三国山〜拝殿山


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 925m
- 下り
- 910m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
激藪。危険個所無し |
写真
感想
阿寺の県境に位置する白草山と三国山、三国山からの吊尾根の拝殿山はぎふ百山として3座近い場所にある。
白草山は既に登頂済みではあるが、
❝わらびーず❞として県境歩きを兼ねて白草山と三国山を結び、拝殿山も同時攻略とした。
鞍掛峠へ向かう林道を御厩野(みやまの)登山口まで自動車で走り、一の谷橋左岸へ駐車しスタート。
御厩野登山道は下草も刈られ整備された登山道。
危険個所もなく淡々と登っていく。
開けた場所で振り返ると御厩野集落、小郷集落が見え、野滝山、尾城山も眼下だ。
鞍掛峠との分岐に出ると廃墟と化した避難小屋と仮設トイレがあり利用できる雰囲気ではなさそうだ。
ここから稜線歩きとなり御嶽山が目の前に展開されテンションが上がる。
白草山山頂へ到着すると早い時間にもかかわらず登頂者がちらほらみえた。
既にここは登頂済みなのでサクッと撮影を済まして三国山へ向かい県境歩きのスタートである。
廃屋と化した避難小屋から鞍掛峠へ向かうと道が不明瞭となり笹に覆われてしまう。
足元のメイちゃんの小道を辿るのも難しくなり道を踏み外す。
藪ランク6の背丈を超える笹薮を歩くが稜線巾が広く自分の一番高い場所=県境の目安として歩いていく。
桧の森へ入ると藪ランクが4程度になるが倒木が増えてくるので歩く速度は変わらない。
マーキング類は時々見られたが登山道を踏み外している場合が多く数は少なかった。
ピンクテープが2本も垂れ下がった場所には泥濘がありオタマジャクシが大量発生。
そして何故か分かっていながら左足が沼にハマり底なし沼の様に沈み、泥だらけになり左足が悪臭に見舞われた。
道が明瞭になり県境から長野方面へ突き出たP1523へ向かっているだろうと思われる明瞭な刈払いされた道へ出ると登山道らしくなり鞍掛峠へ到着した。
鞍掛峠には東屋があり日影の東屋でランチタイムとししばし休憩を取った。
鞍掛峠には水場があり、水分補給はしなかったが泥だらけになった左足を靴下まで洗ったがカビ菌が入ったようで悪臭は帰りの自動車内でも続く(笑)
三国山までは4年前は刈払いされ快適に登れたらしいが既に笹藪地獄と化し、登りの歯向かってくる笹藪にササッセルをしながら突き進む。
残雪こそないが最近まで数か月間残雪に圧迫されていた笹は想定以上に倒れており
掻き分けるより踏みつける場合が多かった。
笹に埋もれた登山道は空堀状になっている場所が多く、低い場所へ向かって笹が倒れているので登山道は厳しい笹薮地獄へとなっていた。
時々現れる岩に攀じ登れば白草山が美しく見え、
歩いてきた稜線も確認出来る。
三国山山頂へ到着し看板を化粧直し。
ザックの体積、重さを半分以上占めた塗装道具で時間をかけて補修を行った。
県境歩きは一度ここで終わりとしてこの先の小秀山への県境を確認。
笹薮には違いないので雪のある時期が適切期と言える。
ただ、時計回りか反時計回りかはこの先議論する必要がありそうだった。
拝殿山への稜線を確認して三国山を後にする。
稜線トップを歩く事を念頭に進むが藪の状況で変わるのは言うまでもない。
途中の四等三角点を通過すると下り坂の勢いが増し速度が上がる。
足元に境界杭が現れると刈払いされるゾーンが近付く合図。
突然歩きやすい道となるが5分程度で終わり、再度ササッセルを強いられた。
拝殿山付近では勾配が緩く歯向かってくる笹の攻撃は大人しいと言える。
ピークかな?と思われた場所から少し進んだ場所に三角点と看板があり安堵した。
拝殿山看板設置者に化粧直しを依頼されていたのでここも綺麗に化粧直しを施し下山に取り掛かる。
登りでは簡単な尾根登りだが下山としてはあまり利用したくない場所ではあった。
尾根が明瞭でなくなったり、しっかり尾根だったり地形図を確認しながら笹薮を抜け、笹薮へ入るを繰り返し右手に落差5m程の滝があるのを確認する。
沢で下りていたら難渋していただろう。
笹薮を抜け急峻な山肌を枝を掴みながら下り、沢に出る。
沢で顔を洗い水分補給し、無事下山とした。
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