予報は外れて晴れ間は見えず、苦行のような登山でした。飛龍山まで
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- GPS
- 10:15
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,685m
- 下り
- 1,684m
コースタイム
国道411号線を塩山方面にしばらく歩き丹波の集落を歩き、ガソリンスタンドの手前の舗装路を登ります。途中、鹿よけ?の電流が通っている金網柵の扉を何度か開けて通り抜けると普通の登山道になります。初めは松とヒノキ林に中を登り、次第に九十九折りの急登となります。途中、片側が斜面となった部分があり、少し崩壊気味の場所もありました。
9:05サオラ峠
ここからは、広い尾根道になります。ブナ林の中を緩やかなアップダウンを繰り返します。
?熊倉山
以前、歩いた時には熊倉山山頂に小さな木製の札がかかっていたのですが、それらしき場所を確認できませんでした。ここから前飛龍までは岩場も現れ、厳しい急登も続きます。
11:10前飛龍
前飛龍は岩場のピークで、晴れていれば眺望があります。シャクナゲの群生の中を小さなアップダウンを繰り返しますが、このあたりからかなり雪が残っていました。また飛龍権現の少し手前では、大木が根こそぎ倒れて登山道を塞いで、積雪の状態も影響して登山道が分かり難くなっていました。
12:00飛龍権現
ここからは、ほぼ登山道には雪が残り、目印も疎らなので登山道が分かり難い場所があります。踏み抜きも多発して、かなりの時間を要しました。頂上は完全に林の中でほとんど展望はありません。山梨百名山の木碑があるだけです。
12:40飛龍山
13:05飛龍権現
13:50前飛龍
15:25サオラ峠
カラマツ林の中、いくつかのアップダウンはありましたが、とても歩きやすい登山道でした。
16:00丹波天平
カラマツ林、ヒノキの造営林と植生が変わる中、急な下りもありませんでしたが、山を廻り込むように下って行くので、途中で方向が違うのではと少し不安になりました。
17:05道の駅「たばやま」駐車場
天候 | 曇り、ガス、小雪、小雨・・・・。最後まで天気が回復することはありませんでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
それほど危険な場所はありませんが、倒木や積雪の影響で少し分かり難い場所がありました。 下山後は、冷え切った体を温めるためにすぐにでも、道の駅たばやまの「のめこい湯」に入りたかったのですが、あまりに厳しい山行?直後であり、駐車場からわざわざ一旦下って、橋を渡ってまで風呂に行く気にはなれなかったので、五日市まで我慢して、「瀬音の湯」で登山の汗を流してから帰宅しました。この施設の中のレストランで、そばをいただきましたが、なかなか美味でした。 |
写真
感想
今日の天気予報では、前日から天気は徐々に回復するということだったので、久し振りに奥多摩方面を目指しました。
当初は、今年の初めに見事に東仙波で敗退してしまった和名倉山に向かったのですが、途中でやはりシャクナゲが開花した時期に行くことにしようと思いなおして、急遽、道の駅「たばやま」で車を停めて飛龍山に登ることにしました。
歩き始めた時には、周囲の山々にはガスが立ち込めておりましたが、サオラ峠までの九十九折りの登山道を登りながら高度を上げるにつれて、やはりガスは濃くなる一方で熊さんが現われそうな雰囲気にも少し怯えながら?、天気は回復することを信じながら何とか峠に着きました。ラジオの情報では都心はすでに晴れているようなので、こちらも間もなくガスが晴れて青空が広がるに違いないと思いながら飛龍山までミサカ尾根を進みました。このコースから歩くと飛龍山の山頂も含めて、ほぼ樹林帯の中を歩くので展望は前飛龍と禿岩のみということで、前飛龍までには晴れて絶景をと、天候の回復を信じていたのですが・・・・。
非常に厳しい、岩場の急登をクリアして前飛龍に着きましたが、ガスに囲まれて岩場の頂上にも登る気力もありませんでした。前飛龍を過ぎると積雪も現れ始め踏み抜きも・・・・。飛龍権現の手前付近では大木が根こそぎ倒れて登山道を分断し、積雪もあり、目印のテープも疎らなので登山道が分からなくなり、このまま引き返そうかとも思ったのですが、何とか廻り込んで登山道を発見しました。飛龍権現からは、登山道には雪が残っており踏み跡もないので、登山道も分かりづらく、しかも踏み抜きも多発でヘロヘロになりながら何とか、全く景観のない樹林帯の中の山頂に到着しました。山梨百名山の山頂標識を確認後、すぐに下山開始・・・・。
何とかサオラ峠まで戻り、そのまま登って来た道を下ろうと思っていたのですが、ここでまた気が変わり歩いたことがない丹波天平を経由して帰ることにして、そのまま直進して丹波天平まで。ここから丹波方面に下りました。この登山道は、山と高原地図では波線表示なので少し不安ではあったのですが、まずまずの登山道でした。
今日は、ただただ疲れた厳しい修行のような山行となりましたが、この経験を次に活かしたいと思います。
コメント
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枯葉の斜面の登山道の感想は同じく感じました。
自分のときは枯葉屁(雪屁の枯葉版)みたいになっていたのと
枯葉毎滑落するんじゃないかと言う位登山道が滑り
下山してようやく安心したのを覚えています。
drunkさん、コメントありがとうございます。
途中で何度も引き返そうかと思ったのですが、何とか完走?できました。枯れ葉の絨毯は、ある面、見事な景観でしたが、私も注意深くストックで先を確かめながら歩きました。
実は同じルートを計画していましたが、SSSさんのレコを拝見したら・・・
標高差、歩程時間などを考慮すると、日帰りは厳しいかな?と思ってしまいました。
でも、歩いてみたいんですよねぇ・・・。
itochan さん、初めまして、コメントありがとうございます。
このコースは、ほとんどが樹林帯の中で、おまけに飛龍山の頂上も樹林帯の中なので、何か心の支え?がないと、挫けてしまいそうになります。
でも、また行きたくなるのは何故でしょうか・・・・。出来れば天気の良い日に行かれてください。
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