【大山三峰山】ヤセ尾根と鎖場を越えて不動尻のミツマタ群落へ

2022年03月20日(日) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 12.9km
• 登り: 949m
• 下り: 943m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:49

距離 12.9km 登り 950m 下り 954m

6:54 道の駅清川
6:58 6:59 煤ヶ谷
9:32 9:41 大山三峰山
9:53 9:54 七沢山
10:04 不動尻大山分岐
10:51 11:22 不動尻
12:03 林道谷太郎線終点P 大小屋ノ沢分岐
12:21 鳥屋待沢／権現橋
12:39 煤ヶ谷
12:43 道の駅清川

天候

朝のうち晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅清川駐車場

コース状況／危険箇所等

煤ケ谷〜辺見峠分岐：緩やかな斜度の樹林帯で歩きやすい。
辺見峠分岐〜三峰山〜不動尻分岐：ハシゴ上の木階段、岩場・鎖場のアップダウンが続く。鎖や足場はしっかりしているので慎重に進めば問題なし。
不動尻分岐〜不動尻：沢に向かって九十九折の急下降。沢近くまで降りてからのほうが、トラバースや濡れた岩場などいやらしい。
不動尻〜煤ケ谷：高巻道のトラバースで、幅の狭いところや片流れがあり気が抜けない。林道は車の往来に注意。

その他周辺情報

日帰り温泉：清川村ふれあいセンター「別所の湯」

写真

3/20 7:00

自宅から車でわずか20分
道の駅清川からスタート

3/20 7:05

清川村の観光看板に、今日登る三峰山と不動尻のミツマタ群生地も紹介されています

3/20 7:06

県道からの入るところに案内標識ありますが、他の看板のほうが主張しているので目立ちにくい

3/20 7:08

右に行くと三峰山方面、左は不動尻方面
往路は右に行って、帰りは左の道から帰ってくる予定

3/20 7:10

畑のあぜ道のようなところを進む

3/20 7:13

鹿柵を通り抜けて登山道へ

3/20 7:13

ヤマビルの忌避剤あり
今日は涼しいので大丈夫だと思いますが、もう少しすると奴らも動き出しそうですね
念のため、塩分濃度20％の食塩水を持参してきました

3/20 7:18

緩やかに登っていく

3/20 7:26

昨夜の雨もあがり、幻想的な雰囲気

3/20 7:38

杉林が続きます
花粉症の方は嫌だろうな

3/20 7:47

稜線が近づき、空が開けてきた

3/20 7:52

あまり意味をなさない通り抜け自由な鹿柵です

3/20 8:04

「三峰山は地形が急峻で道は狭く沢沿いや鎖場が多く経験者向きの登山道です　無理をしないで引き返す勇気が必要です」とな
気を引き締めていきましょう

3/20 8:23

鹿柵に沿って尾根を詰めていきます

3/20 8:26

木の間から仏果山などの相州アルプスを望む

3/20 8:37

物見峠からの道と合流

3/20 8:37

ここで最後通告

3/20 8:41

あれが三峰山かな
御坂山地の十二ヶ岳を思い出します

3/20 8:45

木が浮いて登りにくい階段が続く
急に人が増えてきた

3/20 8:49

丹沢主稜方面は雲多し

3/20 9:08

あと少しですが、ここからが核心部

3/20 9:09

まずは長い階段
さすが丹沢

3/20 9:26

ヤセ尾根に木の根が張り出して、歩きにくい

3/20 9:29

鎖場、岩場、階段が続きます

3/20 9:39

三峰山山頂
もともと展望ないけど、霧が湧いてほとんど見えない
狭く場所で、数組上がってきたため、10分ほどで退散

3/20 9:48

不動尻方面に降りていきます

3/20 9:56

こちらもなかなか気が抜けない

3/20 9:58

足場の悪いところには、しっかりした鎖があります
それにしても、ほとんどの鎖が新しかったです

3/20 10:16

分岐からは沢に向かってどんどん下降

3/20 10:23

先ほどまで歩いていた稜線を見上げる

3/20 10:34

沢に降りてからのほうが、歩きにくかった

3/20 10:57

ミツマタが見えてきたら不動尻

3/20 11:01

ミツマタの花は下に向いて咲くので、上から見ると白い付け根ばかりでイマイチ

3/20 11:03

ちょうど見頃です
周囲に甘い香りが漂います

3/20 11:24

花付きの良い株

3/20 11:26

見ごたえのある群生

3/20 11:28

黄色いボンボンをアップで

3/20 11:30

ミツマタを求めて、ハイカーがいっぱい

3/20 11:31

苔むした岩が良い感じ

3/20 11:34

少し下ったところにもミツマタ

3/20 11:44

不動尻から煤ケ谷方面は沢沿いのトラバースが続きます
結構狭い箇所もあって、緊張しました

3/20 12:08

林道に出て、ほっと一安心

3/20 12:13

谷太郎川はマス釣りの人気スポット

3/20 12:18

3kmの林道歩き

3/20 12:50

本日も無事に下山
3連休とあって、道の駅も賑わっています

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

ken_poplar

毎日のように眺めている大山の北側尾根に続く大山三峰山。
昨年も不動尻のミツマタと併せて行く計画を立てていましたが、なかなかタイミングが合わず、今年こそはということでようやく行くことができました。
大山三峰山はかなりのマイナールートだと思いますが、ミツマタの咲く時期だけは別のようで、思ったよりも多くの登山者とすれ違いました。
岩場、鎖場、ヤセ尾根が続く三峰山核心部ですが、鎖と足場はしっかりしているのでそれほど難しくはないですが、ここのところ雪山とハイキング程度の里山が多かったので、久しぶりの鎖場にちょっと緊張しました。それ以上に不動尻に下る沢沿いや煤ヶ谷に抜ける渓谷の高巻道の狭いトラバースは雨上がりで岩や木橋が濡れていることもあって、なかなかスリルがありました。
そして、もう一つの目的である不動尻のミツマタ群落。最近人気のようで、駐車場から林道を1時間近く歩かなくてはいけないにも関わらず、なかなかの盛況っぷり。ちょうど見頃を迎えていて、斜面に連なるように咲くミツマタは、見ごたえありました。
それにしても家から近いのは、朝もゆっくりで良いし、早い時間に帰れて楽ですね。アルプスに近い信州の方がうらやましい。