日本100名城★毛利氏の本拠！吉田郡山城の巻

2014年04月13日(日) [日帰り]

• GPS: 01:50
• 距離: 6.2km
• 登り: 359m
• 下り: 341m

コースタイム

　　
14：10　歴史民俗博物館駐車場
↓
14：20　伝毛利元就火葬場跡
↓
14：35　毛利元就墓所
↓
15：05　三の丸
↓
15：15　本丸
↓
15：25　妙寿寺曲輪
↓
15：40　旧本城
↓
16：00　歴史民俗博物館駐車場
　　

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　
大阪からマイカーで向かいました。
駐車場は周辺に数か所点在しています（無料）
今回は歴史民俗博物館の駐車場から歩きました。　

車：中国自動車道高田インターより約15分
バス：広島バスセンターより高速バス約1時間30分
　　

コース状況／危険箇所等

　　
安芸国の戦国大名毛利氏の居城で
城跡は「毛利氏城跡 郡山城跡」として国の史跡になっています。

城としては山城の形式なので
ハイキング装備はあったほうが良いでしょう。
山に入ってしまうとトイレや自販機はなかったように思います。

★注意点

全体的に案内看板が豊富にあって迷いにくいです。
道としても大部分が歩きやすいよう整備されていました。

反面、あまり人がいかないような遺構では
藪が生えていたり道が細くなってる箇所があるので注意が必要です。
ガイドブックで案内のある羽子の丸や旧本城においても
急登など少々危険な箇所ありました。

石積みですが大部分が江戸時代に破壊されており
今は数か所でのみ往時をしのぶことができます。
破壊された影響で周辺には石がよく転がっていて
苔も生えて滑りやすいので雨の日は特に注意が必要です。
　　

写真

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歴史民俗博物館前をスタート。資料が豊富で登城前に知識を得ることができました。

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登山用杖が用意されていました。

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あの山が吉田郡山城。（以下、郡山城）

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三本の矢の碑。ここには御里屋敷があったそうです。

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郡山城登山口に立つ石標。

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毛利元就火葬場跡。あくまで伝なので本当にそうだったかは不明です。

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大通院谷遺跡。砂防工事で整備されてしまっています。

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振り返ると城下が見えます。

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薬研堀はV字型の堀で郡山城の全盛期に造られたとみられています。

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郡山城の大きな案内図。わかりやすい。

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毛利元就公の墓標までは整備された道が続きます。

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毛利元就公の墓標の入口。

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毛利元就公の墓標。上には木が植わっています。元就公が亡くなった時のものは右の白い木で現在は枯れてしまっています。

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本丸へは墓標入口の左横にある通路を通っていきます。

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次第に土道になります。

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尾根道です。

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雨で道がえぐれてしまってる所もありました。

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雨が強く眺望はよくありません。

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坂はなだらか。

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御蔵屋敷跡。兵糧蔵跡と言われています。ガイドブック通り左回りに進んでいきます。

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石積みの跡が見られます。

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各曲輪には案内図があります。

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羽子の丸への分岐点。

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立派な堀切跡。これによって羽子の丸は独立的な機能を備えていたようです。

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草が生い茂って先に進むのは困難ですがなんとか抜けました。

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羽子の丸の説明板。郡山城北東の備えです。

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いま来た道を引き返します。再び大きな堀切。

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本丸の周りを取り囲むように道があります。

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三の丸跡。矢印の先に石積みがあります。

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広々とした三の丸。城内最大の曲輪です。1400�屐�

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二の丸。

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本丸。標高は389.7m。城はこの本丸から放射状に6本の尾根と6本の支尾根、これらに挟まれた谷を曲輪と道で有機的に結合された複雑な構造になっています。

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本丸のさらに上にいったところが櫓台で石碑があります。

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土塁跡。

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石積みの跡。かつてはスロープ状の本丸への通路があったようです。

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上の写真を角度を変えて。

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この付近の道筋はこんな感じ。

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満願寺跡。郡山城築城の前からあった寺。庭園の池が2か所残存。

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妙寿寺曲輪。郡山の南を守ります。

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尾崎丸。毛利隆元の居所があったと考えられています。

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尾崎丸の立派な堀切。

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旧本城へ。旧本城は古い時代の郡山城です。

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狭い道が続きます。

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ここを登ります。かなり狭いので注意が必要です。

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旧本城へはあと少し。

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旧本城からの眺め。

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こじんまりした旧本城の本丸です。

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郡山城の周りには城だらけだったのがわかります。

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公園には寄らず右への階段へ。隆元の墓標を見に行きます。

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この上が隆元公の墓標。

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土砂崩れの時に見つかった石積みの跡。

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駐車場に戻ってきました。

撮影機器：

iPhone 5 Apple

感想

yaonyaosuke2

　
このところ関西は週末になると雨ですね。
雨のおかげで静かな城内を楽しめました。

戦国時代毛利氏の本城だったわけですが
山は低く登りやすかったので意外でしたが
反面、幾重の曲輪があり守りは固く、
そういう中でも使い勝手が良さそうで、
さすがは毛利の城と思った次第です。

所々に残る石積みには苔が生え幻想的でした。
江戸時代に入ると崩したそうですが
その崩した跡も実に興味深かったです。