昼闇山と北面台地

eda3971
その他6人 - GPS
- 10:49
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 1,602m
コースタイム
7:22 565m 西尾野川支流を渡る(橋)
7:30 615m アケビ平
8:10 780m 昼闇谷を渡る
8:30 900m 昼闇谷左岸に登り上げる
9:20 1050m 昼闇山に続く尾根に取り付く。クトー装着
10:40 1420m 斜面厳しくアイゼンに切り替え
11:40 1615m 中間テラス
13:10 1840m 昼闇山山頂
13:50 1760m 昼闇谷エントリー
14:20 1260m 昼闇谷(大休止)
15:35 980m 大休止
17:10 310m 焼山温泉
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
昼闇山稜線はアイゼンがある方が良い。 |
写真
感想
6:20 310m 焼山温泉
7:22 565m 西尾野川支流を渡る(橋)
7:30 615m アケビ平
8:10 780m 昼闇谷を渡る
8:30 900m 昼闇谷左岸に登り上げる
9:20 1050m 昼闇山に続く尾根に取り付く。クトー装着
10:40 1420m 斜面厳しくアイゼンに切り替え
11:40 1615m 中間テラス
13:10 1840m 昼闇山山頂
13:50 1760m 昼闇谷エントリー
14:20 1260m 昼闇谷(大休止)
15:35 980m 大休止
17:10 310m 焼山温泉
4/12(土)
AM4:30焼山温泉に到着。
沢雪山歩の別隊は2時間以上前に到着して仮眠しているはずだが、
駐車場をくるっと回ってもそれらしい車は無し。
6:30出発で連絡を入れているので車を停め車中仮眠を取る。
30分ほどうつらうつらして5:10起床。
準備をし焼山温泉に車の駐車とトイレの借用を断っていると沢雪メンバーもやってきた。
車は焼山スキー場跡近くに駐車しているようだ。
6:25板を持って焼山温泉を出発。
5分ほどで焼山スキー場跡に着くと沢雪の4名以外にも
多くの車と出発準備中の人がいる。
焼山スキー場跡をシールで進み、林道を抜けてアケビ平に着くころ、
単独行の方に追いついた。その方から昼闇山は初めてで、
アイゼンもクトーも無いけれど、どこまで行けるでしょうか?と尋ねられた。
こちらのメンバーも昼闇の経験は無かったが、事前の調査では稜線直下はアイゼン・ピッケルの世界、
との報告であったので伝えると、行けるところまで、と言って再び先行していった。
結局この方は僕らより少し先にピークを踏んでいた。
アケビ平から昼闇谷の右岸を進んでいくと標高800m手前で昼闇谷の下部に行きあたった。
トレースはたくさんあり、そのまま右岸を進むトレースもあったが、
比較的緩やかな箇所を探していったん谷へ下り、左岸への登り返しポイントを探しながら谷底を進む。
まだ多少雪面は固いがシールだけで何とか進め、100m弱左岸に登り返して後続を少し待つ。
メンバーは谷底でクトーを着けていた。
登り返しの途中、他パーティが谷底をそのまま進む姿が見えた。
後から地図や他パーティの動きを見ると1050mあたりまで谷を進むのもありのようだ。
1100mから昼闇山に続く明確な尾根に取り付く。
まだ9時過ぎで特に日陰の雪は固くスリップするため、ここでクトーを付けた。
1400mからはさらに斜度がましたため、全員アイゼンに切り替え。
アイゼンでの登りはシールより大変だが精神衛生上楽だし何より直登で結果的には早い。
日差しが暑く、汗が噴き出る。
アイゼンに切り替えるやあまちゃんが本領発揮。スキーはあまちゃんでも雪稜歩きはベテラン!?
一人でサクサク先行して誰も追いつけない。少し離れて先行するが、今日は快晴で視界も十分、問題無し。
その姿を遠くに見ながらゆっくりゆっくり着いて行き、1600mで広いテラスに登り上げた。
時刻は11:40。山頂への稜線には点々と登山者が続いて見える。
下調べの報告では1600mあたりが谷へのエントリーポイントとあったので、
ここまでで良いかな、と個人的には思ったが、周りのメンバーそれを許さず。
ひとしきり焼山や雨飾山、白馬雪倉の景色を撮影後、登りを再開した。
ただここから見える稜線や昼闇谷へのエントリーは厳しそうで、
3名はここに板をデポすることにした。
稜線は左が切れ落ち、さらにアップダウンやクラックの踏み抜きトラップもあり苦労したが、
13:10全員で昼闇山登頂。
焼岳や火打山、特に去年滑った火打と影火打の間の谷を正面に見ることができた。
この日は山頂でもほぼ無風。昼寝もできそうな陽気にしばし休憩。
山頂から雪庇の間を抜けて直接エントリーする先行者もいたが自分たちにはとても滑れる斜面には見えず、
アイゼンのままクライムダウン、1760mで何とか谷に滑り込めそうなポイントからエントリーすることにする。
板をデポした3名はそのまま1600mまで歩いて下り、昼闇谷で合流として分かれる。
表面2〜3cmのフィルムクラスト。急斜面であるが雪は適度に緩んでいるため恐怖感は無いが、
滑降のあとからサラサラと大量のスラフが追い付いて足元を流れていく。
軽いスラフで足を取られることは無いが、何となく嫌な感じ。
雪の割れ目もあるので50mほどは慎重に下り、斜面が少し落ちたあたりからは快適な斜面で
一気に1250mまで下って別の3名を待つことにする。
1時間ほど待機。。。?
稜線上に動く人影、無線も携帯も繋がる状態であったが、なかなか降りてこない。
谷から見ている分には何か所か降りられそうなポイントが確認でき、シュプールも見えるが
稜線からなかなか難しいようで登りの尾根を下るとの連絡。
それならと合流点を朝、昼闇谷を渡った地点に移してまた1時間ほど待機。
後からの話では3名は登った尾根より1本西の谷に間違って入ってしまったらしく、
16:15にやっと合流。
そこからは昼闇谷の登り返しもシール無しで上手くルート取りして、
17:10に焼山温泉に下山完了となった。
アフター
焼山温泉(500円)の日帰り入浴。
その後、焼山スキー場跡地に邪魔にならないように幕営し、鍋とフキノトウの天ぷら、
わけぎとタコのぬた、ビールに日本酒と食当のーきょーさんが腕を振るったご馳走をいただきました。
4/13(日)
2日目も快晴。
朝は昨夜の鍋の残りで雑炊を食べて本日の行動を協議。
空沢山、高松山の計画もあったが協議の結果この日はのんびり溶岩台地まで上がり
景色を楽しむことにする。
焼山温泉から笹倉温泉に車を移動し、7:20出発。
いつもの橋を渡って板を付ける。つづら折りの固い斜面で平井さんがプチ滑落するが、
その後は順調に進み、10:00アマナ平、10:40北面台地の取り付きで登り終了。
超大休止とした。
あまちゃんといるかさんはまだまだ運動不足で焼山方面に歩いて行ったが、他はそのまま大休止。
沢雪メンバーはあまちゃんいるかさんを待つとのことで、神戸メンバーは一足お先に12:00に滑降を開始。
朝は固かったつづら折りも適度に緩み、危なげなく13:00笹倉へ下山。
またまた焼山温泉に入浴後帰阪となった。
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