記録ID: 4080520
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積雪期ピークハント/縦走
東北
裏那須連峰、旭岳(ピーク1783m稜側壁ルンゼ)
2022年03月13日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 11:26
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 甲子トンネル〜甲子山〜水飲み場 踏み跡多数有り 水飲み場〜取り付き地点 小沢を下って本流を横切り小沢を少し登ると取り付き地点となる滝下に出る、ここでアイゼン、ハーネス、ヘルメット装着 取り付き地点〜ピーク1783m 滝は左岸から巻きルンゼに入る、ルンゼをひたすら登るが雪がグズグズで苦労する、ルンゼを抜けると雪の斜面になり踏み抜きを繰り返しなが頭上のピークを目指す、ピーク頂上下藪の稜を右に巻き急なルンゼを左上するがここがスカスカの雪で足元が固まらず登りずらい、なんとか稜を越すと雪の斜面になり直上するとピーク1783mに出る。 ピーク1783m〜旭岳〜水飲み場 ここからは観音沼からのものと思われる踏み跡を辿って山頂に至る、山頂からの下りは通常ルートの北稜を下る、多くの人が登っているので踏み跡はしっかりしているが踏み抜きや急な部分も有り慎重に下る。後は登って来た時と同じルートを下る。 全体に雪は十分有るがグズグズでプレート(自作)の有るアイゼンでも団子になる事が有り登り下り共に気を使った。手袋は今シーズンから使っているテムレスを使用、こういう雪質には威力を発揮するが親指の爪の付け根が割れるなど手が荒れる自分だけだろうか。 |
写真
感想
裏那須連峰、旭岳を登る。
以前に旭岳を登った時に甲子山から撮った写真にこのピーク1783m稜が通常ルートの谷を挟んで右に堂々と写っている、この稜を登りたいと思い何度も写真を眺め今回の山行になった。
ルートは最初稜末端から登る事を考えたがそうすると長く時間がかかりそうだったので足の遅い自分としてはより効率的の登れ且登攀価値(自分にとって)の有る今回のルートを選択した。結果雪質がちょっと残念だったが満足のいくルート取りになった、天候は高曇り気温高く汗をかきながらの登りとなった、ルンゼを抜け隣の通常ルートをみると同高さに二人パーティーが登っているのが見えた、雪の斜面からスカスカのルンゼを苦労しながら登り最後に急斜面を登り切るとピーク1783mに出てほっと一息、旭岳までひと踏ん張りし山頂到着「よくやった」と自画自賛。山頂で先ほど隣の通常ルートを登っていた男女二人のパーティーが下山しようとしていてた少し会話をして先に南稜経由で下って行った。
山頂で遅い昼食と眺望を堪能し通常ルートで下山開始、踏み跡は十分あるが踏み抜きやアイゼンが団子になるのを気にしながら慎重に下る、甲子山で旭岳を眺めながら今日のルートを思い満足感に浸る、一休みして暗くならないうちにスタート地点にに戻って山行終了。
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コメント
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今回mikiosamさんが登られた稜、私も狙っていました。
私も何回も写真を見て、一か所垂壁があるなぁ、1人じゃ無理だなぁと色々練っていた所に今回mikiosamさんの記録が上がったので、思わず「おぉ!」と声が出た次第です。
ルンゼ経由で稜に乗ったんですね。私は出来れば稜末端から攻めたいと思ってましたが、mikiosamさんの言うとおり時間が気になりますね。
旭岳近辺は踏み抜き多発地帯と記憶してますが、今回の雪質であの斜度を完登されたのはさすがです。驚きと尊敬の念でいっぱいでございます。
大変お疲れ様でした。そして完登おめでとうございます😄
今回のルートは雪のコンディションが良ければより快適に登れたのではないかと思うのですが相手は大自然なので思うようにいきません、なのでこれで良しとしました。mooree様が尾根末端から登りたいと思うのならそれはそれで良いと思います、いつかレコが読める日を楽しみにしております。
ところで禿岳南峰リッジですが私は30年くらい前のこの時期に多分登っております、ルートの詳細は覚えておりませんが上部の雪の斜面で大きな雪の塊が転がっていたのを見たような気がします、またいつかこの山の雪稜や沢を登りたいので、mooree様のレコを参考にさせて頂きたいと思っております。
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