モッチョム岳
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- GPS
- 05:45
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 977m
- 下り
- 1,189m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3kmで1,000m登る終始勾配のキツいコースです さらに暖かく湿気の多い時期はヒルがでます 上から落ちてくることはないとのことなので、ゲイターを履いて、駆除スプレーをかければ大丈夫かと思います(動いていた方がヒルは寄って来ないので、急登でキツいですが、休憩はあまりしない方がいいと思います。休憩してもリュックを下ろすのは厳禁) 私が登った日は、それほど暑くなかったので、ヒルはいませんでした |
写真
装備
個人装備 |
アクエリアス500ml
水500mm
エナジーバー2個
スティックバームクーヘン
ミックストレイル
キャップ
長袖シャツ
雨具(上下)
長パンツ
コンプレッションタイツ
靴(スポルティバ)
靴下
ザック(Exped;ライトニング45L)
ストック
グローブ
ゲイター
タオル
ヒル避けスプレー
AppleWatch
iPhone
モバイルバッテリー
GoPro
ドローン(DJI_Mini2)
眼鏡予備
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感想
2回目の屋久島,今回はより屋久島の神髄を探るべく,マイナーなルートを辿ることにしました。
出発口は,大川の滝,島全体から見ると宮之浦港のほぼ反対側に位置しているので,向かうのにも結構な時間がかかる。と言うことで,登山口付近のキャンプ場で前泊することに。となると,ただ行くだけではもったいない。せっかくなので,どこか登ってから向かおうと検討し,モッチョム岳に登ってきました。
切り立った崖のような山容を見て,かっこいいなぁと単純に決めましたが,どうやらこの山,標高900mほどであるにもかかわらず,難易度の高い山らしく,ここを登れば,屋久島の山は問題なく登れるらしいです。
朝8時,モッチョムの後,宮之浦三座縦走を経て,4日後に宿に戻るつもりなので,余計な荷物は宿に預けて路線バスにて出発。途中,OD缶を購入するため(前日に空港付近で購入しようとしたものの売り切れ),安房で途中下車し,再乗車。
登山口に最寄りの集落に着きましたが,なにせ4日分の荷物。急登を登るには負担になるなぁと思い,ダメ元で地元の民宿に荷物を預かってくれないか電話すると,“いいですよ”とのこと。今回お世話になった宿もそうですが,屋久島の方は本当に親切で,こういった協力がなければ,とても長丁場の山行をこなすことはできなかったと思います。
午前10時15分に登山口を出発。噂に違わぬいきなりの急登。おまけにヒルが出ると聞いていたので,休憩することなく一気に尾根まで登り切ります。歩くこと1時間弱,尾根に出ると同時にいきなり万代杉が出迎えてくれました。さすが屋久杉,迫力が違います。しばし,見とれながら,今度は尾根沿いを進みます。
尾根まで出れば,少しは落ち着くかと思いきやここからが本番。細かいアップダウンを繰り返し,ロープが下がっている箇所もあり,時に手を使って進んでいきます。さらに,山頂よりも高いピーク!?を一旦登り70mほど下って,30mほど登り返すという試練が。
最後は,ロープを使って岩をよじ登り12時半過ぎにモッチョム岳到着。距離的には3kmほどですが,1,000m近く登らされました。キツい訳だ。
山頂からは,海岸線がきれいに見えて,山側がガスってましたが,付近の山肌は,屋久島特有の壁のような石灰岩が大きく開けています。昼食を食べて,30分ほどボーとしていましたが,バスの時間もあるので,あわてて下山。
そもそも登山口からバス停までも40分くらいはかかるぞ!おまけに民宿に預けた荷物の受け渡しなどもろもろ考えたら,それほど時間ないなぁと思いながら,どんどん下り,午後4時半前に無事にバス乗車。あ,登山口からすぐのところに,千尋の滝と言う滝があって,絶景でした。
前泊のキャンプ場では,近くの集落のスーパー(と言っても1kmほど歩きますが)で総菜とワンカップの三岳を買って,晩酌←スーパーの親父が着ていた「カメハメ波を出せます」とプリントされたTシャツが気になった。
海抜ゼロからの登山に向けてのいい試金石になりました。
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