津辺野山〜伊予ヶ岳〜富山


- GPS
- 06:20
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
8:25 津辺野山登山口(県道側)
8:54 西側の景勝地
9:02 西峰・秋葉山
9:15 津辺野山
9:32 アンテナ塔
9:40 嶺岡林道登山口
10:05 嶺岡林道 富山町川上分岐
10:37 伊予ヶ岳富山登山口
11:02 伊予ヶ岳・南峰
11:07 伊予ヶ岳・北峰
11:13 伊予ヶ岳・南峰 (昼食) 11:25
11:54 天神社
12:51 富山・北峰
13:12 富山・南峰
13:39 籠穴
13:51 岩婦温泉分岐
14:08 岩井駅
天候 | くもり(一時弱雨、午後一時晴れ間あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
復路:岩井駅 〜 JR 〜 浜金谷駅 〜 フェリー 〜 久里浜 〜 バス 〜 京急久里浜駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:見当たりませんでした 道の状況: ・津辺野山 ※県道側から登りはじめて少し行くと倒木で寸断されている箇所多数で、しばしば迂回、木の下くぐるなど、フィールドアスレチック状態になります。ただし、赤リボンを見逃さないようにすれば迷うことはないかと思います。 ※アンテナ塔周辺若干ルートわかり難いので注意が必要です。 ※嶺岡林道への下口(登山取付口)は、ちょっとした低い崖登る感じでした。私が降り口間違えたのかもしれません(しかし赤テープはありました)。 ・伊予ヶ岳:全般的に道はとても整備されていました。一か所だけ路肩が崩落している箇所がありました(下からだと展望台のすぐ手前)。 ・富山 ※吉井方面から登ってゆくと途中倒木や電柱が折れて電線に寄りかかる個所がありました。歩行は通行止めにはなっていませんでしたが、林道を跨いでいるので注意して通過した方が良いかと思います。 ※南峰と籠穴の分岐から籠穴方向へ下山し始めてすぐのところが、倒木で道が寸断されています。木繰り返しの上、下、間を抜けて何とか通過できました。 |
写真
感想
今日は天気があやしいのでどうしようかと迷いましたが、とりあえず行ってみようと考え、1か月ぶりに房総の山域を目指しました。ルートは、前回の鋸山〜嵯峨山のルートと同時に考えていた、津辺野山〜伊予ヶ岳〜富山の馬蹄形ルートです。
往路は、羽田からバス利用で東京湾を渡ってみました。君津駅での電車との接続時間に十分な余裕がなく、渋滞等の道路状況により遅延を心配してましたが、早朝だったせいか全くの杞憂に終わり、無事JRで安房勝山駅に着きました。バスの車両もなかなか快適で今後も選択肢の一つとしてゆきたいと思います。
安房勝山駅に着くと今にも泣きだしそうな空模様に変わりはないもののなんとか持ってくれています。すぐに駅から歩きだしました。道路沿いの菜の花、水仙、紅梅などが目を楽しませ、気分を紛らわせてくれたおかげで、なんのストレスなく津辺野山登山口に着きました。
登山口からすぐの秋葉神社に参詣して、いよいよ本日の山行スタートです。しかしすぐに倒木帯の洗礼を受けて、迂回、上、下くぐるなどフィールドアスレチックさながらの状態でした。それでもところどころにつけられた赤テープを見落さないように注意して何とか抜けることが出来ました。倒木帯を抜けてしばらく進めば、西側景勝地に到着です。
今日は展望は利きませんでしたが、きっと天気が良ければ素晴らしい景色なのでしょう。この辺で弱い雨が落ち始め、津辺野山山頂に到着する頃まで続きましたが、止みました。結果として本日降られたのは、この区間だけでした。誠にラッキーでした。
眺望の効かない秋葉山、津辺野山と進み、アンテナ塔を過ぎるとすぐに嶺岡林道が真下に見えました。が、手ごろな降り口が見当たりません。仕方なく崖状のところを枝につかまり降りました。ここで間違いないように思いましたが、他に降りる個所があるのかもしれません。
ここからは次の伊予ヶ岳までしばらく林道歩きです。車も人も通らない林道を行き途中で川上方面へ右折して高度を下げてゆき、県道へ出てしばらく行くと伊予ヶ岳の登山口です。登山口からは真上に南峰の奇岩が俯瞰できました。階段状に整備された登山道を詰めてゆくと息切れ始めるころに展望台に到着します。天神社との分岐を過ぎて展望台の手前で一か所路肩が崩落している箇所がありました。
展望台からはロープと鎖にガイドされて南峰に到着しました。そのまま北峰目指しました。今回は最終的に確実な南からの一般ルートをとりましたが、当初は津辺野山から嶺岡林道をそのまま進み、北から北峰目指すことも考えていました。しかし前回の嵯峨山でマイナールートの洗礼を受けたので今回は自重しました。しかし北峰から北への道はしっかりしたものに見えました。実際に途中嶺岡林道までの状態はもちろん知る由もありませんが、少々残念だったことも確かです。
南峰に戻ると人がいなかったので、少し早いですが、ベンチで昼食とることにしました。食事始めるとどんどん人が増えてきたので、早々に引き上げることにしました。展望台から来た道を引き返し、富山分岐で下山は天神社方向へ向かいました。天神社で参詣し、89号線へ出てここから今度は富山に向かいます。
要所要所の道標に導かれながら麓までやってきました。途中で一時晴れ間ものぞきました。貸杖の設置されているところから車両通行止めのパイロンを過ぎるとすぐに倒木が電線にもたれかかり何ともあやうい光景でした。先日の降雪の影響でしょうか?その後もすぐに今度は電柱が折れているのも見かけました。
ほどなく縁結びの杉の木分岐に到着して、まずは北峰目指しました。北峰入り口手前の金比羅宮でお参りして、展望台も設置された小広い北峰に到着しました。展望台からの眺望は、あいかわらずかすんでいました。
ベンチで食料をほおばり、次は南峰めざします。南峰は北峰とは一変して、なんとなく寂寥感ある感じでした。眺望がないこともそのように感じられる要因なのかもしれません。
籠穴分岐まで引き返して、籠穴方面へ降ります。すぐに倒木帯に出くわし、ここでも20mぐらいの間を木の上、下、間とくぐりぬけて通過しました。その後は順調に下山して林道にでて富山中学まで出てぶつかった車道を岩井駅方面に向かいました。途中籠穴見学はパスしました。
しばらく歩くと本日の温泉と決めていた岩婦温泉の看板が見えたので左折しました。しばらく歩いてゆくと前方から来られた登山者風の方に呼び止められ、「岩婦温泉に行くのなら、行ってみたけど休業中だったよ」とのことでした。岩婦温泉に行けなかったのは残念でしたが、この方に教えていただいてラッキーでした。岩婦温泉まで歩かなくて済んだのもさることながら、ここから岩井駅に迎えたことで、オンタイムで内房線に乗ることが出来ました。
岩井駅まで歩く途中で、代替温泉を頭の中で検討し、浜金谷のフェリー埠頭の近くに日帰り温泉可と書かれた宿があるのを思い出したので、そちらでもらい湯することにしました。結果、私には十分満足できる温泉でした。
今日は天気には恵まれなかったものの、言葉にするのは難しいのですが、様々な意味でとても満足できる山行でした。
本日の温泉:鋸山金谷温泉 金泉館
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