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Yamareco

記録ID: 4080520
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

裏那須連峰、旭岳(ピーク1783m稜側壁ルンゼ)

2022年03月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:26
距離
8.0km
登り
1,097m
下り
1,092m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:15
休憩
1:10
合計
11:25
距離 8.0km 登り 1,097m 下り 1,107m
6:45
151
スタート地点、甲子トンネル入口
9:16
9:21
30
9:51
23
10:14
12
水飲み場
10:26
10:54
167
1495m取り付き地点
13:41
30
ピーク1783m
14:11
14:32
67
15:39
47
水飲み場
16:26
16:42
11
16:53
77
18:10
ゴール地点、甲子トンネル入口
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車地点 甲子トンネル西郷村側入口(駐車禁止の看板が出ているので駐車は自己責任で)
コース状況/
危険箇所等
コース状況
 甲子トンネル〜甲子山〜水飲み場 踏み跡多数有り
 水飲み場〜取り付き地点 小沢を下って本流を横切り小沢を少し登ると取り付き地点となる滝下に出る、ここでアイゼン、ハーネス、ヘルメット装着 
 取り付き地点〜ピーク1783m 滝は左岸から巻きルンゼに入る、ルンゼをひたすら登るが雪がグズグズで苦労する、ルンゼを抜けると雪の斜面になり踏み抜きを繰り返しなが頭上のピークを目指す、ピーク頂上下藪の稜を右に巻き急なルンゼを左上するがここがスカスカの雪で足元が固まらず登りずらい、なんとか稜を越すと雪の斜面になり直上するとピーク1783mに出る。
 ピーク1783m〜旭岳〜水飲み場 ここからは観音沼からのものと思われる踏み跡を辿って山頂に至る、山頂からの下りは通常ルートの北稜を下る、多くの人が登っているので踏み跡はしっかりしているが踏み抜きや急な部分も有り慎重に下る。後は登って来た時と同じルートを下る。
 全体に雪は十分有るがグズグズでプレート(自作)の有るアイゼンでも団子になる事が有り登り下り共に気を使った。手袋は今シーズンから使っているテムレスを使用、こういう雪質には威力を発揮するが親指の爪の付け根が割れるなど手が荒れる自分だけだろうか。
 
スタートして直ぐに急斜面が始まる
2022年03月13日 06:56撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 6:56
スタートして直ぐに急斜面が始まる
急斜面が終わると三本槍ヶ岳が見えた
2022年03月13日 08:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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急斜面が終わると三本槍ヶ岳が見えた
更に登り続けると大白森が見えて来る
2022年03月13日 09:09撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 9:09
更に登り続けると大白森が見えて来る
甲子山山頂
2022年03月13日 09:50撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 9:50
甲子山山頂
旭岳、今日登るのは右のピーク1783m稜
2022年03月13日 09:57撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 9:57
旭岳、今日登るのは右のピーク1783m稜
ピーク1783m稜にズーム
2022年03月13日 09:58撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 9:58
ピーク1783m稜にズーム
水飲み場より本谷に下る
2022年03月13日 10:14撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 10:14
水飲み場より本谷に下る
本谷を横断、正面のルンゼを登る事にする
2022年03月13日 10:19撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 10:19
本谷を横断、正面のルンゼを登る事にする
本谷上部
2022年03月13日 10:20撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 10:20
本谷上部
ルンゼ取り付き地点の滝、ここでアイゼン、ハーネス、ヘルメット装着
2022年03月13日 10:26撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 10:26
ルンゼ取り付き地点の滝、ここでアイゼン、ハーネス、ヘルメット装着
滝を右から回り込んでルンゼに入る
2022年03月13日 11:04撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 11:04
滝を右から回り込んでルンゼに入る
グズグズの雪のルンゼを登る
2022年03月13日 11:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 11:30
グズグズの雪のルンゼを登る
股の間から失礼
2022年03月13日 12:07撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 12:07
股の間から失礼
ルンゼを振り返る
2022年03月13日 12:07撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 12:07
ルンゼを振り返る
ルンゼを抜けると雪面が広がる、頭上がピーク1783m
2022年03月13日 12:24撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 12:24
ルンゼを抜けると雪面が広がる、頭上がピーク1783m
左に旭岳
2022年03月13日 12:25撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 12:25
左に旭岳
奥が大白森、手前に甲子山
2022年03月13日 12:29撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 12:29
奥が大白森、手前に甲子山
ピーク1783mを目指す
2022年03月13日 13:06撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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ピーク1783mを目指す
ルートを振り返る
2022年03月13日 13:08撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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ルートを振り返る
ピーク1783m直下のスカスカのルンゼを登る
2022年03月13日 13:13撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 13:13
ピーク1783m直下のスカスカのルンゼを登る
ルンゼを抜け少し登るとピーク1783mが見えて来る
2022年03月13日 13:37撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 13:37
ルンゼを抜け少し登るとピーク1783mが見えて来る
ピーク1783mに抜ける、目の前に旭岳
2022年03月13日 13:43撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 13:43
ピーク1783mに抜ける、目の前に旭岳
旭岳までもう一息
2022年03月13日 13:51撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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旭岳までもう一息
旭岳到着、ほぼ無風
2022年03月13日 14:08撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 14:08
旭岳到着、ほぼ無風
山頂で遅い昼食
2022年03月13日 14:18撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 14:18
山頂で遅い昼食
旭岳山頂より三本槍ヶ岳と赤面山の間に朝日岳が見えた
2022年03月13日 14:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 14:30
旭岳山頂より三本槍ヶ岳と赤面山の間に朝日岳が見えた
朝日岳にズーム
2022年03月13日 14:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 14:30
朝日岳にズーム
奥那須連峰方面
2022年03月13日 14:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 14:30
奥那須連峰方面
雪稜を下る
2022年03月13日 14:31撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 14:31
雪稜を下る
山頂を振り返る
2022年03月13日 15:14撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 15:14
山頂を振り返る
ピーク1783mにズーム
2022年03月13日 15:14撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 15:14
ピーク1783mにズーム
水飲み場まで下る
2022年03月13日 15:39撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 15:39
水飲み場まで下る
旭岳を振り返る
2022年03月13日 16:13撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 16:13
旭岳を振り返る
甲子山に戻る
2022年03月13日 16:26撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 16:26
甲子山に戻る
もう一度旭岳
2022年03月13日 16:41撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 16:41
もう一度旭岳
今回登ったルート
2022年03月13日 09:58撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 9:58
今回登ったルート
さあ下りましょう
2022年03月13日 16:41撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
3/13 16:41
さあ下りましょう
なんとかヘッドライトを使わないでスタート地点に戻る
2022年03月13日 18:09撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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3/13 18:09
なんとかヘッドライトを使わないでスタート地点に戻る

感想

 裏那須連峰、旭岳を登る。
 以前に旭岳を登った時に甲子山から撮った写真にこのピーク1783m稜が通常ルートの谷を挟んで右に堂々と写っている、この稜を登りたいと思い何度も写真を眺め今回の山行になった。
 ルートは最初稜末端から登る事を考えたがそうすると長く時間がかかりそうだったので足の遅い自分としてはより効率的の登れ且登攀価値(自分にとって)の有る今回のルートを選択した。結果雪質がちょっと残念だったが満足のいくルート取りになった、天候は高曇り気温高く汗をかきながらの登りとなった、ルンゼを抜け隣の通常ルートをみると同高さに二人パーティーが登っているのが見えた、雪の斜面からスカスカのルンゼを苦労しながら登り最後に急斜面を登り切るとピーク1783mに出てほっと一息、旭岳までひと踏ん張りし山頂到着「よくやった」と自画自賛。山頂で先ほど隣の通常ルートを登っていた男女二人のパーティーが下山しようとしていてた少し会話をして先に南稜経由で下って行った。
 山頂で遅い昼食と眺望を堪能し通常ルートで下山開始、踏み跡は十分あるが踏み抜きやアイゼンが団子になるのを気にしながら慎重に下る、甲子山で旭岳を眺めながら今日のルートを思い満足感に浸る、一休みして暗くならないうちにスタート地点にに戻って山行終了。

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コメント

mikiosamさん、お疲れ様でした。
今回mikiosamさんが登られた稜、私も狙っていました。
私も何回も写真を見て、一か所垂壁があるなぁ、1人じゃ無理だなぁと色々練っていた所に今回mikiosamさんの記録が上がったので、思わず「おぉ!」と声が出た次第です。
ルンゼ経由で稜に乗ったんですね。私は出来れば稜末端から攻めたいと思ってましたが、mikiosamさんの言うとおり時間が気になりますね。
旭岳近辺は踏み抜き多発地帯と記憶してますが、今回の雪質であの斜度を完登されたのはさすがです。驚きと尊敬の念でいっぱいでございます。
大変お疲れ様でした。そして完登おめでとうございます😄
2022/3/15 12:40
mooree様 いつもコメントありがとうございます。
今回のルートは雪のコンディションが良ければより快適に登れたのではないかと思うのですが相手は大自然なので思うようにいきません、なのでこれで良しとしました。mooree様が尾根末端から登りたいと思うのならそれはそれで良いと思います、いつかレコが読める日を楽しみにしております。
 ところで禿岳南峰リッジですが私は30年くらい前のこの時期に多分登っております、ルートの詳細は覚えておりませんが上部の雪の斜面で大きな雪の塊が転がっていたのを見たような気がします、またいつかこの山の雪稜や沢を登りたいので、mooree様のレコを参考にさせて頂きたいと思っております。
2022/3/15 22:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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