岩湧山|いわわきの道(四季彩館から往復)
- GPS
- 04:48
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 629m
- 下り
- 624m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 4:45
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8:00時点では5割以上空き 登山口近くは1.5車線の細道が続く |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口付近はやや荒れている 稜線上(ダイトレ)はよく整備されている |
写真
感想
大峰山脈を計画していたが、午後から天気が崩れそうなため変更。
幼少期の頃から慣れ親しんだ岩湧山にした。最近、家族で記憶を遡る山行が多い。
いつも通り行きは父に運転してもらって、私は後部座席で熟睡。気づいたら登山口に着いていた。駐車場は半分以上空いており、金剛山と比べるとひっそりと静まり返っていた。
今日はお散歩ということで、普通のスニーカーで歩く。沢沿いに続く石畳を辿ると四季彩館に到着。新緑に包まれたデッキがいい感じ。うーん、記憶に残っているような残っていないような。私が岩湧山に通ったのは幼稚園〜小学校に上がる頃なので、20年ほどが経過した。
登山口を入ってすぐに急坂ルート(きゅうざかの道:山頂まで60分)と沢沿いルート(いわわきの道:山頂まで90分)に分かれる。夏場は涼しい沢沿いを選択すると後悔しない。沢沿いにやや荒れた小道を進むと次第にトラバースが多くなる。小沢をいくつも越えた。途中に湧水が出ており、傍に展望デッキが併設されている箇所がある。思い出した。目の前にクルミの大木が大木が葉を茂らせている。その向こうに河内の町並みが遠望できる。昔この辺りでサンショウウオを捕まえた気がする。いつも休憩するポイントだ。
湧水の先は杉林が続き、ほどなく稜線に出てダイトレ(ダイヤモンドトレイル)と合流。大げさな名前がついているが、恥じないほど綺麗に整備されていた。トレランやMTBで走っている人が多かった。
杉林が急に途絶えたら目の前に岩湧山。カヤ(ススキ)が一面に広がるお椀型の山頂だ。ツツジに包まれた大和葛城山といい、この辺りは個性が強い。二等三角点が置かれた山頂をすぎると広場に出る。展望は広大で、大阪湾〜金剛・大和葛城山〜大峰(大普賢・八経)とよく見えた。湿度が高いのか淡路島〜六甲山は霞んでいた。
まだ10時になっていないが、早めの昼食。家から持ってきた弁当を広げた。途中、大きな団体が来てさらに賑やかになった。その後もMTBやらドローンやらが行き交う。関西の山頂で繰り広げられる光景は関東のそれと大きく異なると感じるが、これはこれで良い。
下りも同じルートを引き返して正午前に下山。芝生の斜面で山カフェをした。途中、花や野菜の土を買い足して帰宅。
総評
散歩向けのお手軽マイナー低山という印象。山頂周辺は一面のススキ原が広がっており展望広大だが、日陰がなく夏場は暑い。また、携帯の電波(docomo)が山域全体を通じて弱く繋がりにくい。
登山ルートが限られ、近場に合わせて登れる山が少ない点が惜しい。ただ、展望が素晴らしく、夜景目的のナイトハイクも楽しめそうである。今回はお弁当を食べに行ったようなものだが、下界で食べる飯より山頂の方がうまい。高かろうが低かろうが、やはり山は良い。
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