記録ID: 4344268
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ハイキング
甲信越
ゆる山街道歩き 身延道1/5《甲府宿▶︎田富▶︎青柳宿追分▶︎鰍沢宿》
2022年05月29日(日) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:54
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 5m
- 下り
- 41m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:34
距離 22.3km
登り 13m
下り 43m
11:16
8分
甲府相生 身延道起点
11:24
31分
荒川から富士山
11:55
17分
NTT
12:12
24分
鎌田川
12:36
56分
井之口(旧玉穂)
13:32
27分
田富小学校
13:59
79分
釜無川
15:18
6分
妙善寺
15:24
4分
青柳追分
15:28
20分
青柳宿
15:48
15分
鰍沢宿
16:03
25分
黒沢河津
16:28
ゴールは鰍沢口駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR東海道線 🚃豊橋06:21→浜松06:56 🚃浜松06:59→静岡08:13 特急🚈ふじかわ1号] 🚈静岡08:17→甲府10:31 帰り JR身延線 特急🚈ふじかわ12号] 🚈鰍沢口17:00→🍺車内反省会→静岡18:55 🚃静岡19:13→浜松20:23 🚃浜松20:45→豊橋21:20 |
写真
落語 鰍沢
落語のあらすじ
身延山参りの旅人が、法論石霊場から鰍沢の船着き場に出ようとして雪道に迷い、山中の一軒家に一宿を請う。そこにいたのは年ごろ28、29歳の美しい女「月の兎お熊」。のどには刃物で突いたような月形の傷。
「見覚えがあるが」と旅人は首をひねり、「間違ったらおわびをしますが、吉原の熊造丸屋の月の兎おいらんじゃござんせんか」
「おまはんだれ」
「おいらんの座敷に上がったことがあるものだが」
警戒を解いたお熊に「心中をしたと聞きましたが」と水を向ける。
昔の客と知り、お熊は「心中はしたんですがやりそこなったんです。品川溜めへ下げられて女太夫になるところを危うく逃げて、ここに隠れているんです」
同情した旅人は、心付けを2両わたす。
お熊のすすめる卵酒に酔った旅人は隣の部屋へ。酒を都合しに、お熊が外出したところへ亭主の熊の膏薬売りが帰り、残っていた卵酒を飲むと、にわかに苦しみ出す。
お熊が戻る。
「なんてことを。身延参りのカモを一羽泊めたんだ。胴巻きがずっしり重そうだからおまえが帰ってきてひと仕事するまで逃げられないように卵酒にしびれ薬を仕込んだんじゃないか」
これを聞いた旅人は驚く。しびれた体にむち打って逃げ出し、小室山で授かった毒消しの護符を雪で飲み込むと、不思議に効いてくる。部屋に戻り、荷物を取ると一目散。物音に気づいたお熊は、鉄砲を持って追いかける。
懸命に逃げる旅人が行き着いたのは、そそり立つ絶壁。眼下には、鰍沢の流れ。降り続いた雪で水勢を増したものか、いきり立つような流れ。振り返れば、「亭主のかたき」と鬼の形相のお熊が迫ってくる。
意を決した旅人はがけ下に見付けたいかだ目掛けて身を躍らせる。
「ドシーン」
落ちた弾みで抜けた道中差しが縄を切ったか、いかだはばらばらに。一本の材木にすがって流れ下る旅人の目に、がけの上から、片ひざついたお熊が鉄砲を向ける。
「南無妙法蓮華経」
思わずお題目を唱えた直後、「ズドーン」と響く銃声。弾は、旅人のまげをかすめて傍らの岩に「カチン」と跳ねる。
「ああ、この大難を逃れたのも祖師の御利益、一本のお材木(一片のお題目)で助かった」
落語のあらすじ
身延山参りの旅人が、法論石霊場から鰍沢の船着き場に出ようとして雪道に迷い、山中の一軒家に一宿を請う。そこにいたのは年ごろ28、29歳の美しい女「月の兎お熊」。のどには刃物で突いたような月形の傷。
「見覚えがあるが」と旅人は首をひねり、「間違ったらおわびをしますが、吉原の熊造丸屋の月の兎おいらんじゃござんせんか」
「おまはんだれ」
「おいらんの座敷に上がったことがあるものだが」
警戒を解いたお熊に「心中をしたと聞きましたが」と水を向ける。
昔の客と知り、お熊は「心中はしたんですがやりそこなったんです。品川溜めへ下げられて女太夫になるところを危うく逃げて、ここに隠れているんです」
同情した旅人は、心付けを2両わたす。
お熊のすすめる卵酒に酔った旅人は隣の部屋へ。酒を都合しに、お熊が外出したところへ亭主の熊の膏薬売りが帰り、残っていた卵酒を飲むと、にわかに苦しみ出す。
お熊が戻る。
「なんてことを。身延参りのカモを一羽泊めたんだ。胴巻きがずっしり重そうだからおまえが帰ってきてひと仕事するまで逃げられないように卵酒にしびれ薬を仕込んだんじゃないか」
これを聞いた旅人は驚く。しびれた体にむち打って逃げ出し、小室山で授かった毒消しの護符を雪で飲み込むと、不思議に効いてくる。部屋に戻り、荷物を取ると一目散。物音に気づいたお熊は、鉄砲を持って追いかける。
懸命に逃げる旅人が行き着いたのは、そそり立つ絶壁。眼下には、鰍沢の流れ。降り続いた雪で水勢を増したものか、いきり立つような流れ。振り返れば、「亭主のかたき」と鬼の形相のお熊が迫ってくる。
意を決した旅人はがけ下に見付けたいかだ目掛けて身を躍らせる。
「ドシーン」
落ちた弾みで抜けた道中差しが縄を切ったか、いかだはばらばらに。一本の材木にすがって流れ下る旅人の目に、がけの上から、片ひざついたお熊が鉄砲を向ける。
「南無妙法蓮華経」
思わずお題目を唱えた直後、「ズドーン」と響く銃声。弾は、旅人のまげをかすめて傍らの岩に「カチン」と跳ねる。
「ああ、この大難を逃れたのも祖師の御利益、一本のお材木(一片のお題目)で助かった」
ひげ題目
日蓮宗で、本尊として用いる「南無妙法蓮華経」の題目を書いたもの。
その書き方が、「法」以外の六字の筆端を、勢いよくひげのように四方にはね延ばして書くところから、法の光に照らされて、万物が真理を体得し活動するさまを表わしたもの
日蓮宗で、本尊として用いる「南無妙法蓮華経」の題目を書いたもの。
その書き方が、「法」以外の六字の筆端を、勢いよくひげのように四方にはね延ばして書くところから、法の光に照らされて、万物が真理を体得し活動するさまを表わしたもの
感想
日蓮宗総本山身延山久遠寺への参詣道
かつ
山間の甲州と太平洋側の駿州を結ぶ
かつては武田信玄の駿府責めの道でもある
身延道起点から鰍沢まで歩いてきました。
今回で身延道は一応(身延道はいく筋もある)完歩しました。
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