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Yamareco

記録ID: 4263145
全員に公開
山滑走
鳥海山

鳥海山ー新山滑走・猿倉より(2022年5月5日)

2022年05月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:09
距離
12.7km
登り
1,375m
下り
1,359m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:21
休憩
0:46
合計
7:07
距離 12.7km 登り 1,375m 下り 1,377m
6:33
240
10:33
10:55
21
11:16
11:40
119
13:39
1
13:40
ゴール地点
天候 晴れ、風も徐々に収まり暑くなった。
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉駐車場にはトイレがありません。
祓川が満杯になるとこっちも混み出します。
コース状況/
危険箇所等
割れ目も滑走には影響しませんでした。
その他周辺情報 下山後の温泉はいつもフォレスタ鳥海です。
ジャフ会員で1人(4名まで)300円でした。
ドライブマイカー鳥海山へ向かう!(後ろからgが撮影)
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ドライブマイカー鳥海山へ向かう!(後ろからgが撮影)
6時過ぎに猿倉へ到着。メンバー5名が勢揃い。
昨日の湯の題でお世話いただいたお二方もいらしている。お礼のご挨拶。かかしさんへもご挨拶!
6時過ぎに猿倉へ到着。メンバー5名が勢揃い。
昨日の湯の題でお世話いただいたお二方もいらしている。お礼のご挨拶。かかしさんへもご挨拶!
いざフィールドへ。おー猿倉久しぶり!気分高まる!
いざフィールドへ。おー猿倉久しぶり!気分高まる!
先頭はやっぱりXNRヤマメさん。運動とカロリー制限で軽々と。凄く調子がいいらしい。
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先頭はやっぱりXNRヤマメさん。運動とカロリー制限で軽々と。凄く調子がいいらしい。
そのあとを追いかける。
そのあとを追いかける。
積雪が多かった割に雪解けも早いな...
積雪が多かった割に雪解けも早いな...
ダケカンバの隙間。
ダケカンバの隙間。
前にも後ろにも雲がない。やや強めの風も心地よく凄くいい天気だ。
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前にも後ろにも雲がない。やや強めの風も心地よく凄くいい天気だ。
背後に祓川ヒュッテが見えてきた。その奥には風車が並ぶ日本海の景色。
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背後に祓川ヒュッテが見えてきた。その奥には風車が並ぶ日本海の景色。
割れ目が!
でも滑走路にはまだ割れ目はなかったです。安心!
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でも滑走路にはまだ割れ目はなかったです。安心!
静かな猿倉ルートもそろそろ終わる。
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静かな猿倉ルートもそろそろ終わる。
ほら、祓川からじゃんじゃん登って来るよ。

g)思わず「見ろ!人がゴミのようだ!」と某ジブリ映画の有名なセリフを呟いたら、メンバーに窘められました
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ほら、祓川からじゃんじゃん登って来るよ。

g)思わず「見ろ!人がゴミのようだ!」と某ジブリ映画の有名なセリフを呟いたら、メンバーに窘められました
これぞフェスティバル!やっぱりすげー。全国から来るのね。

g)見えてる範囲の人数数えたら73人だった!
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これぞフェスティバル!やっぱりすげー。全国から来るのね。

g)見えてる範囲の人数数えたら73人だった!
ポーズ!でも背後からのプレッシャーが...
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ポーズ!でも背後からのプレッシャーが...
七高山へ直登組。
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七高山へ直登組。
左巻組。我々も左からね。
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左巻組。我々も左からね。
いよいよ舎利坂に差し掛かった。シーアイゼンなし。
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いよいよ舎利坂に差し掛かった。シーアイゼンなし。
新雪に直登可能。滑りが厄介な新雪だが、登りではとても楽だった。
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新雪に直登可能。滑りが厄介な新雪だが、登りではとても楽だった。
新雪にシュカブラ。こちらも滑りでは厄介かー??
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新雪にシュカブラ。こちらも滑りでは厄介かー??
g)振り返ったらかなりの斜度でびっくりしました。でも直登できたのでラッキー
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g)振り返ったらかなりの斜度でびっくりしました。でも直登できたのでラッキー
七高山へ無事登頂!
3
七高山へ無事登頂!
見慣れた景色。やっぱりいつ見ても素晴らしい。
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見慣れた景色。やっぱりいつ見ても素晴らしい。
新山へ行くぞ。

g)行くぞ!
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新山へ行くぞ。

g)行くぞ!
先ずは儀式を済ませて。
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先ずは儀式を済ませて。
メンバーで記念撮影。
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メンバーで記念撮影。
今日のキャンパスね。ここに描くよ!

g)私の長年の夢を叶えに!
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今日のキャンパスね。ここに描くよ!

g)私の長年の夢を叶えに!
外輪からの下りもアイゼン要らず。でも慎重に行こう。
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外輪からの下りもアイゼン要らず。でも慎重に行こう。
g)七高山を降りたら新山へと再び登る。あと少しだ!
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g)七高山を降りたら新山へと再び登る。あと少しだ!
えー、この壁は今までにないな!踏み跡を借ります...

g)ここは本当に苦しかったけれど、それでもやっぱり直登は楽しい♪
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えー、この壁は今までにないな!踏み跡を借ります...

g)ここは本当に苦しかったけれど、それでもやっぱり直登は楽しい♪
せっせとラストスパート。
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せっせとラストスパート。
2236m新山。ここだ!
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2236m新山。ここだ!
みんなで記念撮影。その一つ先のピークからヤマメさんがとってくれた。

いよいよ滑走モード。
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みんなで記念撮影。その一つ先のピークからヤマメさんがとってくれた。

いよいよ滑走モード。
ヤマメさんが外輪から撮影。
g)特別な一本をこうして記録に残すことができて本当に感謝です😌
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ヤマメさんが外輪から撮影。
g)特別な一本をこうして記録に残すことができて本当に感謝です😌
滑らない雪にギクシャク...後ろからgも続く!
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滑らない雪にギクシャク...後ろからgも続く!
雪庇っぽいところは左を通過。
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雪庇っぽいところは左を通過。
後ろからgも続く。
g)本当に緊張した。それ以上に気合いも入っていたなあ。
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後ろからgも続く。
g)本当に緊張した。それ以上に気合いも入っていたなあ。
上からは見えないクラックをよけて。
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上からは見えないクラックをよけて。
何とかボトムまで。
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何とかボトムまで。
滑りはガタガタだったけど、シュプールうまく描けたかな?
2
滑りはガタガタだったけど、シュプールうまく描けたかな?
ここからシートラで登り返して。
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ここからシートラで登り返して。
更に夏道から外輪へ戻る。
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更に夏道から外輪へ戻る。
(エディタでちょっと暗くしました。)
新山キャンパスに描いたシュプールを七高山から眺める。
これで満足だ!
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(エディタでちょっと暗くしました。)
新山キャンパスに描いたシュプールを七高山から眺める。
これで満足だ!
g)3本のうち真ん中が私のシュプール。見た瞬間、こんなところを私は滑ることができたのかと自分でも驚き、思わず泣いてしまいました😌💦
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g)3本のうち真ん中が私のシュプール。見た瞬間、こんなところを私は滑ることができたのかと自分でも驚き、思わず泣いてしまいました😌💦
では、みんなで最後の滑走を楽しもう!
結構厄介なコンディションだったけど。
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では、みんなで最後の滑走を楽しもう!
結構厄介なコンディションだったけど。
いいところはいい!茶色いところね。

g)最初の3本くらいは良い感じだったね♪
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いいところはいい!茶色いところね。

g)最初の3本くらいは良い感じだったね♪
リーダーtさん。
テレーマークのマー君。
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テレーマークのマー君。
テレマークのヤマメさん。
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テレマークのヤマメさん。
山スキーのgさん。
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山スキーのgさん。
猿倉方面にトラーバース。
猿倉方面にトラーバース。
滑らない雪は滑らない雪を滑るための練習をするのだ。

g)ボーゲンでも転ぶ始末
滑らない雪は滑らない雪を滑るための練習をするのだ。

g)ボーゲンでも転ぶ始末
七ツ釜から下はザラメを楽しめた!
七ツ釜から下はザラメを楽しめた!
あそこから滑ってきたのね、あっという間!
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あそこから滑ってきたのね、あっという間!
暑いー、お疲れ様でした。
暑いー、お疲れ様でした。
雪に刺しておいたので冷え冷え!
もちろんノンアルコールです!

g)ワンモア鳥海!
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雪に刺しておいたので冷え冷え!
もちろんノンアルコールです!

g)ワンモア鳥海!

感想

今年も鳥海山の季節がやってきた!
鳥海山麓の道の駅(象潟)で車中泊し集合場所である猿倉登山口へ向かった。

猿倉到着は6時過ぎ。
人気の祓川はこの時間で満車になったようだが猿倉にはまだ余裕があった。
既にリーダーたちも到着していた。

昨日の湯の台でお世話になったお二人もここへ到着していたのでお礼に伺う。
※湯の台の樹林滑走でベタベタになったスキー板。
 困っていたところに神の手が!
 クリーナーを貸して頂きすべすべに!
 そして道の駅に戻ってペーストワックスでメンテしておいたのだった。

準備を整えいざ出発。
出発時はやや強めの風があり。
これも昨年(5月4日猿倉より)に比べればそよ風だな...
今日の登山には若干強めが風が心地よい。
静かな猿倉だったが七ツ釜手前まで来ると祓川からの登山者と合流し賑わいだす。
フェスティバルとかディズニーランドとか...
Web上での今日の表現の仕方は様々だ。

登りながら気にしていたのは雪色の変化だった。
茶色がかった雪は七ツ釜付近から徐々に純白へと変わっていく。
厄介な新雪だ。そして若干沈む感じ。
おかげで舎利坂もシールのまま楽に(ほぼ直登で)山頂まで行けた。

足の踏み場もないほどの七高山。(GWはいつもの事か)
先ずは七高山登頂で記念撮影。
すかさず新山へ向かうためにシートラへ切替だ。

今日は新山を滑ると決めていた。
七高山から新山へ向かう。
難関の外輪からの下りも夏道が出ておりアイゼンなしで降りることが出来た。
その後の雪壁の登りは斜度が凄かったが踏み跡を利用して突破する。
そして無事新山へゴールする。
喜ぶにはまだ早い。
シールを剥がして滑走の準備を進めた。

先に外輪へ戻った仲間が無線で連絡を入れてくれた。
滑走斜面の状況からアドバイスを頂く。
斜面下の雪庇っぽく見える箇所を左に向かって滑ると伝えた。

いざ滑走!
何とも滑らない雪だ...
滑りにぎこちなさがあったが七高山からのギャラリーが多いので頑張る...
僅かな時間だった。
新山のあのキャンパスにシュプールを描く。
それが今日の目的だった。
滑走を終え再びシートラで外輪へ戻る。

描いたその絵を眺めた。
満足だ!

最後は仲間とともに七高山から猿倉を目指して滑走する。
雪は茶色と白のミックスでこれがギクシャクしてちょっと難しい。
滑り出したり止まったり...
そこは踏ん張って転ばないようにと。
七ツ釜付近はストップ雪の連続だった。
でもこういうエリアはストップ雪の練習になるなと前向きに考えて。
「気持ちで滑る」それが大事なんだ。

下るに連れて気温も上がり、最後は半袖でもいいくらいの暑さだった。
また行こう、鳥海山!

「大好きな鳥海山のてっぺんに
スキーと共に立ち、
その斜面にシュプールを刻みたい!」

思い描いていた大きな夢が今日またひとつ叶いました

今日の鳥海山は
9年間かけて少しずつ登ってきた私の人生のピークでもあったので
そこに懸けていた思いは半端なものではありませんでした


それまで運動経験が全くなく
筋トレをするための筋力すらなかった私が
初めて登山靴に足を通したのが9年前
その2年後にスキーを1から始めました

2度の闘病もあり、道のりは決して楽ではなかったけれど
それでも諦めずに頑張ってこれたのは
山とスキーが大好きだったからと言うしかありません


新山の急斜面を一歩一歩登りながら
ここまで歩んできた道を思い返し涙がこぼれました
新山の山頂では号泣していた記憶しかありません

その後の滑走は緊張と難しい雪で
上手く滑れたとはとても言えないけれど
この一本に私のすべてを込めて頑張りました

登り返した七高山から自分のシュプールを見て再び涙が溢れました

この経験は私の誇りとなって
これからまた人生の次のピークへと進むための勇気を与えてくれたように思います😌

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