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Yamareco

記録ID: 417836
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ハイキング
東海

徳間峠〜高ドッキョウ〜樽峠〜平治の段手前で敗退

2014年03月16日(日) [日帰り]
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GPS
06:01
距離
8.8km
登り
1,021m
下り
958m

コースタイム

徳間峠登山口手前0740-0800
徳間峠登山口 0809-17
二股 0841
徳間峠 0909-17
913mP 0937
高ドッキョウ 1027-40
樽峠西Co830P 1127-34
樽峠 1204
平治の段西Co900m付近1250引き返す
樽峠東 1300-05
樽峠北林道交差点1326
Co540m 1347-53
樽峠登山口 1401
天候 晴れ。気温高め
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
徳間峠登山口の200m手間で倒木のため車入れず。橋のさらに100m程下
(登山口まで500m位)のスペースに駐車。(三台分)
樽峠登山口からはタクシーで戻る。(迎車込3300円位)
徳間までは南部町営バス有り。日祝運休。
コース状況/
危険箇所等
両登山口付近は共に倒木があるが、問題にはならない。
徳間峠の前後にロープ場が数ヶ所ある。
稜線上、積雪は最大15cmほど、これもあまり問題にならない。
樽峠登山口は5台ほど駐めれそう。
樽峠や樽峠登山口では、中部横断道工事のためか、携帯通じる(au)。
徳間峠〜田代峠間の赤岳あたり。かなり白い
徳間峠〜田代峠間の赤岳あたり。かなり白い
登山口200m位手前で倒木。路面も悪い。
登山口200m位手前で倒木。路面も悪い。
杉林を進む
Co.560m二股下の滝
Co.560m二股は、両門のナメ滝になっています
Co.560m二股は、両門のナメ滝になっています
雪が積もったら通りたくない
雪が積もったら通りたくない
徳間峠にて
徳間峠すぐ上のミニキレット
徳間峠すぐ上のミニキレット
安倍東山稜南部は雲の中
安倍東山稜南部は雲の中
安倍東山稜北部は見えています
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安倍東山稜北部は見えています
高ドッキョウにつきまして、富士山です
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高ドッキョウにつきまして、富士山です
富士山をみながら、ほど良い積雪上を快適に下る。
富士山をみながら、ほど良い積雪上を快適に下る。
南側の展望
このころ、体調悪化
このころ、体調悪化
樽峠にて
展望を楽しむ余裕は全くなし
展望を楽しむ余裕は全くなし
この、あと一息が歩けなかった。
ここと平治の段の中間あたりまで、20分かかり、そこで撤退
この、あと一息が歩けなかった。
ここと平治の段の中間あたりまで、20分かかり、そこで撤退
倒木上の花芽です。倒れてもなお飛散させる執念なのか、倒れたからこそ最後の力で飛散させるのか?
倒木上の花芽です。倒れてもなお飛散させる執念なのか、倒れたからこそ最後の力で飛散させるのか?
樽峠登山口

感想

当初はもっと西の田代峠〜青笹〜徳間峠間を考えていた。
しかし、前日の山行記録を見たところ、塔ノ岳の中腹あたりでも結構積雪があるようだ。
青笹と田代峠間は危険箇所があって、しかもその部分は往復で通ることを考え、
急遽、徳間峠の東側県境をなぞるコースに変更した。
徳間峠から東行として平治の段で県境から離れ、貫ヶ岳を踏んで中沢へ下山。
余力が有ればさらに白鳥山という計画だが、多分そこまでは無理だろう。
杉花粉がずいぶん飛びそうだが、南西寄りの風のはずだから、
場所的にはまだましな方だろうと、楽観というか、希望的観測をする。

富小前0712発徳間行バスを利用する予定。
時間に余裕有れば西行公園に駐車で15分ほど歩く。
厳しければ道の駅とみざわに駐車の二案を用意してあった。
が、ちと下痢気味のためやや遅れ、第二案。
で、道の駅から徒歩3分ほどの富小前のバス停に行くと、「日曜は運休」表示。
ああ、そう言えば...

実は、日曜運休は以前確認していたのであるが、私は日曜の山行は少なく、
多くが土曜であることから頭から消えており、今回は計画を直前に変更したこともあり、
思い出さなかった。
バスが無ければ代わりにタクシーを使うか?。しかし、下山後にどのみちタクシーを
使う可能性が高いので、いっそのこと車で登山口まで入ることにした。
西行公園駐車だとそうも行かないから、遅れたのが結果として良かったことになる。
「禍福はあざなえる縄のごとし」等とつぶやきながら、徳間峠登山口へ。
登山口200m手前で倒木があり、さらに300m位戻って駐車。
すぐの橋から見えるのは徳間峠〜田代峠間の赤岳あたりだろうか。かなり白く見える。
登山口を過ぎると、所々に2月の雪による真新しい倒木がある。間もなく徒渉。
いきなり靴は濡らしたくないし、山らしい山は昨年9月以来なので、なかなか踏ん切りが
付かずに手間取る。
そこから左岸側の斜面に絡んで登るのだが、とても急。
標高560mの二股付近で右岸に渡ってからは尾根沿いになるが、一箇所急斜面の横断
(ロープ)もあった。徳間峠までは雪はほとんどなし。
徳間峠で北側の稜線にも明瞭な踏跡があることを確認して、高ドッキョウへ向かう。
積雪が少しづつ増え、前日のものと思われる足跡がある。雪が案外きれいなので、
13日(静岡あたりの気温は高かったはず)もこのあたりは雪だったのだろう。
ミニキレット状の所もあり、雪が多量に積もったら通りたくないが、問題なし。
振り返ると安倍東山稜南部は雲に覆われている。変更して幸いだったか。
高ドッキョウに着くと、単独の方がいた。西側富士山が大きく見えるが、
東側は見えない。
下りは積雪10〜15cmほどの所が多く、快適。しかし、この「快適に」下って
いたのが実は負担になっていたのか。雪が少なくなり、ぬかるみ主体の
急なところで、バランスを崩しかけ、危うく立ち直った瞬間に足が攣る。
そして、こむらがえりが回復したあとも、なぜかペースががっくりと落ちる。
体を僅かでも冷やすとたちまり足がつりそうになるので、普段と違って暑いくらいの
格好で歩く。樽峠手前で休憩してスポーツドリンクを摂っても回復しない。
そこから樽峠までの500mは休みながらとなり、30分もかかった。

樽峠では山行を打ちきって下山するかずいぶん迷った。
進んだ所で、昨年2月に田貫湖から歩いた稲子駅まではつながらないため、
どのみちもう一度、この南部町に来る必要があるのだし。
が、行けるところまで、ということで、もう少し進んでみることにした。
しかし、結局標高900m付近、平治の段まで距離わずか200m位の所でついに
あきらめる。常時筋肉痛の状態となり。まるで悪夢のように足が前に出ず、
一歩たりとも進めなくなったのである。

同様の経験が過去一度だけある。2001年の秋、羊蹄山の山頂200m手前で
引き返した。この後、普通の水を止め、スポーツドリンク主体にしてからは、
時に足がつることはあっても進めなくなるようなことはなかったのだが...。
あるいは、現在職場に異常なほど蔓延しているインフルエンザにかかったの
だろうか?、などとも思った。

ともあれ、樽峠まで戻って下山するしかない。幸い、携帯が通じたので、
樽峠登山口から駐車場所までのタクシーを予約できた。
十分に余裕を見て1時間半後としたが、さらに塩分を補給したのが効いたか、
幸いに1時間ほどでついた。
登山口あたりでは、杉花粉が時に狼煙をあげたかのように飛散するのが目視できたが、
その後しばらくはそれほど問題はなかった。
しかし、なぜか、家に入った途端に花粉症の症状が出現。
そして、生まれてこのかたもっともひどい筋肉痛.....。
---
久しぶりの山らしい山(といっても低山だが)でということもあるが、
決定的は敗因は、結局塩分不足とみるしかない。
朝登山開始前に下痢だったし、下痢の時は大量発汗よりも多くの電解質が
失われるということらしいから。

おしまい

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