高尾山（稲荷山〜高尾・太平林道〜一丁平〜4号路〜蛇滝）

2014年04月08日(火) [日帰り]

• GPS: 08:54
• 距離: 13.9km
• 登り: 755m
• 下り: 780m

コースタイム

高尾山口駅9：06（稲荷山コース）11：00四差路分岐11：05（高尾林道・太平林道）13：07四分岐点13：10（学習の歩道コース）13：30一丁平（昼食休憩）14：30−15：30WC15：41（4号路）16：25浄心門16：27（2号路・蛇滝コース）17：15旧甲州街道出合17：17−17：36小仏関所跡17：40−18：00高尾駅
歩行時間　7時間27分　　　　（休憩を含めた所要時間）　8時間54分

天候

晴れ　気温20℃（一丁平）

アクセス

利用交通機関：

電車

【行き】新宿駅8：05発（京王線特急）9：02高尾山口駅着
【帰り】高尾駅18：04発（JR中央線特快）18：50新宿駅着

コース状況／危険箇所等

稲荷山コース
　　観光地高尾山の中では、最も山歩きの雰囲気のある尾根道です

高尾林道・太平林道
　　今回初めて歩いたのですが、裏高尾縦走路と違って、静かでのんびりとした散策が楽し　　　めます。ただ地図は必ず持参して下さい。道に迷っているハイカーが複数いましたので。

蛇滝コース
　　始めは傾斜があるので慎重に注意しながら下る必要があります。滝修行場を通り抜けて、　　旧甲州街道へ出ます。

写真

4/8 9:15

桜咲く清滝駅の横を抜けて、稲荷山コースへ入ります。

4/8 10:15

稲荷山コースはのんびりと山登りを楽しめる尾根道です。

4/8 11:05

高尾山頂の手前で、4差路となり、今回は山頂へ行かずに左へ下り、高尾林道・太平林道へ向います。

4/8 11:18

丸太の階段を降りて行くと、高尾林道へ出ます。

4/8 11:32

マルバスミレ？、それともアオイスミレ？
たぶんマルバスミレだと思います。

4/8 11:44

高尾林道で見つけたキブシの花
花に疎いので図鑑で調べて名前を確認しました。

4/8 11:55

高尾林道は途中から太平林道となります

4/8 12:01

ヒキガエルがいました

4/8 12:04

小さな清流の中にたくさんの卵が産み付けられていました。

4/8 12:06

小滝をよじ登ろうとしましたが、この後バランスを崩し滑落、諦めて下流へ歩いて行きました。

4/8 12:35

森林ふれあい館のある三差路

4/8 13:10

四分岐点。ここから一丁平へ向けて尾根道を登って行きます。

4/8 13:29

一丁平の桜並木
まだ満開手前といったところでした。

4/8 13:47

今日のお昼はこれ。

4/8 14:33

ピンクの山桜（？）も

4/8 15:41

つり橋のある4号路の入口です

4/8 16:07

キジバトがいました
人を恐れることなく、食べることに夢中でした。
しかし、何を食べているのだろう？

4/8 16:14

つり橋のみやま橋
しっかり造られており、安心して歩けます。

4/8 16:25

2号路を経て、蛇滝へ向います。

4/8 16:43

アオキの実
ヒヨドリの好物で、種をあちこちに運んでくれるそうです。

4/8 16:48

蛇滝へは急坂を降りて行きます

4/8 16:57

滝修行場
奥に蛇滝が見えます

4/8 17:39

小仏関所跡
手前に見えるのは、手形を確認するために旅人がひざまずく石です

4/8 18:00

JR高尾駅へたどり着きました

撮影機器：

Canon PowerShot SX130 IS Canon

感想

へのへのもへじ

久し振りに山歩きに出掛けました。脚力が弱っているので、近くの高尾山を周遊することに。前半は高尾・太平林道、後半は4号路・蛇滝と、初めて歩くコースを入れました。ハイカーで賑わう裏高尾縦走路から一歩外れると、静かな世界が広がっています。

高尾・太平林道では、数種のスミレが咲き、ヒキガエルが卵を清流に産み付けていました。新たな発見が次々とあって、なかなか楽しい道中となりました。道に迷った単独の女性ハイカーに複数出会いましたが、やはり初めて歩く山道では、地図読みは欠かせないですね。現在地が地図上でどのように書き表されているかを確認する作業は、とても楽しく、また現在地が分からなくなった際に、地形の様子から現在地を割り出すこともなかなか楽しいものです。

一丁平の桜は満開手前で、コブシ（モクレン科）なども白い花を咲かせ、これからしばらくは花見が楽しめるでしょう。平日のためか、土日のような混雑はなく、のんびりと昼食をとることが出来ました。ベンチで昼寝をしている人もいました。

帰りは4号路から蛇滝コースへ。山上のトイレとはとても思えないほど立派過ぎるWC施設から4号路へ下り、カヤの巨木の元を抜けながらみやま橋（つり橋）を初渡りしました。この橋の下の渓流が蛇滝につながっていて、2号路を経て、急坂を下ると、滝修行の施設が現れました。南側の琵琶滝と同じ薬王院の修行場でした。

参道を下って行くと、旧甲州街道に出ました。旧街道であることは、道がくねくね曲がっていることで分かります。その上を巨大な圏央道が走っていることに違和感を覚えますが、江戸期の旅人になったつもりで、高尾駅へ向っててくてく歩いていると公園みたいなところがあり、ここが小仏の関所跡でした。皆通行手形を持って旅をしていたのですね。

今回道草をしながら歩いたので、時間は掛かりましたが、たまにはこのような物見遊山もいいものですね。