鈴鹿南端縦走 (関-筆捨山-鈴鹿峠-高畑山-那須ヶ原山-油日岳-柘植)

2022年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 23.4km
• 登り: 1,420m
• 下り: 1,268m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:07
• 休憩: 1:38
• 合計: 9:45

距離 23.4km 登り 1,467m 下り 1,309m

7:12 スタート地点
7:31 7:32 観音山石仏巡りコース入り口(関ロッジ)
7:44 7:45 観音山西口
8:33 8:34 筆捨山
9:20 伊勢坂下バス停
9:41 9:42 片山神社
9:50 9:51 鏡岩
9:55 10:10 鈴鹿峠
10:15 鏡岩
10:49 ナイフリッジ
11:08 11:18 高畑山
11:33 溝干山
11:45 12:20 坂下峠
12:31 小笹山
12:43 12:44 唐木山
12:46 12:47 唐木岳（最高点）
13:07 13:12 三ッ頭山
13:27 13:37 那須ヶ原山
14:51 14:57 三国岳
15:02 15:03 忍者岳
15:09 15:10 加茂岳
15:14 15:15 油日神社分岐
15:31 15:34 油日岳
16:11 16:15 奥余野森林公園 駐車場
16:39 旗山西登山口
16:56 柘植駅
16:57 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

往路: 自宅-[自家用車]-関駅
復路: 柘植駅-[JR関西本線]-関駅-[自家用車]-自宅

コース状況／危険箇所等

1. 関-筆捨山-鈴鹿峠：特に危険箇所なし．東海道の分岐などは意外と標識が少ないのでご注意ください．
2. 鈴鹿峠-高畑山-那須ヶ畑山-油日岳-柘植：35回ほどシャープなアップダウンが続きます．基本的にザレて葉が堆積した箇所が多いので足元に気をつけて歩きました．また、道幅の狭いトラバースや細尾根も多くバランスを崩さぬように歩く必要があると思います．鈴鹿峠から向かう分にはあまり危険とは感じませんでしたが、①唐木岳直下の急斜面　②三国山-三国岳間にある大きな岩場　は反対側から向かう(下りで進む)場合には気をつけた方が良さそうだと感じました．

その他周辺情報

[水場]　筆捨山を下りてから鈴鹿峠までの東海道に自販機がありました．

[トイレ]　①鈴鹿峠　②奥余野森林公園

[食事] びっくりや
https://tabelog.com/mie/A2402/A240202/24004532/?cid=faq_kuchikomi

[温泉] 鈴鹿天然温泉　花しょうぶ
http://hanashobu.com/suzuka/

写真

6/4 7:12

[JR関駅]
こちらであきさんと待ち合わせて出発しました．

6/4 7:21

関の宿場町を通ります．

6/4 7:24

とてもいい雰囲気…

6/4 7:30

[ゲストホテル 関ロッジ]
こちらのホテルの裏にまわると

6/4 7:34

池があります．

6/4 7:37

こちらの橋を渡って進む予定でしたが、通行止になっていました．観音山を越えることも考えましたが

6/4 7:38

池の周りに道がありそうなのでそちらに進むことに．

6/4 7:45

[筆捨山登山口]
予定していたルートに無事復帰できました．

6/4 7:56

直登気味のなかなかしんどい急登を少し進むと展望台がありました．

6/4 7:57

展望台からの眺めはなかなか見事で、これから向かう西側の山の眺望に

6/4 7:57

南東側の伊勢湾の眺望も楽しめました．

6/4 8:03

筆捨山の由来が書いてあります．

6/4 8:07

このまま急登が続いたらどうしようかと思っていたのですが、尾根に出てしまうと穏やかな道になり一安心しました．

6/4 8:33

[筆捨山 山頂]
結構疲れました．まだ序盤なのに…笑

6/4 8:36

道がきちんと整備されているのに驚きました．

6/4 8:40

6/4 8:53

筆捨山から降りてきました．ここからは東海道を辿り鈴鹿峠を目指します．

6/4 9:00

東海道はとてもいい雰囲気で舗装路歩きながら苦になりませんでした．のんびりと流れる時間が心地よく、子供だった頃の夏休みを思い出して何だかわくわくしました．

6/4 9:08

昔の学校の校舎が自然の家にリノベーションされていました．

6/4 9:35

こちらを右手に進むと

6/4 9:41

[片山神社]
美しい神社がすぐに見えてきました．

6/4 9:53

[鈴鹿峠]
片山神社から少し進むと直ぐに鈴鹿峠に到着しました．

6/4 9:53

[鈴鹿峠]
ここから軌跡繋ぎ再開です．

6/4 10:14

[鏡岩]
少し寄り道して鏡岩を見に行きました．

6/4 10:27

最初に高畑山へ向かいます．鈴鹿らしいザレた直登気味の登りが続きます．

6/4 10:46

少しメートルが上がると眺望が開けてきました．馴染み深い鈴鹿の山々に綿向山まで見えて気分が高揚します．

6/4 10:48

難所にはこういう標識が設置されていました．

6/4 10:48

湖南アルプスを思い出すところも．

6/4 10:52

ひたすらアップダウンが繰り返され

6/4 10:53

南鈴鹿らしいワイルドな道が続きます．

6/4 10:59

眺望が広がってきました．

6/4 11:02

写真では分かりにくいですが琵琶湖を介して比良山系も一望できました．

6/4 11:08

[高畑山 山頂]
漸く高畑山に到着しました．360度の眺望が楽しめます．

6/4 11:08

爽快な眺望に元気をもらい、先に進みます．

6/4 11:32

[溝干山 山頂]

6/4 11:36

直行不可と書いてあったので左側から回り込みます．

6/4 11:41

(振り返って) なるほど、直進するとこの岩場を越える必要があるのですね．

6/4 11:44

坂下峠のすぐ近くに風の通る涼しい場所があったので、そちらでお昼を頂きました．

6/4 12:21

坂下峠には詳細な標識が．

6/4 12:27

またぐっと登り返します．本当に直登ばかりの道で根性つきそうです 笑

6/4 12:29

あれが唐木岳かな？

6/4 12:36

6/4 12:38

今回のコースはこういうところが多いですが、道幅が狭くて滑りやすいトラバースもあり慎重に歩きます．

6/4 12:39

トラバースを進むあきさん．

6/4 12:40

急な斜面が出てきました．

6/4 12:43

[唐木岳 山頂]
急登を頑張るとすぐにピークでした．

6/4 12:50

延々と繰り返されるアップダウン 笑

6/4 12:52

南鈴鹿らしい細尾根に

6/4 12:54

細いトラバースと険路が続くと思いきや

6/4 12:58

至って平和な道になったりと、オンオフの差が激しい道です．

6/4 13:27

[那須ヶ原山 山頂]
那須ヶ原山のピークには様々な標識が並んでいます．

6/4 14:04

6/4 14:17

[三国山 山頂]

6/4 14:35

三国山から少し降ったところに大きな岩場があります．手がかり足がかりがあり登りはさほど困りませんでしたが、下りだと怖そうだなと思いました．

6/4 14:37

岩を攀じるあきさん．

6/4 14:42

レポートでよく見た橋．

6/4 14:50

[三国岳 山頂]
漸くゴールを意識し始めましたが

6/4 14:55

アップダウン攻勢は一向に止む気配がありません 笑

6/4 15:07

崩落した箇所も多いです．鈴鹿の山は崩れていっているところが多い気がして将来が心配になります．

6/4 15:09

[加茂岳 山頂]

6/4 15:17

[油日岳 山頂]
漸く辿り着きました．しんどかった…

6/4 15:19

[岳大明神]
山頂には立派な祠が祀られていました．

6/4 15:37

下山していきます．

6/4 15:37

下山路はいくつかありそうでしたが、こちらを左手に進みます．

6/4 15:45

やはり滑りやすい道で中々気を抜けません．

6/4 15:48

沢まで降りてきました．

6/4 15:56

沢に沿って渡渉を繰り返しながら降りていきます．梯子を下る箇所があります．

6/4 16:00

綺麗な滝もあります．

6/4 16:01

[三馬谷小屋]
降りてきたようです．

6/4 16:03

こちらからは舗装路となっていました．

6/4 16:11

[奥余野森林公園]
お手洗があります．自販機はありません．

6/4 16:26

柘植駅を目指します．ここを右へ．

6/4 16:53

線路を渡り

6/4 16:56

[JR柘植駅]
ゴールの柘植駅に着きました．ここからディーゼル機関車に乗って関駅まで戻りました．

6/4 16:59

あきさんとコーラーで乾杯！普段はあまり飲みませんが、下山後のコーラーは格別ですね．

6/4 18:19

[びっくりや]
夕食は以前から気になっていたびっくりやさんへ．

6/4 17:56

お料理も店員さんもパンチが効いていていい感じでした．

撮影機器：

ILCE-6400 SONY

iPhone 12 Pro Apple

感想

petit-prince

鈴鹿山脈の範囲、特に南端については諸説あり、「鈴鹿峠」というのが一般的なようですが「油日岳」とする考えもあるようです．どうせ鈴鹿の軌跡繋ぎをするならそこまで繋いでおこうということで、あきさんと一緒に歩いてきました．

鈴鹿峠から北は少し歩いたので鈴鹿峠スタートにしようかとも思ったのですが、関の宿場町を見てみたいという思いもあり、関駅から鈴鹿峠を目指し、そこから軌跡を繋ぐことにしました．

関の宿場町は雰囲気が良く、歩いているだけで楽しかったですし、鈴鹿峠まで続く東海道の道も長閑でとても良かったです．覚悟はしていましたが、鈴鹿峠から先は聞きしに勝るなかなかハードな道で、ザレて木の葉の堆積した歩きにくい道をひたすら直登しては直降するという繰り返しが延々と続き、知らぬ間に心の中で「懺悔　懺悔　六根清浄」と唱えていました 笑

ハードではありましたが、時々綺麗な眺望が開けたり鈴鹿南部らしい難所があったりして全く退屈はしませんでした．(カウントされた方のレポートを拝見すると35回もアップダウンがあるようです…笑)