西岳〜編笠山周回 周回路は激ラッセル
- GPS
- 07:32
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
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写真
感想
昔、秋に登ったけれど、眠くてあまり覚えていなかったし、雪では登ったことがなかったので西岳〜編笠山の周回コースに行ってきました。
登り始めは雪がなく、途中からそれほど積もっているわけではないけれど、サラサラの新雪が積もっていました。
二組の方を追い抜き、その後は誰とも会わず、静かな山歩き。鳥の声と風の音だけ。
こういうの好きだなぁ。
チェーンしか持って来ていなかったので(反省)西岳の登りで急なところで登りにくいところがありましたが、とりあえず難なく山頂に到着。誰もおらず山頂独り占め♡
富士山・南アルプスがどーんと見えて、いつもと違う景色。
富士山が見えると嬉しいんだよなぁ♡
少し休んで、これからのルートチェット。それぼどの登りもなく楽々いけるかな、と編笠山に行こうと周回コースへ足を踏み入れる。
と、いきなりの下りがたっぷりのふわふわ雪ですずっと滑ったり、ズボッとはまったり。なぜかとっても歩きにくい。太ももくらいまでの雪。
再び雪にはまって声を上げると、少し先にいるお兄さんが立ち止まってくれたので、追いついて話をすると、トレースがない・・・と。
ええっ、ラッセルですか!?標高2500m付近では、この2日間くらいで結構な雪が降ったよう。風もあったのか、トレースもわかりにくい。雪が降る前のトレースに乗れればふくらはぎくらい、乗れないと膝上だったりするし、ズボると股まで埋まり、埋まった足は地面についていない。ここでお兄さんに置いて行かれてズボッて抜けられなくなったらヤバイので必死にお兄さんについていく。
最初に途中で交代しますねと言ったけれど、ずっとお兄さんがラッセルしてくださった。ピンクリボンをたどって進むけれど、リボンの所がずぼらないとは限らず、結構大変でした。それにチェーンだったので雪がすごい団子に。団子を崩すのも大変なくらいに団子。
コースタイム1時間の所を1時間半かかりましたが、お兄さんのルーファイと体力のおかげです。2時間かかるかと思った。
途中で向こうから来る人がいれば助かるんだけれど、と言いながら結局青年小屋下の水場まで誰も来なかったので、結局お兄さんが一人でラッセルしてくださいました。ヒーローです。
青年小屋について富士山を見たら、がんばってここまできてよかった〜と。
編笠山山頂からは、西岳からは見えなかった北アルプスもど〜んと見えました。
風もなくいい日でした。
私がラッセル2番目で、少し後から来た3番目のお兄さんに写真を撮ってもらいました。
編笠山からの下山はダラダラ長い・・・
途中からは雪がなく、小春日和の静かな山でした。
静かな山をマイペースで登り、そこそこの距離と標高でエネルギーを使うと、山から使った分以上のパワーをもらって、前より元気いっぱいになりました。距離が短かったり、のんびり過ぎるとエネルギーを使わないのでこういう感覚にならない。こういう登山は「六甲全縦」以来かな。これからは月イチでこんな登山がしたいな。
良い山だったな。
ラッセルしてくださったお兄さんに大感謝です♡
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