雲取山!初心者にはちょっと無謀でした。
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- GPS
- 09:53
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 1,865m
- 下り
- 1,884m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 9:53
07:07 鴨沢バス停
07:28 小袖乗越
08:41 堂所
09:32 七ッ石小屋 09:55
10:22 ブナ坂
10:55 奥多摩小屋
11:37 小雲取山
11:57 雲取山 12:49
13:18 奥多摩小屋 13:24
14:11 七ッ石小屋 14:38
16:08 小袖乗越
16:42 小留浦バス停付近駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし。 残雪箇所もありません。 トイレは留浦バス停付近(水洗)。七ッ石小屋(バイオできれい)。奥多摩小屋。雲取山避難小屋にあります。 登山届は鴨沢バス停から登山道に少し登った所にありますが、用紙はありません。 |
写真
S吉曰く、「都民である以上、雲取山に登らずに山を語れるか!」と意気込んでます。ふふ、初心者が!!(笑)
でも、ここまでかなりのハイペースにびっくり!※写真は水場で顔を洗うS吉君。
感想
今回は中学の同級生登山に毎回参加している登山経験6回のS吉君と、男二人の山行です。
過去6回の同級生の「まったり登山」では物足りないS吉君の要望で、初心者にはちょっとキツイ東京都の最高峰「雲取山」に行くことになりました。
女性陣抜きで「ガッツリ歩きたい!」と言うので、歩くペースは本人任せ。
登り始めはとても順調。先頭を歩いてもらったが、もの凄く早くガンガン登る!
バス停で先に降りた人たちも ほぼ全員抜いてしまうほどで、自分も着いていくのがやっとでした。
明るくおしゃべりなS吉君、普段通りのマシンガントークでも息が全く切れていない。
このままだと、山頂に10時前に着いてしまうかな?!
な〜んて思ってたら、七ッ石小屋手前で一気にペースダウン。
それからは休憩時間も長くなり、そのうち会話もなくなる。
あまりにも辛そうなので、山頂は諦めて下山を促すが「絶対登りたい」と言う。
下山時間の事も考えて、山頂に12時に着かなかったら
「今回は撤退して、次回リベンジしよう!」と言ったが、S吉君は、
「その時は、isだけ行ってきていいよ!」と気遣って言う。
それはダメ!これは山の掟
「下山するときは全員一緒だよ!」
でもやっぱり山頂が目の前に見えるのに、途中撤退はしたくないよね。
そして何とか目標の12時前に、山頂に登れた!
雲取山は3回目だけど、初めて山頂に立てた時の様に嬉しかった。
そして山頂でランチの時に、S吉が自分にビールをくれた。
途中で「ザックを置いて軽くして登ろう」って言ったら「嫌だ!」と言ったのは、この為か?
俺の為に・・・・じゃないくて、そこまでして山頂でビールが飲みたかったのか?(笑)
今回S吉君の大失速は、自分(is)のミスでした。
同行者(S吉)の脚力を把握していないのに、本人任せで登らせてしまった事。出発時間が遅れたこともあり、休憩無しで登ってしまった事。
S吉君も自分の脚力の限界がわかったらしく、「今度からは無理はしないよ〜」と言ってくれてる。
いつも同級生登山で、脚力が弱く皆から遅れてしまうYちゃん(女)の事を心の奥で・・
「Yちゃんがもう少し歩けたらもっと遠くに!もっとたくさん歩けるのに!」と思っていた事も告白した。でもこれは、自分も思っていた事でした。
今回の事で「Yちゃんの気持ちがよく分かったよ、これからは俺の方から積極的に皆に声をかけて「休もうか?」って言うからね。」と、S吉が言う。
友情より山を重んじるものは、山に登る資格など無いよね。
その事がお互いわかっただけでも、今回の山行は大成功だったと思います。
次回、同級生山行は6/1丹沢。
同級生達の目標である 8月の富士山登頂に向けて頑張ります!
is_pinarelloさん、このレコを拝見しながら頷く記述がありました。
当然の事なのですが、その当然が軽視されてしまっている光景を目の当たりにする事が多々あるこの頃です
やはり僕はisさんの山に対する考え方と近い気がします。
僕も最近経験した事で少し不愉快な思いをしたのですが、遅れた者を置いて行くくらいならば同行はするべきでない!という事は山の掟です
しかし、isさんは中学の同級生と定期的に登られているという事で羨ましい関係です
次回のバカ俺はどのような展開になるのか楽しみに待っています
友情より山を重んじるものは、山に登る資格など無いよね。>最高!!!
kaikaireiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
まずは大倉尾根(バカ尾根)4往復、凄いですね
コース設定としては全く魅力が無く・・意味の無い山行ですが(失礼
山に対する考え方の違い、これも難しいです。
以前は意見の合わない人は排除する傾向にありましたが、一緒に登る以上は仲間であり、山行によっては命を預ける事にもなりますから。
次回「馬鹿オレ」はもちろん一往復ですが、塔ノ岳までたどり着けるか、とても心配です
is_pinarelloさん、こんにちは。
私もis_pinarelloさん同様、雲取山は、確か3回行っていたと思いますが、周辺の小屋泊という山行が、多かった様に思います。
七ッ石小屋のバイオトイレ、出来たんですね。以前泊まった時、バイオトイレを作るという話は、聞いていましたが…。お祭り荘のサスケさんが、オーナーですよね。
雲取山避難小屋、いいですよ。朝の景色抜群です。富士山も見えますし。噂では、ほとんど一年中誰も泊まらない日は、ないそうな。私が泊まった時は、私以外に4人しか泊まっていなかったので、ラッキーでした。土間や庇の下で寝なくて、済んだので。ただ水場がないので、雲取山荘まで汲みに行きましたが。
この近辺であれば、三条の湯や雲取山荘もおすすめですよ。
shuchanさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
自分はこの山域はあまり詳しくな無いのですが、雲取山だけは3回登ってます。
ここからテント泊で縦走して金峰山の方に抜けてみたいなぁって、いつも夢見てます。以前のトイレはご存知でしたか?きれいになりましたよ〜。お祭り山荘はバス停の所にある山荘ですね。
雲取山避難小屋は以前に、お泊りの計画のお誘いがあったんですが、残念ながら任務が忙しくて行けなかったんです
こんにちは、撮影係です。
あ、今年はじめての丹沢以外のレコですね。
イイ話ですね。isさんナイス! 拍手5個相当ですね
凄いペースで登って途中でバテて、結局遅いというのは燕岳などの、普段山をやらない普通の人も行くメジャーなお山には多いように思います。
S吉さんの大失速はS吉さんにはよかったんでしょう。ペース配分の重要性も、Yちゃんの気持がわかったですしね。
お喋りしながら歩くと辛さも忘れますので、Yちゃんサポート、次回是非実行して頂いて下さいませ。
6月に丹沢で、8月に富士山ですか
富士山の前に森林限界超えのお山は無し?
富士山の前に2500-3000クラスの八ツとかいかがでしょう?
高山病は辛いらしいですよ。(mikipom談)
photogさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
今年初〜、では無かったんですよ
年明けに筑波山と、4/6に陣馬山に行きました〜
いずれも同級生登山です。(陣馬山は、下山後忙しくてレコ作ってません
同級生と一緒に登ると忘れかけていた山登りの原点みたいなものを感じさせてもらってます。
よく山の事で質問されるんですが、「はっ!
6月の丹沢の後、富士山までに最低でも2回は登る予定です。
丁度梅雨の時期なので日程が組みにくいですね
高山病が心配なので、富士山は一泊して行くつもりです。自分も毎回のように高山病になるので、それが一番の心配です。
一週間ぶりに山レコひらいたらめっちゃ素敵なレコが載っているじゃないですか
私もS吉くんやYちゃんの気持ちすごくよくわかるの。
先週針ノ木BCでも異常なほどの体力のある山仲間についていけず
同じセリフを吐きました。「私ここで待っているから上に行ってきてって・・・」
山仲間はisさんと同じセリフを言って勇気づけてくれました。
心を許せる仲間と一緒に山に登れるって本当にありがたいことです。
男の友情を深め、また今後の同級生登山への気持ちの持ち方を新たに
素敵なお山歩き応援しています!がんばれ富士山
mitukiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
>先週針ノ木BCでも異常なほどの体力のある山仲間についていけず
↑この方たちが異常なだけで、mitukiさんについていける人も少ないかと。我々もついていけるか・・・・置いていかないでくださいね
mitukiさんも心許せる仲間がいて羨ましいです。
その様な仲間は、これからも大切にしてくださいね。
最近、同級生登山も隊員たち個々の役割を自分たちで決めて山行に臨むようになりました。少しずつですが、富士山に近づいている様です。第一回の大山から考えると大きな進化です。
そんな同級生登山を第一回から応援してくれている、mitukiさんの応援に応えるためにも頑張ります!
とりあえず、次回のバカ尾根は何としてもクルアせねば
鴨沢は兎も角、留浦も満車だなんて何故?と思ったけど世の中ゴールデンウィークだったのですね
小袖へは鴨沢より西の方にある林道?から行けるみたいです。
東京都民&神奈川県民のお二人にもかかわらず、わざわざ埼玉県の山頂標識前での記念撮影ありがとうございます
今度は三峰ルートも行ってみてください。
これからの時期は日当りのいい鴨沢ルートよりいくらか涼しいのでおすすめです。
明るく開けた道とビールの写真を見て自分も久しぶりに雲取行きたくなりました♪
utteiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
鴨沢も留浦もダメだったので路駐しようか・・・なんて考えたが、ダメダメ。山に登る者としてやってはいけない事です。
小袖乗越駐車場は、ちゃんとレコ載せてる人がいたね〜、リサーチ不足でした
くそぉ〜、よりによって埼玉の標識だったとは!これもリサーチ不足だった
熱い時期は三峰ルートね、了解です
isさん
お疲れ様でした!
2人とも本当に、頑張ったのですね!
素晴らしいです。また一つ友情が深まったのではないでしょうか!
友情より山を重んじるものは、山に登る資格など無いよね。
本当にそうですよね。
中高大とワンゲルの集団行動を経て、現在の幹事役からすると
痛いほど身に染みるお言葉です。色々と思い出しました。
同行者の体力(体調)を把握できずに行ってしまった山。
そのような失敗談を、この年齢ながら何度も経験してしまいました。
「なんとかなるっしょ」精神は、山では通用しないと考え
皆さんに楽しい山をご案内したいなと感じました。
本当に頷きながら読ませていただきました!ありがとうございました。
YANGURUMAさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
自分は頑張ったと言うより、反省する事の方が多かったですよ
ま、でも次に活かせたらな、とは思ってます
YANさんは以前、「山を辞めようかと思うくらいの体験をした」と、レコに書いていましたよね。山での危険回避は、本やネットなどで学んだ知識より、実際の経験から養われるものが大きいと思います。プロフにも書いてる「1に安全、2に楽しく♪」は、こういった体験から来てるんでしょうね。ヤマレコは成功例ばかりが称賛される傾向にありますが、失敗レコの方が学ぶことが多いです。
自分は気心知れた同級生相手なので楽だけど、YANさんは年齢層が幅広い方だったり、山に無知な人だったり、個性豊かな人ばかりで、まとめるのが大変でしょう。団体行動ではムードメーカーの存在が大事って、それ凄く分かりますよ! お互い、幹事役頑張りましょうね
「雲取山、初心者には無謀」のワードに引掛りました。
失敗事例は、いろいろと参考になるもので、、、、
心温まる記事内容で、私も5拍手くらいのポチをさせていただきました。
なんと、mitukiさんのお知り合いでしたか。彼女とは最近新潟の山を一緒に登りましたよ。世間は狭い・・・
次回の山行の成功を祈ってます。
hao_zさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
ちょっと紛らわしい題名でしたね
自分も遭難や道迷いレコなどはとても興味があります。
ヤマレコで絶景写真を「これでもか!」と載せられても見ていて飽きます。
失敗事例の方が、学ぶ事が多いですから・・少しひねくれでしょうか?
mitukiさんと行かれたレコを拝見しました!
コメント頂いた時、どこかで見かけたお名前だなぁとは思っていましたが。
「さくら」の美声の方でしたか・・
お花がきれいに撮れていましたね
心暖まるレコにホロリ
ペースメイクやお互いを思いやる気持ち、大事な物ですね。
色々学ばせて頂きました。ありがとうございます。
ご褒美ビールも、キレイな女性親子との会話も
さらに格別な思い出になりますね
masa25さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
もったいないお言葉、ありがとうございます
同級生登山のメンバーは、これをきっかけに登山を始めた人がほとんどの「初心者による山の会」です。唯一の登山経験者である自分は皆をリードし教える立場ですが、自分自身が一番、皆から学んでいる気がします
どういう立場であっても学ぶ事っていっぱいあるんですね
masaさんの事は、YANさんのページで何度か見かけておりました。
プロフに書いてあった「丹沢が好きすぎて、丹沢からなかなか抜け出せない」の言葉、自分も同感です。
他の山域にも行きたいのですが、このまま丹沢だけでいいかな〜と思ってます
読図の方も頑張ってくださいね
昨日も北アルプス某所で・・雪渓をバックステップで下山している女性がいました。
雪渓のはるか下で男性2名がのうのうと休んでいました。
その後は当然ながらひどいPTでした。人のラインを横取りする、挨拶なし。ルール無用。それなりの最低なPTでしたね!
その同行女性は怖かったと思います。PTを組むのであれば最低でも弱き物の為に強き者が面倒を見ることは当たり前であり、見捨てて置いて行った時点で、その山行は失敗であり、PTではなくなり単独山行となる。最近はあまりにも当たり前のことが出来ない山行者が増えすぎである。発行部数稼ぎのお馬鹿な登山雑誌は肝心な事を説明せずに、山頂からの景色やギアの宣伝ばかりしています。
この時期の北アルプスでは、残雪も多く荒れれば真冬へと逆戻りします、そんな中で自分たちの登る登山ルートもまともにわからず上がってくるアホな登山者も多く、各山小屋の主人たちはそう言った輩を迷惑がっています。
同じ山仲間として共感します。ぜひぜひお互い頑張りましょう!
O-yamaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>PTを組むのであれば最低でも弱き物の為に強き者が面倒を見ることは当たり前であり、見捨てて置いて行った時点で、その山行は失敗であり、PTではなくなり単独山行となる。
まったくその通りです。
ヤマレコでも同じことが言えるでしょう。コメントを少しやり取りしただけで、相手の技量も知らないのにコラボしたり、ましてや初めましての人と雪山に登ったり。
ヤマレコに拍手機能がある為に、話題の山行に載りたいからと、レコも見ずに拍手する者もいます。最近では登録数が増えたらしいですが、本当に必要な情報は少なくなっているし。
今年も雪山の遭難事故が多いですね。山を始めて一年経ってない人が雪山に行くなんて事は考えられなかったんですが、これもお馬鹿な雑誌や雪山登ってガッツポーズしたり絶景写真ばかり載せてるヤマレコの影響もあるんでしょうか?
その点、ヤマさんは厳しい師匠の下基礎をしっかり学んでますので、安心して見ていられます。
isさん、お疲れ様でした。
isさんが初心者なのではなくS吉さんが初心者だったのですね。
力の違う人と歩くのは難しいですね。
6月の同級生山行の成功をお祈りします。
hakkutuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
S吉君は初心者ですが、自分も変わりはないです。つい最近まで自分も同じでしたから。
力量は確かに違うかも知れませんが、その分感じる事、学ぶ事も多くなります。
hakkutuさんにお逢いした時もそうでした
自分とタイプが違う人と出逢うと、新しい発見があったりしてとても新鮮です。
体力があるうちは、もう少しの間ガッツリ歩こうかなとは思いますが、いつかhakkutuさんの様に小屋泊でゆっくりするような山行がしたいですね
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