（過去レコ）武尊山塊・獅子ヶ鼻山

2014年02月26日(水) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 6.2km
• 登り: 348m
• 下り: 583m

コースタイム

リフト山頂駅9:00→鹿俣山9:20〜30→獅子ヶ鼻山11:20〜12:00→鹿俣山13:35〜45→第1リフトA乗り場（下山）14:30

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

沼田市北部、玉原（たんばら）湖近くのたんばらスキーパークまで2駆の普通車（スタッドレス）。
スキーリフト2本（第1リフトAと第2高速リフト）を乗り継いで鹿俣山（かのまたやま）直下まで上がり、リフト山頂駅からスタート。

コース状況／危険箇所等

沼田ICからスキーパークの駐車場までは途中から凍結路。ノーマルタイヤなら要チェーン。
駐車料金は平日無料。リフト運行開始は、平日は8時半。

第2高速リフト山頂駅で降り、ゲレンデを数十m北西方向へ進み、ワカンを付けて尾根に取り付く。幅広の尾根を西方向へ、約20分で鹿俣山頂上。
頂上からは北西〜南〜北東方向へ約270度の眺望あり、富士山も見える。至仏山から谷川・朝日岳までの約90度は樹間から見える。
目指す獅子ヶ鼻山へは登山道がなく、積雪期〜残雪期向きの山。東北東に延びる支稜のない1本の稜線だが、南側には雪庇が発達している。

鹿俣山から獅子ヶ鼻山まで2時間とみていたが、ほぼ予測通り。14〜15日の豪雪以降にもパウダー状の新雪が積もり、一歩を進めるたびにくるぶしからふくらはぎまでが沈む。
獅子ヶ鼻山は360度の展望。沖武尊（武尊山塊最高峰）から反時計回りに至仏山〜平ヶ岳〜中ノ岳〜巻機山〜朝日岳〜谷川岳〜苗場山〜仙ノ倉山〜岩菅山〜草津白根山〜四阿山〜浅間山〜八ヶ岳〜奥秩父連山〜富士山〜雲取山〜赤城山などが見える。
快晴・無風の暖かな登山日和で、富士山は肉眼でやっと見える程度に霞んでいた。
山頂から剣ヶ峰山方向は2段の絶壁。無雪期でも登攀用具必須、エキスパートの領域と思われる。

下山中、スノーシューで頂上へ向かう単独行に会う。
急斜面の下りやトラバースはワカンの方が歩きやすいと言っていた。

急斜面は鹿俣山西側直下、鹿俣〜獅子ヶ鼻間の1715mピークの東側直下だが、区間が短く、滑ってもずっと下まで滑落することはなさそう。
稜線には新雪に隠されたクラックがあるので、終始稜線の北側直下を歩くことになるが、3月下旬には薮が出始めるだろう。

下りでは第2高速リフトは乗れないので、第1リフトの乗り場までゲレンデを歩く。

写真

2/26 9:24

（鹿俣山頂上から）
沖武尊〜獅子ヶ鼻山〜剣ヶ峰山

2/26 9:24

赤城山

2/26 9:25

玉原湖を見下ろす。
左下はたんばらスキーパーク、左奥は浅間山、右奥は四阿山〜草津白根山。

2/26 9:25

草津白根山〜谷川岳

2/26 9:25

中景は子持山、三峰山（上州のテーブルマウンテン）、迦葉山

2/26 10:02

仙ノ倉山〜谷川岳〜朝日岳〜巻機山
（鹿俣〜獅子ヶ鼻間の稜線から）

2/26 10:16

シュカブラ

2/26 10:33

雪の付かない谷川岳東壁
（中央右寄りは一ノ倉岳、左手前は西黒尾根）

2/26 10:33

稜線から獅子ヶ鼻と剣ヶ峰山

2/26 11:29

左二つ目のピークから沖武尊〜中ノ岳〜家ノ串山、右は剣ヶ峰山

2/26 11:29

剣ヶ峰山
（山頂左奥に川場剣ヶ峰が僅かに見える）

2/26 11:30

西峰と鬼岩の間に赤城山が見える。
（獅子ヶ鼻山頂上から）

2/26 11:30

荒沢岳〜平ヶ岳〜至仏山

2/26 11:30

中ノ岳〜兔岳〜荒沢岳〜平ヶ岳

2/26 11:30

小沢岳〜下津川山〜中ノ岳

2/26 11:30

大烏帽子山〜柄沢山〜巻機山

2/26 11:30

白毛門〜朝日岳〜大烏帽子山

2/26 11:30

仙ノ倉山〜苗場山〜谷川岳〜一ノ倉岳

2/26 11:31

仙ノ倉から巻機・牛ヶ岳まで

2/26 11:31

柄沢山から平ヶ岳まで

2/26 11:31

獅子ヶ鼻頂上の様子（南北両側と東側は絶壁状）
左奥の△は子持山、左最奥は奥秩父方面の山並み、子持の右奥に榛名山が微かに見える。

2/26 11:34

稜線は雪庇がせり上がって張り出しているので、樹林帯に沿って歩く。

2/26 11:35

頂上から下山開始時、もう一度振り返って武尊の秀峰を仰ぐ。

2/26 11:36

コバルトブルーの天空

2/26 12:06

鹿俣〜獅子ヶ鼻の稜線を見下ろす。
（鹿俣山は三つ続く“く”の字形の尾根の末端）

2/26 12:07

吸い込まれそうな青空のもと、バージンスノーを闊歩する。

2/26 13:14

秀麗なる秘峰、獅子ヶ鼻山

2/26 13:15

新雪に隠されたクラックに要注意

2/26 13:30

異様に張り出した雪庇

2/26 13:38

鹿俣山（山頂標示板は鹿ノ㑨山）
北側には木が茂る。

2/26 14:30

リフト乗り継ぎ点から鹿俣山（中央奥）を望む。

2/26 14:43

スキー場のセンターハウス裏から鹿俣〜獅子ヶ鼻〜剣ヶ峰

3/4 13:32

【2012年3月4日撮影】剣ヶ峰山の下りで撮った獅子ヶ鼻山
（右端の絶壁は稜線から分かれている）

撮影機器：

Canon EOS Kiss Digital Canon

NIKON D3100 NIKON CORPORATION

感想

たかやま

山行記録公開日時：2014年02月27日

コメント

sharasouju

すばらしい写真！
武尊は裏見の滝からしか歩いたことがありません。まして積雪期なんて！
雪山を堪能させていただきました。
ヤマレコ幽霊ユーザーのしゃらです( ´ ▽｀ )ノ

たかやま

Re: すばらしい写真！
積雪期に行くのは登山道のないルートを歩きたいからです。
なかなか行けない山だけに、好天の日を選び、行ってみて展望が良かったら最高の満足感です。
現住所が北海道？　早く戻って来て下さいね