花咲き競う三浦半島横断 塚山〜大楠山〜秋谷
- GPS
- 05:02
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 364m
- 下り
- 380m
コースタイム
6:30 塚山公園(撮影のため大休止。園内ウロウロ)
7:10 塚山公園の三浦按針墓所裏発
7:20 車道に出る
7:40 本円寺南西の運動公園でトイレ休憩
7:45 出発
7:50 大楠山登山口バス停で撮りバス休憩
7:58 出発
8:15 阿部倉温泉下の登山道入口通過・平作川源流部に入る
8:45 大楠山頂着(撮影のため大休止)
9:15 出発
9:20 大楠平着(撮影のため大休止)
9:50 出発
10:23 鞍部からの登り返しが終わったところで休憩
10:25 出発
10:36 前田川の橋通過(登山道終了)
10:50 前田橋バス停通過
10:58 前田川河口=秋谷海岸着。海岸で撮影しつつ前進
11:15 秋谷の立石到着。一連の行程終了。
11:31 逗子行きバス乗車。
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは立石バス停から京急バスでJR逗子または京急新逗子へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★何か所か、道標不足のため非常に分かりづらいところがあります。 *塚山公園から大楠山方面へ向かう場合、三浦按針墓所の真裏に石畳の道の入口あり。まず按針墓所右側の階段を下った後、目の前に見える「富士見台」登り口には進まずに左折し少々歩くと、大楠山方面への道標があります。 *三浦按針墓所の裏からしばらく滑りやすい登山道を下りて行くと、二又に分かれているところがありますが、左側の明らかに太い道を下ります。クネクネの階段道を下ると車道に出ます。車道に出たあとは右折し、すぐ左側に見える地下道には入らず直進。やがて突き当たりを右に行き、少々歩いて行きますと左に折れる細い道があり、小さな橋を渡ります。こうしてようやく太い道に出ます。地図に正確なルートを打ち込んでおきましたので、拡大してご参照下さい。 *阿部倉温泉から大楠山へ、平作川の源流部を遡って行き、きつい階段が終わると「頂上まであと600m」と記された看板があり、その先で二又に分かれていますが、どちらを行っても再び合流します。右折・急登コースはゴルフ場と付き合う距離が長くなるため、直進コースの方が良いかな、と思います。 ★登山道は三浦半島特有の凝灰岩の上にあります。雨のあと乾ききるまでは、粘土がかった岩の表面が露出しているところはヌルヌル・ツルツルとイヤな感じになっており、非常に滑りやすいので注意。ストック持ってくれば良かった……。 ★トイレは安針塚駅・塚山公園・広円寺前の運動公園・阿部倉温泉下の登山口・大楠山と大楠平・前田橋の近くにあり。途中コンビニが大楠山登山口バス停(阿部倉コース入口)にあり。 |
写真
感想
スギ・ヒノキ花粉症の人間にとって、春は非常にツラい季節。せっかく辺り一面淡い色に染まるというのに、出来れば外に出たくないという気分を強いられるからです。
しかし、最近ぼちぼち健康維持のために山歩きを再開してみると、この時期しばらく山から離れることによって、逆に体中がナマってダルくなることの不愉快さがふつふつと……(汗)。
そこで、そろそろ花粉の超ピークを過ぎたかな、という頃合いを見計らって、なるべく花粉の一大産地から遠いところを脚力再建を兼ねてのんびり歩いてみようかと思いました。選んだのは三浦半島の最高峰・大楠山!
まずは、ガンガン飛ばす赤い京急の優等列車が無視する小駅・安針塚にて下車した後は、如何にも横須賀〜な谷戸の街並みを経て塚山公園へ。散り始めた桜の見事な折り重なりと港ヨコスカの組み合わせがなかなか良い……! 早朝だけに花見の喧噪もなく、実にまったりと起伏を越えて行きます。
その後は、横浜横須賀道路及びそのアプローチ路のゴツい雰囲気に「あ〜目障り」と思いつつも、淡々と谷戸の街並みを経て阿部倉温泉へ。これからが登りの本番ということで、温泉に入らないのは残念!と思いつつ大楠山に向かいますと、まさにこれから緑が萌えようとしている沢沿いの道の雰囲気が上々〜。丹沢を登り慣れた人間にとっては大して苦もなく大楠山に到着し、大雨の後でも健気に咲き残る山桜と菜の花の絨毯を楽しみました。
ここから先は衣笠山公園に行って桜を、という選択もありますが、時間的にそろそろ花見客が押しかけ始める頃だろうということで避け、あくまで静けさを求めて秋谷に下ることに。春色の里山の小径をチンタラ歩く楽しみのあとは、海の幸の匂い漂う街並みを抜けて、名勝・秋谷の立石でゴールインとしました。ここは冬の夕暮れが絶賛されるところですが、春の真昼の風情もまたいとをかしというものでしょう。
20代〜30代前半のころ、バックパッカー崩れの単独行者としてテント泊山行などをやっていた頃は、三浦半島なんて低くてツマンネ……なんて思っていたものです。しかし、そんな青い自分が正直恥ずかしくなるほどの春色萌える低山行に気分上々♪となったのは、自分自身が四十路のオッサンと化したためなのでしょう (笑)。
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