鉾立駐車場から鳥海山新山往復
- GPS
- 06:44
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,375m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:30
天候 | 快晴 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が消えていて夏道や藪が出ている箇所があり、スキーの場合は板を外して歩く必要があった。雪質は全般的にざらめだが、数日まえの新雪を被ったところもあった。新雪箇所はストップスノーで滑りづらかったが、ざらめは快適。 |
写真
感想
鉾立の駐車場には8:19に到着。ゲートはこの時期8時からしか開かないのでその前でしばらく待機し8時の開門と同時に移動してこの時間の到着だった。スキーブーツ以外の支度は全て済ませてきたので僅かな時間で出発準備完了。8:30に行動開始。駐車場から道路を渡りすぐスキー板を履けたが、雪は展望台まで。その先は雪切れ。手に板を持ってしばらく歩きようやく雪が繋がった。鉾立の駐車場に至るまで、路肩に多くのクルマが駐まっていたが、その理由が分かった気がした。恐らくこの駐車場からはスキーでの往復の際スキーの付け外しが多く、それをしたくないのだろう。手にスキーを持って泥道を歩いた後であればその気持ちはよく分かった。雪が繋がると夏道を行くZさんと自分は別コースを行くことに。スキーを担いで夏道を行っても良いのだが、どれほどスキーが使えるか分からず、回り道になって距離が増えても確実にスキーが使えるところを歩きたかった。Zさんとは御浜小屋で落ち合うことにして別行動に。天気快晴でほぼ無風なので、別行動でも特に問題はないだろう。
雪が繋がってからは快適なシール登高となった。既に藪は目立ち始めているが、スキーを使う上で特に問題になりそうな斜面はなかった。天気が良く風が弱いので、日照と照り返しがありとても暑い。今日は好天予報のうえ高温予報だったので、歩き出しからジャケット類は着ずにリュックに入れていた。福浦口のコースと交わるあたりまで上がると更に登山者スキーヤーが増えた。今日は連休最終日で好天予報なので、とにかく人の姿は多い。5月の鳥海山は何度も訪れているが、その中でも今日は人出は最も多いと思った。途中途中携帯の電波が入るところでZさんと連絡を取りつつ進む。遠回りした分自分のほうが遅くなりそう。御浜小屋が遠くに見え、大回りしてそこに至るとやはりZさんが早着していた。10:14に到着。Zさんは5分ほど先に着いていたらしい。登りではペースが遅いことが多いが、今日は逆だった。御浜小屋でしばし休憩。ここからは鳥海湖が見えるが、5月のこの時期はやはりまだ雪の平原だった。休憩中寒さを感じたので、ここでジャケットを羽織り行動再開。少し登った後シールのまま下り、七五三掛けに向けて登る。七五三掛けから千蛇谷への下降点は、夏道が露出していて、スキーでの行動は不可能だった。シートラーゲンに切り替えて進み、千蛇谷へ無事到着。ここまでもそうだったのだが、谷の中にもやはり新雪があり、その新雪はかなり湿気ていた。滑りづらそうな雪質に見えたし、実際に下ってくるスキーヤーを見ると手こずっているように見えた。今日は滑りに関してはあまり快適ではなさそうだった。それでも快晴の天気の下千蛇谷をスキーで登高する。この谷はスキー向けの緩斜面で、何度も来ているが何度も来たくなるところだ。谷に降りると風が弱まるか全くなくなることが多かったと思うが、今日は微風が吹いていてオーバーヒートを防いでくれた。
谷を詰めつつ先に進む。この時期の鳥海ブルーラインは17時にゲートが閉まるので、それまでには下山してクルマで移動しなければならない。Zさんはつぼ足登山なのでスキーに比べ下りが遅く、13時をめどに下山開始する予定で出発していた。しかし案外今日のZさんは足が速く快調で、その時間までには山頂新山まで到達できそうだった。千蛇谷の最後は少し傾斜がきつくなるが、今日に限っては雪が緩んでいたため特に問題なく上がれた。12:30に無事新山到着。先客多数なれど、なんとか写真撮影を済ませる。快晴の空の元、海から近いので日本海が青く見える。人が多いので適当なところで新山から離れて適当な所に座って休憩。御浜小屋でおにぎりを食べて以降、水分のみで行動してきたので空腹だった。持参した食料を減らす。そして下りの準備をする。Zさんが先に準備が整ったので歩き出し、自分は12:56に下山開始。新雪部分はやはり滑りづらいストップスノー。技術のある人なら特に問題ないのかもしれないが、特にない自分は転ばずに滑るので精一杯。それでも千蛇谷のスキーはやはり楽しい。雪質が整っていれば完璧なのだが、そうでなくても3年ぶりにのスキーなのでとても嬉しい。所々でZさんを待ちつつ下り、七五三掛けからの登りは、下降時と同じくシートラーゲンに切り替えた。Zさんは前半のペースが速かったのか、後半は少し速度が遅くなり始める。それでもスキーはシールの付け外しなどがありペースはあまり変わらなかった。帰りの御浜小屋は14:19に到着。帰りもここで座って休憩。そしてここからはつぼ足登山とスキーは別々に行動する。スキーはこの先新雪がなく快適なざらめ斜面で、滑りだけに関してはこのあたりから下のほうが楽しめた。最後泥道を下りたくなかったので適当にシュプールを追ったところ、道路に出ることができた。ただ高い雪壁で降りるのに難儀しそうだったが、脚立があり無事道路に降りられた。そしてここから先は御鉾立の駐車場までアスファルト道路の歩き。今日は行動中あまり暑さを感じず汗もかかなかったが、最後の道路歩きで汗が噴き出した。ヘルメットやゴーグルは外して歩けば少しはましだったかもしれない。大汗をかきつつ15:07に駐車場到着。Zさんにメッセージを送るも携帯が圏外で繋がらず。仕方ないので後片付けをして待つ。30分ほどしてZさんも到着。登りはむしろZさんのほうが良いペースだったが、下りはやはりスキーのほうが速かった。17時のゲートクローズに余裕で間に合った。
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