沢尻岳
- GPS
- 07:22
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 836m
- 下り
- 835m
コースタイム
9:23 登山口標識
11:05 前山分岐
12:36 沢尻岳
13:22 出発
15:55 到着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペース数台分路側帯 |
コース状況/ 危険箇所等 |
写真の雪庇個所の他、徒渉二か所、急斜面二か所あり |
写真
感想
秋田駒男岳から見た純白の和賀の山並が忘れられず、岩手県沢内村から訪問した。ここを歩くのは2年振りである。
出発が遅くまた体力的にも羽後朝日は難しいので、目標を沢尻岳に絞る。この時期は登山口まで林道が開通しておらず、貝沢の最後の民家が除雪最終点、登りの尾根にとりつくまで1時間弱牧場を歩かなければならない。
地形図の夏道とは異なり郡境分岐にダイレクトで上がる小尾根は雪解けが早い。主尾根に乗り上げるとあとは豊かな残雪の道。いつの間にか杉からブナの道となる。スキー尾根より展望がよく、岩手山、早池峰、焼石が見えた。急斜面を2回こなすと、前山分岐、スキー尾根との合流点である。ここから大展望となり右手のもっこ岳、左手の高下岳から根菅岳の稜線が近い。
ゆったりした雪堤を行くと、大雪庇帯となる。危険個所は樹林の中か、一部出ている夏道を利用した。森林限界までくるとあとは大雪原を30分程度登れば、沢尻岳に。和賀、羽後朝日、大荒沢そして志度内畚の大きな展望と秋田駒や岩手山の雄大な姿を楽しみながら、ゆっくりとお昼にした。
下山は前山分岐から右折しスキー尾根を目指す。以前歩いた道だが、尾根の降り口が広く見逃してしまい少し戻る。出だしがかなりの急斜面だが、雪質は安全。最後はスキーのトレースを追って合理的な徒渉点にたどり着いた。
本日ここを歩かれたのは、我々以外4名。うち一人は驚異的な早さのスパ長の男性。あと3人は山スキーの方だった。皆さん朝日岳まで行かれた。18キロあるはず。秋田側から朝日岳を目指す場合、危険なバリエーションで歩ける人も限られるが、岩手側からは比較的安全な道である。
そして、この時期の和賀は本当に美しい。
文句無しの快晴でしたね。
秘境という趣の和賀山塊も岩手側は人気のコースになっているんですね。
やっぱり夏道があるのはそれなりの理由があるという気もします
二年前にここを歩いたことを思い出していました
toole様も快晴の中、会心の山行されたのではありませんか。
秋田側からの羽後朝日、先日の記録に圧倒されました。私には歩けない道ですが、岩手側からならなんとか。少なくとも滑落の危険はあまりないですから。
本当に懐かしく美しい道でした。どうぞご自愛ください。
雪原を歩いてみたいと思うけれど、初心者にはこの時期もう遅いのかな?と思ったりして一歩が踏み出せずにいます
レコを拝見して気分だけ
もう少し鍛えなくては
残雪の東北の山は、3月末から5月最初くらいまで楽しめます。標高を上げるか緯度を上げるかですね。花の山旅も捨てがたいのですが、もう少し雪の上を歩きたいと思っていました。例年GW位で切り替えます。
hana_ffさまも問題なく歩ける道ですが、何しろ人がいないので、お勧めしていいかどうか。近場でしたら、栗駒や船形が安全に残雪歩きを楽しめると思います。
コメントありがとうございました
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