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Yamareco

記録ID: 4361868
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地西部

(広島)初夏の恐羅漢山 〜 深緑の森を歩く〜

2022年06月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 島根県 広島県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:19
距離
8.2km
登り
593m
下り
595m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
0:49
合計
4:15
距離 8.2km 登り 593m 下り 599m
11:27
11:44
26
12:10
12:24
21
12:45
12:57
48
13:45
13:51
23
14:14
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の、恐羅漢スキー場(牛小屋高原登山口)までの道ですが、中国道の戸河内ICから少し行くと、安芸太田町中心部の少し先から、以下2つの道が分かれます。
私は、行きにはAルート、帰りはBルートを取りました。

個人的には運転が楽な、Bルートをお勧めします。

Aルート)内黒峠越え:内黒峠(標高1000m)を越えてゆく峠道。距離は短いが、狭くてくねくね曲がった山道で、離合も困難。かつ谷側はガードレールもほとんど無くて、冷や汗をかいた。

Bルート)遠回り道:国道191号をずっと北へと進み、深入山登山口あたりから西へ折れ、恐羅漢スキー場と向かう道。遠回りだが道路はほとんどが2車線で走りやすく、運転は楽。
コース状況/
危険箇所等
全体的には、良く整備されていている。ただし直登となる立石尾根ルートは、元々の登山道が、スキーゲレンデで分断されているので、要注意。
その他周辺情報 登山口(牛小屋高原)付近、大きなスキー場にしては、(オフシーズンということもあり)閑散としていた。駐車場(無料)は広い。また売店、自販機、WCはあった。
恐羅漢山の登山口へと向かう途中、内黒峠から見た恐羅漢山。山腹部がスキー場になっているので、解りやすい山
2022年06月04日 09:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/4 9:28
恐羅漢山の登山口へと向かう途中、内黒峠から見た恐羅漢山。山腹部がスキー場になっているので、解りやすい山
内黒峠越えの道は、そりゃもう、狭くて大変デシタ。。。。
谷側にガードレールもなく、冷や汗をかいた (汗)
2022年06月04日 09:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/4 9:32
内黒峠越えの道は、そりゃもう、狭くて大変デシタ。。。。
谷側にガードレールもなく、冷や汗をかいた (汗)
難所の峠道を越え、ようやく登山口のある恐羅漢スキー場(牛小屋高原)に到着。登山口から望む恐羅漢山は、名前のような恐ろしさもなく、広島県最高峰とは思えない、なだらかで優しそうな山
2022年06月04日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 10:00
難所の峠道を越え、ようやく登山口のある恐羅漢スキー場(牛小屋高原)に到着。登山口から望む恐羅漢山は、名前のような恐ろしさもなく、広島県最高峰とは思えない、なだらかで優しそうな山
オフシーズンのスキーゲレンデは、お花畑になっていた。名前が解らないが、タンポポを大きくしたような黄色い華やかな花が、一面に咲き乱れていた
2022年06月04日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/4 10:05
オフシーズンのスキーゲレンデは、お花畑になっていた。名前が解らないが、タンポポを大きくしたような黄色い華やかな花が、一面に咲き乱れていた
一部にはノアザミもパラパラと咲いていた
2022年06月04日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/4 10:02
一部にはノアザミもパラパラと咲いていた
登山道はスキーゲレンデで寸断されているが、時折り旧登山道に入ると、緑陰に癒される
2022年06月04日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/4 10:05
登山道はスキーゲレンデで寸断されているが、時折り旧登山道に入ると、緑陰に癒される
・・とはいっても、ゲレンデ上の登高は延々と続く。以外と疲れるわぁ。。。
2022年06月04日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/4 10:14
・・とはいっても、ゲレンデ上の登高は延々と続く。以外と疲れるわぁ。。。
ゲレンデ最上部付近にて。既に下山を始めている登山者も多かった。眼下には登山口の、スキー場の建物群が見えている
2022年06月04日 10:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/4 10:42
ゲレンデ最上部付近にて。既に下山を始めている登山者も多かった。眼下には登山口の、スキー場の建物群が見えている
ゲレンデ最上部からようやく、自然林の中の登山道に入った。ブナが多い。
2022年06月04日 10:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/4 10:59
ゲレンデ最上部からようやく、自然林の中の登山道に入った。ブナが多い。
根元が曲がっているのは、豪雪地帯の証拠だろう
2022年06月04日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
6/4 11:00
根元が曲がっているのは、豪雪地帯の証拠だろう
稜線に出たかと思ったら、すぐに恐羅漢山の山頂に着いた
2022年06月04日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/4 11:28
稜線に出たかと思ったら、すぐに恐羅漢山の山頂に着いた
山頂部からの眺め。中国山地の山々は、あまりメリハリがなく、名前を知らない山々が延々と続いている
2022年06月04日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/4 11:28
山頂部からの眺め。中国山地の山々は、あまりメリハリがなく、名前を知らない山々が延々と続いている
恐羅漢山の山頂に立っていた棒には、恐らく積雪深さを測るためだろう、メモリが刻まれていた。3m当たりまでメモリが刻まれており、冬の厳しさが良く解った
2022年06月04日 11:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5
6/4 11:27
恐羅漢山の山頂に立っていた棒には、恐らく積雪深さを測るためだろう、メモリが刻まれていた。3m当たりまでメモリが刻まれており、冬の厳しさが良く解った
お隣の、旧羅漢山へと、空身で向かう。・・とすると、途中にサラサドウダンの花が群生していた
2022年06月04日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
6/4 11:54
お隣の、旧羅漢山へと、空身で向かう。・・とすると、途中にサラサドウダンの花が群生していた
サラサドウダンの花のズームアップ。ちょうど花盛りで、初夏らしい明るい色合いが素敵だ
2022年06月04日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
6/4 11:53
サラサドウダンの花のズームアップ。ちょうど花盛りで、初夏らしい明るい色合いが素敵だ
角度を変えて、もう一枚 パチリ
2022年06月04日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
7
6/4 11:54
角度を変えて、もう一枚 パチリ
稜線の道は、まさに”深緑”の森(”新緑”じゃなくて、)。深い緑色をした森が続く
2022年06月04日 11:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/4 11:57
稜線の道は、まさに”深緑”の森(”新緑”じゃなくて、)。深い緑色をした森が続く
ブナが多いが、杉の巨木も多かった。人工林の杉とは違う枝ぶりは、長い年月を生きてきた証だろう
(カメラレンズが汚れていたようで、写り悪し)
2022年06月04日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 12:00
ブナが多いが、杉の巨木も多かった。人工林の杉とは違う枝ぶりは、長い年月を生きてきた証だろう
(カメラレンズが汚れていたようで、写り悪し)
6月の山と言えば定番の、ギンリョウソウ
2022年06月04日 12:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 12:02
6月の山と言えば定番の、ギンリョウソウ
30分ほどで、旧羅漢山の山頂に到着。山頂部には巨岩があり、やや危なっかしい木のハシゴを使えば登れる
2022年06月04日 12:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 12:21
30分ほどで、旧羅漢山の山頂に到着。山頂部には巨岩があり、やや危なっかしい木のハシゴを使えば登れる
その巨岩から望む中国山地の山並み。巨岩の上にいた地元の人によると、見えているのは山口県の山々だそうな。どれがどの山かサッパリ解らないが、、、
2022年06月04日 12:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 12:13
その巨岩から望む中国山地の山並み。巨岩の上にいた地元の人によると、見えているのは山口県の山々だそうな。どれがどの山かサッパリ解らないが、、、
さて、道を引き返す。稜線部は所々に展望が開ける。今日は青空が広がり、日差しはもう、まなつのように強烈だ
2022年06月04日 12:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/4 12:43
さて、道を引き返す。稜線部は所々に展望が開ける。今日は青空が広がり、日差しはもう、まなつのように強烈だ
青空には白い綿雲が、ぽかり ぽかり と、浮かびだしてきた
2022年06月04日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 13:01
青空には白い綿雲が、ぽかり ぽかり と、浮かびだしてきた
恐羅漢山山頂でデポしていたザックを回収し、稜線上、夏焼峠への道を行く。「ほおの木」はさすがに、巨大な葉っぱなので、自分でも解る
2022年06月04日 13:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 13:03
恐羅漢山山頂でデポしていたザックを回収し、稜線上、夏焼峠への道を行く。「ほおの木」はさすがに、巨大な葉っぱなので、自分でも解る
緑陰のなだらかな道が、気持ちよく続く
2022年06月04日 13:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 13:08
緑陰のなだらかな道が、気持ちよく続く
稜線部は、ブナが多い自然林が続く
2022年06月04日 13:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 13:12
稜線部は、ブナが多い自然林が続く
大きなブナの木を仰ぎ見る。長い年月を経た風格がある
2022年06月04日 13:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 13:14
大きなブナの木を仰ぎ見る。長い年月を経た風格がある
森の中は以外と花が少なかったが、これは、、「エンレイソウ」かな? 既に花は終わって実ができている
2022年06月04日 13:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 13:22
森の中は以外と花が少なかったが、これは、、「エンレイソウ」かな? 既に花は終わって実ができている
「エンレイソウ」の実のズームアップ。黒々とした実が成っていた
2022年06月04日 13:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 13:22
「エンレイソウ」の実のズームアップ。黒々とした実が成っていた
夏焼峠までは緩やかな山道で、自然の深い森がイイ感じ
2022年06月04日 13:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 13:35
夏焼峠までは緩やかな山道で、自然の深い森がイイ感じ
夏焼峠からは割と早く、登山口に戻って来た。スキー場が無ければ、もう少し良い山なんだけどな、、
2022年06月04日 14:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/4 14:14
夏焼峠からは割と早く、登山口に戻って来た。スキー場が無ければ、もう少し良い山なんだけどな、、

感想

【山行No. 701(2)】

※ 今日も天気が良さそうなので、昨日(6月3日)の道後山に続き、今日は恐羅漢山(おそらかんざん)へ登ってみよう。標高は約1350mあるが、登山口がスキー場となってて標高差も少ないので、それほど大変な山じゃなさそうだし、、

・連泊している広島市を出発して登山口へと向かったが、戸河内ICから先の下道、カーナビに従って進むと、えっらく狭くて谷側にはガードレールもない、険しい道を進むことになった。
ハンドル操作を誤ると、谷底に一直線だ! しかも離合することもできそうにない狭い道なので、対向車が来ないことを祈って進んだ。・・・この日、一番の難所だった(汗)


・登山口の恐羅漢スキー場(牛小屋高原)にようやく着き、さっそくスキー場ゲレンデに沿って登り始める。オフシーズンのゲレンデには、名前を知らないが、黄色い花が咲き乱れていてお花畑状になっていた。しかし、スキー場の直登はさすがに疲れるわぁ、、

・稜線部についてすぐ、恐羅漢山の山頂に到着。ガイドブックに書いてある通り、展望はイマイチ。小岩に登って眺めてみたが、中国山地特有の、茫洋とした山並みが続いている。

・せっかくなので、お隣の旧羅漢山(きゅうらかんざん)へと向かった。この稜線部は自然林で緑が深く、まさに「深緑(しんりょく)」の森だ。ブナや天然杉らしき巨木も多い。
 途中にはサラサドウダンの群落もあった。なにかスモモにも色合いが似て、キレイというか、美味しそうにも見えた。

・旧羅漢山には約30分で到着。こちらも登山者が多い。山頂部には5m程度の巨岩があり、頼りない感じの木のハシゴを使って岩の上にでると、山口県辺りの展望が開けていた。

・帰りは、まず恐羅漢山の山頂まで戻って、デポしたザックを回収し、稜線上を夏焼峠へと向かった。この稜線も自然林が美しく、まさに深緑の森林浴で、癒された。花は少ないが、「エンレイソウ」の実は初めて見た。

・夏焼峠からは、意外と早く登山口に着いた。今日は初夏というより真夏に近い暑さで、売店にてコーラを買って一気飲みし、やっと人心地ついた。

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