伏美岳

- GPS
- 30:14
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,457m
コースタイム
2日目 4:04キャンプ地点ー8:16 伏美岳8:26ー10:48テント撤収12:13ー14:41林道入り口
| 天候 | 1日目 快晴 2日目 濃霧のち雪 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
トムラウシ沢林道分岐までは、乾燥路面。 林道のゲートは開いていますが、除雪はありません。一部路面が出ているところもありましたが、多いところで40センチ以上の積雪が残っていました。 溪谷橋から先は積雪も増え、全部が溶けるには1月以上かかりそうです。 林道に、目立った崩壊・崩落はありませんでした。 |
写真
感想
コツコツと準備してきた冬山テント泊を実践してきました。
初日は春の晴天に恵まれ、最高の一日。
暖かい陽射しを浴びて、沢音を聞きながら歩く林道は、装備の重さも気にならない程に気持ちの良いものでした。
懸念していた夜の寒さもなく、厳冬期用シュラフでは暑すぎて上半身を出して寝てました。
起きたら満天の星空を見上げて(ムニャムニャ)…稜線からは朝日に染まるモルゲンロートを眺め(グーグー)…山頂から日高の美しい山並みを見ながら妙敷山へ足を伸ばし(スースー)…と、いい夢を見ながら熟睡して…。
2時に起きたら、夢も希望も吹き飛ぶ濃い霧の中。
こんな日は山に入らないのだろうけど、もう入っちゃってるのでヘッドライト点けて出発。
昼間溶けた雪が、カリカリに固まって、斜度のある所では登りでも恐怖を感じるほどの最悪の雪質。
帰りの滑りが恐ろしかったが、二人ともあえて口には出さずに意地になって4時間かけて登頂。
迎えてくれたのは山頂標識のみでした。
ここから恐怖の滑降です。
はじめシールを付けたまま滑るが、かえってエッジが利かず危険だったので、急斜面で樹を体の支えにしてシールを外し、あとはよく覚えてないけど横滑りとキックターンを駆使して生還しました。
テント撤収も手際が悪く、凍てついた荷物のパッキングに手こずり、散々でした。
また、20垓瓩を背負ってのターンはバランスがとても難しく、無数の痣と全身の筋肉痛と共にへとへとになって下山。
帰りの林道では、精根尽き果てて「しばらく山はいいや」と思って歩いていたのに……今ではまた山に行きたいと思わせる、楽しい思い出になりました。
山って不思議ですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
masatom
yurine









テン泊で伏美岳とは攻めましたね!
土曜日はいい天気だったのに、日曜はひどい天気で残念でした。
せっかく重い荷物担いで行ったのに・・・。
各地で熊の出没情報が出てきてますが、ここの林道には足跡はなかったですか?
土曜日に早出しての日帰りがベストだったんでしょうね…。
でも、初テント泊が経験できて良しとします。
昨年のyahさん達のレコを見ていたので、熊には十分警戒しながら歩きました。
古いスノーシューの跡がいちいちクマの足跡に見えてはビビってました。
幸い、足跡などの形跡は全く見当たりませんでしたよ。
時間たってますけど、ご苦労様でした。
> 急斜面で樹を体の支えにしてシールを外し
私も先月初めてシール登高してその状況になって大変さが身にしみました。
嫁さんも登ってくれるなんてなんていい夫婦なんでしょうと、羨ましい限りです
遠いところからのコメント、ありがとうございました。
北海道にも、来られていたんですね
なかなか楽しそうな事されているようで…あとでゆっくり見させていただきますね
次のニセコ計画1月末2月初めを練ってたところ、
ニセコお気に入りで「hosshii, yurine」さんのログから「yurine」さんの全地図を見てて、先輩が御逝去されたのを思い出して御両親が住む帯広をレンタカーで尋ねるかどうかを悩んでまして、、、
で、帯広近くの地図をクリックしたところ、「また」こちらに戻って来た次第です。
ニセコからは300キロ以上離れてるんですよね。
あ、道東自動車道がある!2月の峠越えかぁー
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する