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Yamareco

記録ID: 416515
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山滑走
甲信越

平標山(ヤカイ沢)

2014年03月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
10.7km
登り
1,033m
下り
1,028m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:15駐車場-9:16平標山山頂-10:44駐車場
天候 快晴
山頂付近のみ弱風、それ以外は微風・無風
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・三国小学校近くの国道脇に駐車。5:50頃到着時で既に5台ほど先客が。到着時の気温-6℃。帰り(11時頃)には路駐も。帰りの気温約7℃。
・月夜野ICからのR17は早朝でも凍結は見られず。帰りは乾燥路。
コース状況/
危険箇所等
・R17の駐車スペースから三国小学校脇の林道に入り、しばらくは別荘地内を歩く。この日は路面が凍結していた。スキーはシールを付けて氷の上を歩くことができたが、氷は薄く、このまま積雪がなくなればアスファルト路を歩くことになりそう。10分くらいで除雪最終地点となり雪道が現れる。ここから山頂まで積雪は豊富。
・雪質は春の雪らしく目まぐるしく変わる。ヤカイ沢にいる間は早朝だったせいもあるだろうが、少し堅い程度の雪だった。稜線から降りたばかりのあたりは日差しが当たらないためか、サラサラの比較的良い雪質だった。稜線に上がる直前と、上がってからが試練で、カチカチの氷が所々にありシール登高の限界の箇所が見られた。ストックを雪面に置いても全然刺さらない箇所多数。但し、早朝を外せば緩んで歩き易いかもしれない。稜線に上がってから山頂までは、サラサラの雪も見られたが、この日は基本的にカチカチの雪〜氷が支配的。
・登山者は登りでは早朝だったためもあってあまり見掛けなかったが、下りでは多く見られた。30名ほどか。ほぼ全ての人がスキーかスノーボードを持っていた。
藪を抜けたところ
2014年03月16日 07:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/16 7:09
藪を抜けたところ
急傾斜だがスキー+シールで登る
2014年03月16日 08:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/16 8:02
急傾斜だがスキー+シールで登る
ぶながいい感じ
2014年03月16日 08:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/16 8:02
ぶながいい感じ
厄介なカチカチの雪面
2014年03月16日 08:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 8:55
厄介なカチカチの雪面
山頂方向
2014年03月16日 09:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 9:06
山頂方向
平標山山頂。案内版が割れている。
2014年03月16日 09:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 9:17
平標山山頂。案内版が割れている。
谷川岳方向
2014年03月16日 09:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 9:18
谷川岳方向
西ゼン方向。ここを滑る日は来るのだろうか。
2014年03月16日 09:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 9:18
西ゼン方向。ここを滑る日は来るのだろうか。
分かり易い苗場山
2014年03月16日 09:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 9:18
分かり易い苗場山
ヤカイ沢上部は開けている
2014年03月16日 10:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 10:01
ヤカイ沢上部は開けている
雪質は良さそうに見えるのだが、基本的に滑らない。気を抜くとつんのめる。
2014年03月16日 10:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 10:01
雪質は良さそうに見えるのだが、基本的に滑らない。気を抜くとつんのめる。
だいぶ降りてきたところ。この後は藪ジャングル。
2014年03月16日 10:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/16 10:05
だいぶ降りてきたところ。この後は藪ジャングル。

感想

約1ヶ月ぶりの山行、約1ヶ月ぶりのスキー。仕事が忙しかったり海外出張があったりで、体調も体重も万全とは言い難いが、午前中なら天気が良さそうなのを見て出掛けた。

6時前、少し明るくなった時間に国道脇の駐車スペースに到着。既に5台ほど先客がいて準備をしていた。今日は午後から崩れるのを知って早めの出発にした人もいるに違いない。ザックを背負い、少しだけアスファルトの上を歩いたら後はスキーを履くことができた。但し、アスファルトの上にあるのは硬い氷だった。10分ほど別荘地内を歩き、除雪終了点まで来ると、例年同様に斜面のトラバースから本格的な歩行が始まる。雪が硬いと緊張を強いられるが今年は柔らかく何事もなく通過。林道を少し歩きヤカイ沢方面に入る。雪質は硬く締まっていて、つぼ足でも歩けそうなくらい。周りに人が見当たらないのでペースが速いのか遅いのかよく分からないが、自分としては悪くないペースで進む。風はほとんどなく、寒さもほとんど感じない。グローブは早々にアウターのみに切り替えた。

積雪期にスキーでここを訪れるのは3度目だが、毎回斜面が急になってクトーが要るなあと思った時には遅くて、何とか乗り切るか、斜面で恐る恐るクトーを装着するのだが、今年は前者になってしまった。と言うよりも、雪質が比較的良い箇所が多くて、スキー+シールで緊張を強いられる場面が圧倒的に少なかったためだ。今年は山頂までシールのみで行けるかと思ったところ、傾斜地を上がりきり稜線に上がるあたりのところで氷化した斜面が現れた。シールが全然食い付かないので登れず、さっさと諦めてアイゼン歩行に切り替えた。5分ほどで傾斜が緩みシールで歩けるようになったので再度シール歩行に戻したが、これは大失敗だった。稜線に登り切ったあたりは雪質も良くてシールもグリップしたのだが、その後すぐにまた氷化した斜面が現れてシールが効かなくなった。傾斜が緩いからダマシダマシで歩けるが、余計な力と余計な時間を消費してしまう。また、ここは山頂方面が見えてから実際に山頂に着くまでが実に長い。山頂直下まで近付くと、例年どおり風の通り道があり雪が一部だけサラサラになっていた。が、それは本当に例外で、稜線は今日はほとんど氷に近い雪だった。

3時間を少しオーバーして山頂に到着。春らしく少し霞んでいるものの、谷川岳方向やお隣の苗場山などがよく見えた。来て良かった。山頂で写真を撮り滑る準備をしてそそくさと出発。1時間くらい時間を潰して雪が緩むのを待つのが得策なのだろうが、午後からの天気が気になったので山頂滞在時間は15分ほどで下山開始。滑り始めると、案の定ガリガリの斜面ばかり。音ばかりうるさくて、気を抜くとどこかに飛ばされそう。登りの登山者を避けながら来た道を降りていく。登りでサラサラだった稜線直下付近はまだ雪が腐らずに残っていて、このあたりは比較的快適に滑れた。が、その下は、見掛けは良いのだが全然滑らない雪で、何度か足下をすくわれ転倒する。完全に緩んだザラメならいいのだろうが、モナカ雪にようになっていて全く滑れたものではなかった。

這々の体で林道着。あとは消化試合なので怪我のみに注意して林道を滑ったり歩き駐車場に戻る。朝はまだ空きのあった駐車場だが、帰りの時点では路駐が出るくらいの盛況ぶりだった。

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