み合っている。正直、どれが新巣山でもいいのだし、どれも正解なのだろう。そもそも新巣山というのは、特定のピークでなく、山域に与えられた名称なのだから。
人と山が疎遠になりつつある世の中にあって、今回の山行は、私にとって人と山の関係を見直す、いい機会になった。
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