富士山/須走口
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- GPS
- 11:18
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,827m
- 下り
- 1,825m
コースタイム
天候 | 概ね晴天 時々曇り&ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上は特に問題ありません。 今年は残雪が多く、雪渓をぶった切ったような場所が何箇所かあります。 お鉢巡りは残雪のため、剣ヶ峰から白山岳方面は行けませんでした。 下山後、五合目のお店で出してくれるキノコのお茶がたまらなく美味しいです。 |
写真
感想
午前三時前、五合目駐車場に到着
既に多くの車が駐車している。
高度順化のためしばらく待機しているが一人のため時間をもてあそぶ。
三時半ごろ朝食を始めた。が、すぐに終わってしまう。
三時四十分ごろから仕度をはじめ、登山口に向かう。
凡そ一時間くらい経過したので出発することに。
まだ暗い。ヘッドランプを点け出発。暗い樹林帯は不気味で不安。
が、樹林帯を抜ける頃には明るくなってきて一安心。
山中湖や相模湾、芦ノ湖も確認できる。
天気も良さそうだ。
昨日の強風がウソのようだ。
瀬戸館のおばさんと少し言葉を交わす。
「今日は天気に恵まれていいね。」とのこと。
少しうれしい。
七合目までは小さいながらも可憐に咲く小さな花々が迎えてくれる。
名前はわからないが癒される。
今年は雪渓が大きく見える。
中々全線開通にならなかったわけだ。
雪渓を突っ切るように登山道が整備されている。
やはり三千mを過ぎたあたりから息苦しくなってきて歩みが進まなくなる。
空気が薄くなってきたという感覚はないが体がいうことをきかなくなってくる。
本八合で軽食と水分補給。
呼吸を整えて出発するがすぐに息が上がってくる。
今のところ天気もいいし、風もなく視界もいい。
気持ちは逸るが体は重い。
少し雲が出始めた。
モコモコした雲が出てくると昨年の猛雷雨が思い出され不安になる。
河口湖方面や三つ峠山、八ヶ岳方面も見える。
今年は結構景色がいい。(少し霞んではいるが)
苦しみながらも山頂に到着。
下界が見える。高度感が味わえる。
少し休憩し、お鉢を回ることに。
火口の残雪も多い。
やっぱり馬の背はきつい。
滑る足元をこらえながら剣ヶ峰へ。
測候所跡の周りにも残雪あり。
剣ヶ峰は山頂碑を囲む写真の順番待ち。
入れ替わり立ち替わり「すいません、写真お願いしま〜す。」の声が。
もちろん私もお願いしましたが・・・。
少し休憩後お鉢巡りを続けようとしたが剣ヶ峰から先が残雪のためNG。
仕方なく来た道を戻る。
須走口に戻り昼食をとり、少し休憩。
風もなく非常に穏やか。
温かいがウィンドブレーカーは離せない。
しばらく休憩後下山に。
ザレた下山道をひたすら下る。
上りはあんなに辛かったのに何と下山の速いこと。
あっという間に八合、七合と下る。
が途中では吉田口に下るはずだった人たちが分岐点を過ぎて下りすぎた人たちに出会う。可哀想にもう一度八合目まで上がらないといけないようだ。
七合目大陽館にはゴルゴのようなイラストが忠告している。
砂走りではスピードをコントロールしているつもりだがオーバースピードで下ってしまった。
思いのほか体力を消耗し、疲れた〜。
砂払い五合目で一息つき、やっと五合目まで到着。
ここで出してくれるキノコベースのオリジナル茶が適度にしょっぱく非常〜に美味しい。
帰り支度をして、須走の日帰り温泉「天恵」にて、汗を流し帰宅した。
今年は、天気もほどほど良く、風も比較的穏やかで、気持の良い山行となった。
しかし、この日は富士宮口で悲惨な事故があったと後でニュースで見ることになってしまった。
たまたま、ルート規制がこの日までかかっていたので須走ルートを使ったが、規制解除されていたら自分も富士宮ルートを使っていたかもしれない。
被害者のご冥福をお祈りいたします。
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