知床岳〜トッカリムイ岳
- GPS
- 12:15
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 1,778m
- 下り
- 1,762m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
用事があって道東まで来ていた。予定を調整して一日だけ山に登る時間を作った。その時間を利用して知床岳を登ってみることにした。知床半島の山に登るのは超久しぶり。
北浜の通行止めゲートからスタート。まずは相泊まで約7kmの車道歩き。夜の車道をのんびりと歩いていく。月は出ていないが微妙に明るい。瀬石までは除雪されていたため道路横の雪山の上をスキーで歩いた。相泊からは海岸沿いを進む。カモイウンベ川を渡った先で尾根に取り付く。知床岳は海から登る清い?登山なのだ。
尾根に取り付いたころには明るくなってくる。最初は広い緩やかな尾根、その後は急な狭い尾根となる。雲は多いが視界は良好。風も穏やかだった。登るにつれ雪が深くなってくる。この日はダメダメシールを貼っていたためスリップしまくりでスイスイ登れなかった。微妙にストレスが溜まる。あまりの面倒さに台地手前の標高920m辺りからはツボ足で登った。標高1000m辺りの少し平坦になったところで再度スキーを履く。
台地まで上がるとガスで真っ白だった。山頂へ向けて歩いていると徐々にガスが晴れてくる。知床岳の山頂へ到着したときには青空も見えて良い天気となった。ラッキー。雲は多いが山頂からは大展望が広がる。硫黄山が雲海の上に顔を出している。眼下には流氷も見える。絶景。素晴らしい風景に心が癒された。
標高1159mピークまで戻ってトッカリムイ岳へ向けて広い稜線を進む。稜線はアップダウンしながら徐々に標高を下げる感じ。一番低い場所で標高400mぐらいまで下がる。標高は低いが稜線の風景はもっと標高の高い山のような雰囲気だった。さすが気象条件が厳しい知床半島だね。特に標高783mピーク付近に広がるモンスター雪原の素晴らしい風景に感動した。
トッカリムイ岳山頂から海の方向へ滑り出す。車道沿いは崖になっている場所も多いので平坦な場所に下りれるよう何度も地図を見ながら慎重に滑った。上手くルート取りが出来てドンピシャで平坦な場所に下りることが出来た。自分でもびっくり…。最後は車道歩き。朝と同じく道路横の雪山の上を歩いた。流氷を眺めながらの車道歩きは退屈しなかった。
ぎりぎりまで登るかどうか迷っていたけど来て良かった。今度来るときは知床岬の方へ行ってみようと思う。
【過去の山行記録】
羅臼岳 2016年03月06日(日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-823450.html
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