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Yamareco

記録ID: 4257917
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

奥西山、堂津岳:残雪期を逃す訳にはいかず

2022年05月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:28
距離
17.2km
登り
998m
下り
979m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:05
休憩
0:18
合計
8:23
距離 17.2km 登り 998m 下り 998m
8:48
8:54
124
10:58
118
12:56
13:03
96
14:39
14:43
51
15:34
15:35
36
16:11
11
<註>()内は予定、登行外、標高、写真タイムor準備、食事タイム
( 6:30 自宅 途中 コンビニ )
8:10-14(8:35-40) 奥裾花自然園駐車場(1,150m) 観光センターで登山届投函
車道入口で入園料410円支払う
8:48(9:10) 奥裾花自然園入口(1,240m) 
今池方面に向かう。交差点から山道へ、橋を見つけて正規のルートと思いきや左に大きく外れ、GPSで確認して戻る。その後も左へ左へと行きたがる。GPSで軌道修正。
9:20-25 これから直登するのでアイゼン装着
予定通り1,320mからショートカットで稜線へ向かう。どこでも行けそう。予定より左だが進む。沢が切れていたので雪が繋がっている上流から右へトラバース気味に登る。1,582mPを左に見ながら稜線を目指す。
稜線と思ったが台地で妙高山をはじめ山々が見え写真を撮る。
稜線まですぐそこだが藪漕ぎと雪庇越えが待っている。雪庇は一番低い4-5mで7-80度の壁をステップを切って何とか登る。(下りもクライムダウンで下るが最後滑ってしまった)
10:22(10:20) 稜線(1,565m)
緩やかでわずかな起伏、途中雪が切れ夏道(この辺りは藪は深くない)もある
10:59(10:50) 奥西山(1,617m)
稜線が長い。中々堂津岳が近づかない。
堂津岳への登りに入り雪が切れると藪道。段々深くなってくる。
藪が切れると急登痩せ尾根。
1,760m付近でアイゼンは危険と思い脱ぐ。
痩せ尾根急登は神経を使う。下りが不安。何とか乗り切るとまた藪漕ぎ。
雪の上に出てホッとするもまだ山頂までもう一息。
12:57-13:03(6")12:40-55(15") 堂津岳(1,927m)
北にピークありあそこは山頂かと思いGPSでチェック。ここがピークでほっとする。360度のパノラマを写真に収め下山。山頂は広い雪原のよう。
登り:4'43"(4'00") 延標高差:1,018(959)m 速度:216(240)m/h 距離:8.9(8.0)km 歩速:1.9(2.0)km
藪漕ぎと急峻な痩せ尾根を無事通過して一安心するも疲れとシャリバテ気味。下りは最後までアイゼンを装着せず
14:31-41(10")(14:15) 奥西山(1,617m) お握り、アクエリアス1/3本
芍薬甘草湯を摂取
下りは正規ルートを考えたが、結局、登りのショートカットルートに。途中からは正規ルートをできる限り通るよう足跡を探りながら下る
16:11(15:20) 奥裾花自然園入口(1,240m)
16:39(15:45) 奥裾花自然園駐車場(1,150m)
下り:3'36"(2'50") 延標高差:1,009(959)m 速度:280(338)m/h 距離:8.2(8.0)km 歩速:2.3(2.8)km
山行:8'25"(7'05") 延標高差:2,027(1,918)m 速度:241(271)m/h 距離:17.1(16.0)km 歩速:2.0(2.3)km
( 18:15(18:00) 自宅 )
Door to Door:11'45"(11'30")
【2022年の山行 33回目】
 今回の歩行距離: 17.1km 2022年の累積距離:358.9km
 今回の累積標高: 2,027m 2022年の累積標高:41,235m
<註>累積距離:山歩き+BC、ゲレンデ滑走
   累積標高:山歩き+BC滑走
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥裾花自然園駐車場:開園前で10台弱の駐車、帰りは4台(自分の車含め)
コース状況/
危険箇所等
堂津岳への最後の登りは痩せ尾根の急登と藪漕ぎ
まだ桜を楽しめた
2022年05月05日 08:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/5 8:24
まだ桜を楽しめた
下山後時間に余裕があればと考えていたが・・
2022年05月05日 08:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:38
下山後時間に余裕があればと考えていたが・・
2022年05月05日 08:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:42
戸隠連峰の西岳も思い出の一つ、一夜山も今朝通った裾花川上から登った
2022年05月05日 08:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/5 8:42
戸隠連峰の西岳も思い出の一つ、一夜山も今朝通った裾花川上から登った
奥裾花自然園の解説
2022年05月05日 08:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:48
奥裾花自然園の解説
同左
2022年05月05日 08:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:48
同左
同左
2022年05月05日 08:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:48
同左
出だしから道を間違え、この橋も見落とすところだった
2022年05月05日 08:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:59
出だしから道を間違え、この橋も見落とすところだった
何処でも歩ける感じ
2022年05月05日 09:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 9:35
何処でも歩ける感じ
稜線手前で視界開ける:左は目的の堂津岳、中央は妙高山
2022年05月05日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 10:11
稜線手前で視界開ける:左は目的の堂津岳、中央は妙高山
乙妻山と高妻山
2022年05月05日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 10:11
乙妻山と高妻山
稜線に出るにはこの雪庇を乗り越えなくてはいけない。
写真左の更に左に低い所を見つけステップを切ってよじ登る
2022年05月05日 10:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 10:19
稜線に出るにはこの雪庇を乗り越えなくてはいけない。
写真左の更に左に低い所を見つけステップを切ってよじ登る
平坦な稜線
2022年05月05日 10:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 10:22
平坦な稜線
奥西山山頂:何の標識もない
2022年05月05日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 10:59
奥西山山頂:何の標識もない
高妻山と乙妻山
2022年05月05日 11:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 11:00
高妻山と乙妻山
ようやく堂津岳が近づいてきたが、山頂は奥で見えない
2022年05月05日 11:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 11:55
ようやく堂津岳が近づいてきたが、山頂は奥で見えない
まだこのあたりの藪はおとなしい
2022年05月05日 12:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 12:07
まだこのあたりの藪はおとなしい
この先でアイゼンを脱ぎ正解だった。痩せ尾根の急登が待ち受ける
2022年05月05日 12:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 12:11
この先でアイゼンを脱ぎ正解だった。痩せ尾根の急登が待ち受ける
山頂はこのようにだだっ広い@堂津岳山頂:後立山連峰
2022年05月05日 12:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 12:58
山頂はこのようにだだっ広い@堂津岳山頂:後立山連峰
雨飾山、金山@堂津岳山頂
2022年05月05日 12:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 12:59
雨飾山、金山@堂津岳山頂
金山、焼山、火打山@堂津岳山頂
2022年05月05日 12:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 12:59
金山、焼山、火打山@堂津岳山頂
妙高山と手前は地蔵山か@堂津岳山頂
2022年05月05日 12:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 12:59
妙高山と手前は地蔵山か@堂津岳山頂
佐渡山と乙妻山@堂津岳山頂
2022年05月05日 13:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 13:00
佐渡山と乙妻山@堂津岳山頂
戸隠連峰@堂津岳山頂
2022年05月05日 13:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 13:00
戸隠連峰@堂津岳山頂
雨飾山をアップ
2022年05月05日 13:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 13:00
雨飾山をアップ
焼山と火打山をアップ
2022年05月05日 13:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 13:01
焼山と火打山をアップ
妙高山をアップ
2022年05月05日 13:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 13:01
妙高山をアップ
左、乙妻山。右奥、高妻山アップ:このように重なって見えるのは初めてだ
2022年05月05日 13:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 13:01
左、乙妻山。右奥、高妻山アップ:このように重なって見えるのは初めてだ
雪倉と朝日か
2022年05月05日 13:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 13:02
雪倉と朝日か
2022年05月05日 13:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 13:04
これから前の笹薮に突っ込む。気が滅入る
2022年05月05日 13:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 13:09
これから前の笹薮に突っ込む。気が滅入る
これから痩せ尾根の急斜面に向かうが残雪の方が安定感がある
2022年05月05日 13:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 13:14
これから痩せ尾根の急斜面に向かうが残雪の方が安定感がある
2022年05月05日 13:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 13:15
東山、中西山:あの山の手前まで稜線歩き
2022年05月05日 13:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 13:15
東山、中西山:あの山の手前まで稜線歩き
奥裾花自然園に戻ってきて、今年初の水芭蕉に出合う
2022年05月05日 16:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 16:04
奥裾花自然園に戻ってきて、今年初の水芭蕉に出合う

装備

個人装備
ザック(25L) ストック2本 アウター(雨具上下) 手袋 防寒具(ダウン) 目出帽 ヘッドランプ ツウェルト 地図 スマホ(GPS カメラ) コンパス 救急品 食料 非常食 飲料水 軽登山靴 オーバー手袋 アイゼン(10本爪) サングラス(忘れる) 帽子 ビーコン ゲーター

感想

残雪期の山として何とか登ることができた。
batayhanさんの投稿を拝読してショートカットすることにした。結果は正解だった。
しかし、雪道は疲れる。平坦な道でさえも。雪国育ちでもこの歳になると関係ないようだ。
しかし、堂津岳に残雪期でない時に登る人どれだけいるのだろう。
今回、もっと人が入っていると思ったが、私以外3名2組のみ。人が少ない山に行こうを思っていたが流石に驚いた。
今後、残雪期でも夏道を歩く頻度が多くなるので益々きつくなりそう。
ようやく、気になっていた山に行けて疲れたが満足だ。

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コメント

bumpkinさん。
返信遅くなり申し訳ありません。
コメントありがとうございます。bumpkinさんの里山山行に刺激されて企画して実行しました。ヤブコギ地帯には時間がとられましたがロード区間は小走りしましたので結果的に8時間くらいで済みました。
今後もbumpkinさん達の里山山行記録を参考にして赤線をつなげていきたいと思います。
2022/5/6 15:08
あまりの速さにびっくりしてコメントを書いてしまいました。
里山もいいですね。
頑張ってください
2022/5/6 15:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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