茅倉尾根再び - ヘッ電でVルートを歩くことがどれだけハイリスクなのかを検証しに行きました。
- GPS
- 05:46
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,070m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:44
08:03 下山場所視察
08:16 和田向BS(自転車デポ)
08:50 泉沢から入山
09:04 泉沢尾根
09:34 P716
09:52 馬頭刈山
10:11 高明山
10:28 馬頭刈山
10:53 茅倉尾根分岐
11:35 P579
(ランチ55分)
13:30 下山
13:44 払沢の滝駐車場
天候 | 曇り。(午前中濃霧) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
最初に、自転車で和田向BSそばまで行き、下山後回収しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
和田向BSから泉沢尾根経由で馬頭刈尾根に登るルートは、案内板もあり問題ありません。 馬頭刈尾根の茅倉尾根分岐・高明山間は、一部岩稜帯がありますが、注意して歩けば問題ありません。 茅倉尾根から和田向に下るルートはあるらしいですが、確認できませんでした。 茅倉尾根を今回の場所に下山するルートは、日没後はもちろん、日中であってもお勧めできません。ただし、私は分岐で選択しなかったため未確認ですが、桧原中学校付近に下山するルートがありそうでした。 |
写真
感想
今日は、先週無謀にも闇の中下ったVルートを改めて歩きに来た。これは、同じVルートでも、ヘッ電頼みの闇の場合と見通しが効く日中の場合とで、どれだけ違うのか、ヘッ電頼みで闇の中を歩くことが、如何にリスクが大きいのかを検証するためです。
問題の場所は茅倉尾根の末端部分なので、今日は泉沢尾根を登り馬頭刈尾根を西に移動し、茅倉尾根を下ることにした。ランチ込みで6時間程度だと見込むので、今日はさすがに日没ということにはならないだろう。
払沢の滝駐車場から泉沢尾根の取り付きまでは自転車なので、一旦下山場所を確認しに行ったが、やはり夜間と日中では相当印象が違う。100mほど離れた場所には石段もあり、下山時にソコに続く道を見つけられれば、ロープなど使わずとも難なく降りられることがわかる。下山がVルートの場合は、可能な限り下見しておくことも重要なんだろう。
一通り付近の状況を確認し、泉沢尾根に向かった。
泉沢尾根は、予定では末端から取り付くつもりだったが、どうも末端に行く道が無い。そりゃそうだ、地図でよーく確認すると、末端はそのまま秋川に落ちているではないか。またしても事前調査不足。
今日のルートを逆回りにすることも一時考えていたので、もしそうしていたら、日没でなくとも先週よりヤバい状況になったかもしれない。またしても反省。
泉沢尾根から馬頭刈尾根に登るルートは、期待に反し案内板があり全く問題なし。馬頭刈尾根に乗ってからは、高明山まで足を延ばし、その後茅倉尾根分岐まで戻った。馬頭刈尾根は、平坦かと思うと岩場のアップダウンがあったり、変化に富み飽きないルートだと思った。眺望も時々得られそうなのだが、当日はあいにくの濃霧でそれは叶わなかった。
さていよいよ茅倉尾根を下る。下りながら、茅倉尾根分岐にあった手書きの「和田向」に至る分岐がないか探した。「和田向」ということは、尾根上のどこかで左折し泉沢に出るのだと思うのだが、結局見つからなかった。
そうこうしているうちにP579に到着した。ここからが本番だ。近くでランチにした後、「どうなるんだろう?」との期待をもって突入した。努めて、初めて歩くつもりで進路を定め下っていくと、先週は苦労の末辿り着いた作業道にあっさり出くわした。30mほど下にある作業小屋らしきものも確認できた。やはり見通せるということは大きい。
そして、先週と同じように作業道を辿って行き、先週は道を見失った場所に来たが、ここでも少し離れた場所に踏み跡が延びているのを見つけ、それを辿ることができた。更に進むとベンチがあったりして、ハイキングコースか?と思えるような道が下に延びている。あの雰囲気なら、その道を素直に下っていけば、楽に下りられたような気がするが、朝見た階段にこだわったため、その道ではない薄い道を進み、そのうち道なき山腹を徘徊することになり、挙句の果てに先週と同じ場所に辿り着いてしまった。
うーーん。これは検証になったのか?
でも思い返せば、先が見えることで、小屋や10mほど離れた踏み跡を見つけたし、何よりも、判断材料が格段に多いので、次の一歩を踏み出す際の安心感が違う。
ただ一方では、日中でも大変な場所をよくもまぁヘッ電だけで歩いたもんだと、我ながら感心し、逆に自信になってしまった気もする検証山行でした。
一つ気になるのは、最後の分岐で下に下って行ったら、スムーズにどこかに出るんだろうか?そのためにまた歩くのもアレだし、、、誰か調べてくれないかなぁ。
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