光る海光る大空光る大地(便石山、オハイ)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp1bba6d7eaea905a.jpg)
- GPS
- 10:04
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
オハイ:九鬼コミュニティセンターには、ハイキングの人間は校舎寄りに停めるように指示がなされています。整地された未舗装の駐車場で、携帯電波は入ります。お手洗いはチェックしていません。道は、一部狭いところもありますが、普通の舗装路です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
便石山:基本的によく整備されていて、標識もしっかり立てられています。不注意さえなければ迷う心配はないでしょう。たまに急な箇所(特に階段)もありますが、いわゆる急登は全くありません。足元はたまに滑りやすいところもある程度。危険箇所はありませんが、象の背では転ばないように注意です。 オハイ:よく踏まれていて、標識もしっかりついています。テープはありませんが、問題ありません。同じような道が淡々と続くので、GPSがあると進捗具合がわかります。危険箇所はありません。オハイでは大きな岩を乗り越えながら海に寄っていく必要があります。幸い岩はほとんど滑りませんでした(濡れたらどうだかわかりませんが)。これからの季節、岩からの照り返しが強くなりそうで、日焼け対策や水分補充が重要かと思います。もちろんですが、海へ転落しないような注意は重要です。今回はメンバーの体調もあってゆっくり歩きましたが、たとえ速く歩いても2時間くらいはかかりますし、山道に慣れていない人や、オハイで長居した人など、あまり遅くなると日が暮れますので、午後スタートの場合とか日照時間には注意すべきでしょう。 |
写真
感想
馬越峠に行きたいと誘われていたにも関わらず、私はそれが便石山と続いていることを知らず、ようやく計画を立てました。結果的に、便石山象の背から日の出を見るのがメインになってしまい、馬越峠に行くのは今回お流れになってしまったのですが。
でもって、先週3日連続でご一緒したこむさんが、以前オハイに行きたがっておられたので、抱き合わせでお声がけしたらおいで頂けることに。
京都を0時に出発し、道の駅海山到着が2時過ぎ。ナイトハイクだし、ピストンの予定なので、なるべく登山口近くまで来るまで寄りましょうと計画。種まき権兵衛の里は確実ですが、登山口にも何台か駐車可能というレポートを見ていたので、駄目もとで行ってみたら、我々が一番乗りでした。隅に寄せて駐車してスタート。登りはほとんど暗い中での歩きになったので、ほとんど何も見えず。かなりゆっくり登ったので、特に息が上がることもなし。
山頂到達後、お目当ての象の背まではすぐ。他に人はいませんでした。どうやったらあんな写真になるんだろうと思っていましたが、確かに撮ってみたら「あんな感じ」になりました。15分ほど待っていると、熊野灘から太陽が昇りました。水平線近くには多少雲がありましたが、それでも充分きれいな日の出でした。冬なら象の背の真正面から日が昇るのでしょうか。まあそれは別の課題ですね。
下山時は明るくなっていたので、石畳など楽しみながら降りました。登山口近くまで降りて、初めて他の方とすれ違いました。登山口の駐車車両は我々だけでした。
便石山を下山した時点で7時半。続いて、こむさんが是非にと希望しておられたオハイに向かうことにしました。8時20分に九鬼コミュニティセンターに到着して車を停めます。オリジナルプランでは、ここから頂山山頂を経由してオハイを目指すつもりでしたが、時短を目論んで、山頂を経ずに直接オハイに到達するピストンルートを選択しました。
九木崎遊歩道は最近立て札などが整備されたようで、特に迷う要素もないままに進みます。大したアップダウンもありません。ゆっくり標高を上げて、206m地点に到達した後、再び下りだして大配分岐。さらに下り続けて、突然視界が開けたらオハイです。大きな岩が折り重なり、山を流れ落ちてきた水流がその間を一部滝を形成して海に向かっています。海沿いは断崖になっていて、眼下に打ち寄せる波が迫力満点です。写真を見ただけでは伝わらない、行ってみて改めてびっくりする奇観でした。海の色は午前中が最もきれいだそうで、いい時間帯に行けました。その後夢中で写真を撮っていたら、11時くらいに一気に人が増えました。20人くらいのグループがやってきたのかも知れません。最も人気のある崖の上のテラスでは、順番待ちの列ができていたようです。
そろそろ退散することにして、同じ道を引き返します。途中、猪垣広場から、私だけ防空監視哨跡に立ち寄りました。あまり立派な遺構ではなかったですが、由良要塞みたいなレンガ積みがありました。九鬼集落に戻って、「なにか食べるお店があったらいいな」とか話していたら、喫茶店のようなお店がありました。何が食べられるのか訊ねようと思った矢先、お店の女性が「刺身定食があるからどうですか」と声をかけて下さり、「そういうのが一番食べたかった」と入店しました。オーシャンビューのカウンターで、コスパ抜群の、船上活メ鰤のお刺身を頂きました。大変満足しました。
あ、今回の行程はかなりゆっくりなので、エイトマンと較べないで下さいね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
はじめまして。
先週末に便石山、オハイに行ってきました。
オハイは本レコの軌跡を参考にさせていただきました。
おかげで迷うことなく辿り着けました。
便石山も、登山口まで車で行けるとわかったので、種まき権兵衛の里から登るよりもかなり時短できました。
ありがとうございました。
便石山では何とかご来光に間に合いましたが、persさんの写真ほど幻想的な感じには撮れませんでした。
コメント有難うございます。そのように言ってもらえれば、本当に嬉しいです。
お写真拝見しましたが、ドローンショットや望遠など、大変美しく、私の出る幕もないと恐れ入ります。
ただひとつだけ気がついたこととして、象の背の写真は、わざと下がって周囲の葉っぱを入れた方がきれいに見えるような気がします。
私自身、満足はしている一方、ちょっとだけ心残りもあるので、リトライしようかなという誘惑にも駆られています。
ご返信ありがとうございます。
>象の背の写真は、わざと下がって周囲の葉っぱを入れた方がきれいに見えるような気がします。
確かに。
周りの葉がフレームのようになって、絵画のような雰囲気の写真になりますね。
自分も機会があればリトライしたいと思っています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する