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記録ID: 4164820
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赤城・榛名・荒船

十二ヶ岳 岩櫃山 付 岩櫃城跡見学

2022年04月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
16:00
距離
8.0km
登り
798m
下り
782m

コースタイム

日帰り
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
8:00
0
8:00
0
8:00
0
8:00
0
8:00
0
8:00
ゴール地点
天候 晴れて夏日 おまけにヒノキ花粉
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
採石場奥の十二ヶ岳駐車場は規模が大きく、20台くらいいけそうです。
岩櫃城跡駐車場もたいへん大きいので心配なし。(群馬弁で「世話無え」)
コース状況/
危険箇所等
十二ヶ岳、、整備良好。岩櫃山、、整備良好ですが岩場では油断禁物。
その他周辺情報 群馬原町にワークマンが有ります。
採石場の上部の十二ヶ岳駐車場。広いです。
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採石場の上部の十二ヶ岳駐車場。広いです。
あずまやとトイレが有ります。冬季も有るかは定かではナイ。
あずまやとトイレが有ります。冬季も有るかは定かではナイ。
ぼっとんですが紙あり。ありがたやありがたや
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ぼっとんですが紙あり。ありがたやありがたや
登山前に、上水場上部の登山口まで、山腹横巻きの林道を実走調査。気になる岩場。
登山前に、上水場上部の登山口まで、山腹横巻きの林道を実走調査。気になる岩場。
、だそうです。
舗装面の上に石ころの多い道でした。登山口の様子。
舗装面の上に石ころの多い道でした。登山口の様子。
駐車スペースは2〜3台程度、トイレ有ります。山腹の林道ですが、高低差と距離があり、林道を使った周遊コースは骨が折れそうです。
駐車スペースは2〜3台程度、トイレ有ります。山腹の林道ですが、高低差と距離があり、林道を使った周遊コースは骨が折れそうです。
調査完了、もとの登山口に戻って登ります。駐車場のすぐ上から、砂利道の林道が始まります。いちおう車両通行止めですが入れそうでした。
調査完了、もとの登山口に戻って登ります。駐車場のすぐ上から、砂利道の林道が始まります。いちおう車両通行止めですが入れそうでした。
案の定林道の奥に一台居てはりました。
案の定林道の奥に一台居てはりました。
林道赤下線だそうです。ココから山道に入って一安心。
林道赤下線だそうです。ココから山道に入って一安心。
尾根道で岩の観察。
尾根道で岩の観察。
安山岩なのかなぁ
安山岩なのかなぁ
見透かし台という展望地。
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見透かし台という展望地。
なるほど見晴らし良好。
なるほど見晴らし良好。
山頂手前ニセピークが有りました。
山頂手前ニセピークが有りました。
道を分けて、、
もうちょいで山頂。
もうちょいで山頂。
切り立っています。
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切り立っています。
山頂からは好展望。
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山頂からは好展望。
十二ヶ岳の名称の山は山梨県の富士五湖周辺にもあります。もともとは、山の神様は十二人居るとする山岳信仰から着いたそうです。十二様という呼び方でも親しまれています。十二個の山頂が有ったら大変だ。
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十二ヶ岳の名称の山は山梨県の富士五湖周辺にもあります。もともとは、山の神様は十二人居るとする山岳信仰から着いたそうです。十二様という呼び方でも親しまれています。十二個の山頂が有ったら大変だ。
十三人目の神様は山を下りて、高額の手数料で仕事をする凄腕のスナイパーとして活躍しているそうです。(ウソです。)
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十三人目の神様は山を下りて、高額の手数料で仕事をする凄腕のスナイパーとして活躍しているそうです。(ウソです。)
証拠写真の三角点
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証拠写真の三角点
2140mなら下山1時間くらいでしょうか。手持ちの地図には記載有りません。
2140mなら下山1時間くらいでしょうか。手持ちの地図には記載有りません。
寄り道して岩を見る。火山岩頸なのかな。
寄り道して岩を見る。火山岩頸なのかな。
道草食って岩を見る。
道草食って岩を見る。
駐車場に戻ってひと思案、次はどこ行こう。
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駐車場に戻ってひと思案、次はどこ行こう。
岩櫃城に来ちゃいました。
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岩櫃城に来ちゃいました。
平沢登山口。観光案内所と自販機、水洗トイレが有ります。最近のお城観光の盛り上がりはうれしいです。
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平沢登山口。観光案内所と自販機、水洗トイレが有ります。最近のお城観光の盛り上がりはうれしいです。
地図持っていないので、案内板を撮影。
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地図持っていないので、案内板を撮影。
実際歩いた後での印象は、お城の遺構を見るために本丸までは尾根通りのコースがお手頃。岩櫃山頂までは、本丸から沢通りを歩いた方が無難。山頂付近でイヤでも岩場が待って居ますので、尾根通しは疲れるだけかと。赤岩分岐から先の尾根筋は危なくてシャレになっていませんでした。
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実際歩いた後での印象は、お城の遺構を見るために本丸までは尾根通りのコースがお手頃。岩櫃山頂までは、本丸から沢通りを歩いた方が無難。山頂付近でイヤでも岩場が待って居ますので、尾根通しは疲れるだけかと。赤岩分岐から先の尾根筋は危なくてシャレになっていませんでした。
観光案内所に気になる看板。
観光案内所に気になる看板。
研いでみてえー
気を取り直して登山口
気を取り直して登山口
杖の貸し出しが有りますが、軽い杖ばかりです。自顕流には向いていません。
杖の貸し出しが有りますが、軽い杖ばかりです。自顕流には向いていません。
尾根通しを行けばすぐに城の遺構。
尾根通しを行けばすぐに城の遺構。
堀底みたいに狭められた登城みちを正面の中の丸から撃つ構え。
堀底みたいに狭められた登城みちを正面の中の丸から撃つ構え。
迂回すれば竪堀に入り込むことになる。
迂回すれば竪堀に入り込むことになる。
中の丸は削平がゆるい。
中の丸は削平がゆるい。
どうもこの城は導線を堀に嵌めるところが多いですね。奥の横堀は通行止めでした。
どうもこの城は導線を堀に嵌めるところが多いですね。奥の横堀は通行止めでした。
南麓からの登城ルート
南麓からの登城ルート
右上が主郭へ行くルート。
右上が主郭へ行くルート。
横堀通行止め
竪堀の中を攻撃する陣地。
竪堀の中を攻撃する陣地。
木立で見えにくいですが、正面から撃たれる。
木立で見えにくいですが、正面から撃たれる。
主郭周辺は遺構面を見やすく刈り払ってある。
主郭周辺は遺構面を見やすく刈り払ってある。
主郭の南面は段築と竪堀と横堀を組み合わせた構造。
主郭の南面は段築と竪堀と横堀を組み合わせた構造。
横に逃げても登れるところが無い。
横に逃げても登れるところが無い。
竪堀の堀底を行くと、段築の上から攻撃される。
竪堀の堀底を行くと、段築の上から攻撃される。
左上の主郭からも攻撃される。
左上の主郭からも攻撃される。
岩櫃城の見どころの一つ。
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岩櫃城の見どころの一つ。
テレビのお城番組で、千田先生がヒーヒー言いながら悦んでいた場所です。
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テレビのお城番組で、千田先生がヒーヒー言いながら悦んでいた場所です。
塹壕状にしてある段築。
塹壕状にしてある段築。
城好きの人たちも感心しきりの御様子。
城好きの人たちも感心しきりの御様子。
刈り払っていない部分を見ると、伝わるものが違うのが良く解る。
刈り払っていない部分を見ると、伝わるものが違うのが良く解る。
主郭を観察。
主郭手前の堀を観察。
主郭手前の堀を観察。
伝、二の丸。
主郭登り口。
名残り惜しむように堀の観察。
名残り惜しむように堀の観察。
主郭は二段構成でした。
主郭は二段構成でした。
主郭から竪堀を見る。
主郭から竪堀を見る。
段築から横堀を見る。
段築から横堀を見る。
波打つような段築部分の構成。
波打つような段築部分の構成。
皆様も御一緒にどうぞ。
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皆様も御一緒にどうぞ。
北側の堀残し土塁と段築の連結。
北側の堀残し土塁と段築の連結。
北面の防御だけではなくて、風よけの意味もあったはず。
北面の防御だけではなくて、風よけの意味もあったはず。
枡形の状況
主郭の北側を観察。南面ほどの加工はしていない様子。
主郭の北側を観察。南面ほどの加工はしていない様子。
主郭より尾根伝いは険しさが増します。
主郭より尾根伝いは険しさが増します。
角礫凝灰岩
線上にずれた陥没跡、横堀に見えてしまう。
線上にずれた陥没跡、横堀に見えてしまう。
陥没も井戸跡に見えてしまう。
陥没も井戸跡に見えてしまう。
とにかく、、
岩が、、
増えてきます。
岩角にスミレ。
赤岩分岐から先、尾根通りは危険度を増します。
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赤岩分岐から先、尾根通りは危険度を増します。
鎖が付いていないので、諦めて分岐に戻り、沢通りコースへ変更。
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鎖が付いていないので、諦めて分岐に戻り、沢通りコースへ変更。
奇岩の迷路のような楽しいコースでした。
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奇岩の迷路のような楽しいコースでした。
流水の音。
城の水の手として利用していたのでしょうか。
城の水の手として利用していたのでしょうか。
やっとのことで九合目、山頂はまだ先でした。
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やっとのことで九合目、山頂はまだ先でした。
岩はもう腹いっぱい
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岩はもう腹いっぱい
とんがった山頂でした。鎖場あります。
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とんがった山頂でした。鎖場あります。
岩陰遺跡を探して、その名も濃ゆい、密岩通りに踏み込みました。
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岩陰遺跡を探して、その名も濃ゆい、密岩通りに踏み込みました。
この先、あんまり険しいのでやる気消沈、退却しました。小池百合子さんの言う通り、密を避けます。
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この先、あんまり険しいのでやる気消沈、退却しました。小池百合子さんの言う通り、密を避けます。
すごすご沢通りを下山。
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すごすご沢通りを下山。
岩で狭められた通路を槍一本で防戦しようとの事でしょうか。最後は山岳戦で抵抗する根性がすごい。
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岩で狭められた通路を槍一本で防戦しようとの事でしょうか。最後は山岳戦で抵抗する根性がすごい。
無難な道を下山します。
無難な道を下山します。
山肌の地形を見て、つくづく思います。山城の堀などの構築物は自然地形を真似たもので、体験的に習得されたんだろう。南北朝時代の悪党と言われた武士団が偲ばれます。
山肌の地形を見て、つくづく思います。山城の堀などの構築物は自然地形を真似たもので、体験的に習得されたんだろう。南北朝時代の悪党と言われた武士団が偲ばれます。
真に無難な沢通りコース。
真に無難な沢通りコース。
それでも明らかな城道の加工跡などあります。
それでも明らかな城道の加工跡などあります。
登山口に帰ってきて、、
登山口に帰ってきて、、
振り返れば削平地が有ります。
振り返れば削平地が有ります。
観光案内所に展示された、航空レーザー測量に基づいた、赤色立体地形図。樹林におおわれた遺構も一目瞭然。
観光案内所に展示された、航空レーザー測量に基づいた、赤色立体地形図。樹林におおわれた遺構も一目瞭然。
ただ、削平地の見方としては、後世の田畑の耕作による加工跡と区別するために、発掘結果などを踏まえて慎重に見るべきなのではないでしょうか。千田センセはロマンチストだから、拡大妄想的に盛り上がっちゃう方だとお見受けいたします。
ただ、削平地の見方としては、後世の田畑の耕作による加工跡と区別するために、発掘結果などを踏まえて慎重に見るべきなのではないでしょうか。千田センセはロマンチストだから、拡大妄想的に盛り上がっちゃう方だとお見受けいたします。

装備

個人装備
地下足袋
共同装備
エンジン
備考 行き当たりばったり

感想

同じ上州の山でも、十二ヶ岳と岩櫃山では岩が違う山でした。

十二ヶ岳は、信仰の山でも、里の人に親しまれた山といった印象です。

岩櫃山は、凝灰岩あり、城跡の歴史ロマンありで、一粒で二度おいしい、特徴豊かな名山でした。

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