男山ダイレクト

2022年04月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 7.5km
• 登り: 801m
• 下り: 807m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:28
• 合計: 6:27

距離 7.5km 登り 801m 下り 807m

7:20 男山登山口
12:00 12:27 男山
12:46 林道終点
13:44 13:45 男山登山口
13:47 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

群馬、栃木、茨城、埼玉と居住地バラバラなメンバー。途中ピックアップしたりして2台の車で信濃川上駅に集合です。
こちらは綺麗なトイレがあって有難しです。

車は路肩余地に停めることになります。
詰めて8から10台ってところでしょうか。
シカ棚を開けて開始です。

4/10 8:03

暫くは林業用の車道を兼ねているであろう広くて緩やかな登山道を歩きます。時折、これから登るダイレクトルートが見えます。

こちらの看板がみえた先に分岐があります。

分岐にはいります。

4/10 8:57

分岐を超えて沢を一本渡渉して、ルーファイしつつダイレクトルートのある一つ隣の支尾根に乗り、平坦地にでたらトラバースして、尾根を詰めた先に着いた取りつき。
…ではなく、本当の取りつきはこの岩を巻いた先です。急登を結構長いこと歩くのでやっと着いたぞ感で間違えそう（笑）

ちなみに、ここから取り付くのを男山ダイレクトダイレクトと言うとか言わないとか（言いません）。

4/10 9:02

こちらが1p取りつき。

私とshigeさん組が先発となりました。shigeさん1ビッチめリード。

続いてjoch さんiさん組登攀開始。
iさんリード。

2ピッチめ。私は左上するルートを選びました。
残置ピトンが3本ほどありました。

ちなみに後続のjochさんチームは右上するルートを選択。こちらにも残置ピトンがあったそうです。

2ピッチめ終了点。本来はあと20mほどあるのですが、ロープの流れが悪くなりそうなので途中テラスで切っています。

3ピッチ目。shigeさんリード。
中間支点としたほっそーい木。

4/10 10:42

hフォロー離陸中。後続組も上がってきます。

こちらは最後尾のoさんuさん組。

4/10 10:50

3ピッチ終了後10m少し歩いて、4ピッチ目。
こちらが核心ピッチⅣ+。出だしの残置ピトンがある辺りが核心です。

hリードさせてもらいました。

jochさんリード

4/10 11:24

4ピッチ目登攀中のiさん

八ヶ岳を背にセカンドビレイ中のjochさん

支点にしたピナクル。隣の松の木でも支点取れそうです。

最後はコンテにして山頂まで稜線歩き

先に山頂着したhとshigeさん、と稜線歩き中のiさん

最後尾uさん組は4ピッチ終了でロープを畳んで歩いてきました。

4/10 11:41

稜線上のjochさん組とuさん組

割と切れ落ちてます。

こちらの登り返しが要注意ポイントかな。

全員無事登攀完了ー！

八ヶ岳が綺麗に見えます。
その他にも南プスの甲斐駒や北岳、御嶽山、富士山、浅間山、金峰山や瑞牆山が見渡せます。

4/10 12:51

山頂からは斜度のある道を下り、そこから林道をゆるゆる下ります。
一般登山道はほとんど眺望が無く、ご褒美は山頂にでるまでお預け。かつ山体取りつきからはかなりの急登。修行の道だと思いました。。。

4/10 13:46

お疲れ様でした！

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

hirosio

joch さん隊に参加して、男山ダイレクトに6名3パーティで行ってまいりました。

このルートは兎に角ロケーションが最高です。取りつきからは景色が一気に開け、程よい高度感と名峰たちを背に快適な登りを楽しめます。
ちょっとアプローチが長いし登攀区間は短いのですが、眺望の良さがデメリットをカバーしてくれます。また行きたくなるルートです。

今回はshigeさんと組んでつるべで登攀。
shigeさんはアイスクライミングがメイン、雪の無い登攀は経験少ないから不安とか仰りつつも、アイスで積み重ねられたロープにまつわるあれこれを熟知されてますので、ご一緒してて何の不安もありません。お相手に対する安心感って大切だなぁとホント実感します。

また、今回6人の大所帯でしたがjochさんをはじめメンバーの皆さんスムーズに登攀、良い景色のゆるパインを楽しむことができました。ありがとうございました、またお願いします！

最後に、こちらのルートを開拓された佐藤ガイドのHPを添付します。（こちらでは3ピッチのルートとして紹介されています。我々は2ピッチめを切って合計4ピッチとしました。）
http://blog.essential-line.com/index.php?FrontPage/2011-09-04