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Yamareco

記録ID: 4370721
全員に公開
ハイキング
葛城高原・二上山

岩橋山(関電道から登高、バリエーションを下降)

2022年06月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:35
距離
8.1km
登り
612m
下り
649m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:32
休憩
0:01
合計
7:33
距離 8.1km 登り 612m 下り 654m
9:20
229
スタート地点
13:09
13:10
223
16:53
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
関電道はところどころ倒木や軽いヤブがありますが、危険個所はないので、通行に差し支えなし。ちょっと変わったルートを歩いてみたい人向け。
下山に使ったバリエーションルートは、まず取付きが分かりにくく、途中からは急降下なうえ、最後の降下個所をよく見ないと、私のように崖を下りることになります。純然たるモノ好き向き(私は面白かったですが)。
関電道の取付きからこれから登るルート沿いの鉄塔の列を眺めてみました。
2022年06月04日 09:40撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 9:40
関電道の取付きからこれから登るルート沿いの鉄塔の列を眺めてみました。
関電道の取付き。もう少し経つとヤブに覆われて分からなくなるかも。
2022年06月04日 09:44撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 9:44
関電道の取付き。もう少し経つとヤブに覆われて分からなくなるかも。
中間地点付近で現われる42番、43番鉄塔の案内板。43番鉄塔は上りの途中で通過しましたが、42番鉄塔はルートから外れています。地形図では、ルートは42番鉄塔を経由するかのように描かれていますが、実際には42番鉄塔の手前で作業道に合流します。作業道からは42番鉄塔は見えない。
2022年06月04日 11:04撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 11:04
中間地点付近で現われる42番、43番鉄塔の案内板。43番鉄塔は上りの途中で通過しましたが、42番鉄塔はルートから外れています。地形図では、ルートは42番鉄塔を経由するかのように描かれていますが、実際には42番鉄塔の手前で作業道に合流します。作業道からは42番鉄塔は見えない。
手前左上方向が右下から登ってきた関電道の延長、右上方向の斜面が42番鉄塔へのルートらしいです。前に右上方向に行ってみたことがありますが、樹林の中に頼りない踏み跡があるだけでした。もちろん、今回は左上方向に行きます。
2022年06月04日 11:04撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 11:04
手前左上方向が右下から登ってきた関電道の延長、右上方向の斜面が42番鉄塔へのルートらしいです。前に右上方向に行ってみたことがありますが、樹林の中に頼りない踏み跡があるだけでした。もちろん、今回は左上方向に行きます。
関電道(写真下)から作業道(写真左下〜右上)に合流するところ。作業道が深くえぐれているので、関電階段が設置されていますが、かなりの急傾斜なので、ちょっと怖い。写真の中ほどに作業道の関電階段脇の看板が見えます。傾斜はこの写真から推測して下さい(段差は3メートルくらいあります)。
2022年06月04日 11:14撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 11:14
関電道(写真下)から作業道(写真左下〜右上)に合流するところ。作業道が深くえぐれているので、関電階段が設置されていますが、かなりの急傾斜なので、ちょっと怖い。写真の中ほどに作業道の関電階段脇の看板が見えます。傾斜はこの写真から推測して下さい(段差は3メートルくらいあります)。
合流後の作業道はこんな道。倒木がありますが、歩くのには差し支えなし。場所によってはもっと深くえぐれています。
2022年06月04日 11:19撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 11:19
合流後の作業道はこんな道。倒木がありますが、歩くのには差し支えなし。場所によってはもっと深くえぐれています。
この左側の樹林の先に42番鉄塔があるはず。段差3メートルはありますから、崖を登って確認することは不可能です。
2022年06月04日 11:29撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 11:29
この左側の樹林の先に42番鉄塔があるはず。段差3メートルはありますから、崖を登って確認することは不可能です。
前に下りに使ってヒドい目に遭った(のに懲りずに、その後、今度は登りに使って、やはりヒドい目に遭った)バリエーションルートの分岐(右側の斜面)。まえに下ったときの記録は、https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4105371.html
のとおり。
2022年06月04日 11:56撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 11:56
前に下りに使ってヒドい目に遭った(のに懲りずに、その後、今度は登りに使って、やはりヒドい目に遭った)バリエーションルートの分岐(右側の斜面)。まえに下ったときの記録は、https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4105371.html
のとおり。
登っていくと、色があせて白くなった案内板がありました。マジックで上書きされていますが、ここから42番鉄塔への別のアクセス路がある模様です。
2022年06月04日 12:07撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:07
登っていくと、色があせて白くなった案内板がありました。マジックで上書きされていますが、ここから42番鉄塔への別のアクセス路がある模様です。
その先にあるヤブ。通路分だけ草が刈られていますが、また伸びてきた模様。
2022年06月04日 12:16撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:16
その先にあるヤブ。通路分だけ草が刈られていますが、また伸びてきた模様。
前方左手の立木の先に41番鉄塔があります。カメラが安物なのでうまく映っていませんが。
2022年06月04日 12:17撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:17
前方左手の立木の先に41番鉄塔があります。カメラが安物なのでうまく映っていませんが。
その付近にあった案内板。
2022年06月04日 12:19撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:19
その付近にあった案内板。
ルートがあるようなないような状態ですが、歩くのには差し支えありません。
2022年06月04日 12:19撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:19
ルートがあるようなないような状態ですが、歩くのには差し支えありません。
前方の目印は林業用のものと思われますが、これに沿って歩くと、ルートは谷に下りてしまいます。ダイトレに合流するルートは、少し分かりにくいですが、目印の手前で左に別れています。
2022年06月04日 12:22撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:22
前方の目印は林業用のものと思われますが、これに沿って歩くと、ルートは谷に下りてしまいます。ダイトレに合流するルートは、少し分かりにくいですが、目印の手前で左に別れています。
そのルートを歩くと、またもや目印がありました。さらに鉄塔の案内板もあります。この先にあるのは40番鉄塔らしいです。
2022年06月04日 12:26撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:26
そのルートを歩くと、またもや目印がありました。さらに鉄塔の案内板もあります。この先にあるのは40番鉄塔らしいです。
ルートは伐採地の斜面を巻いています。
2022年06月04日 12:29撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:29
ルートは伐採地の斜面を巻いています。
念の入ったことに複数枚になった案内板もありました。
2022年06月04日 12:30撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:30
念の入ったことに複数枚になった案内板もありました。
太田川の源流部を見下ろしたところ。見たところ、水は涸れていますが、かなりの傾斜です。
2022年06月04日 12:30撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:30
太田川の源流部を見下ろしたところ。見たところ、水は涸れていますが、かなりの傾斜です。
ルートはその斜面を巻いて続いています。幅は30センチくらいですが、路肩が丸まっているので、ちょっと怖い。
2022年06月04日 12:33撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:33
ルートはその斜面を巻いて続いています。幅は30センチくらいですが、路肩が丸まっているので、ちょっと怖い。
こんなところでダイトレと合流しました。実に分かりやすいのに、前に来たときは見逃していました。おそらく、あまりにも分かりやす過ぎて、ただの「道幅が広がったところ」にしか見えなかったのだと思います。前に来たときの記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4296528.html
2022年06月04日 12:34撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 12:34
こんなところでダイトレと合流しました。実に分かりやすいのに、前に来たときは見逃していました。おそらく、あまりにも分かりやす過ぎて、ただの「道幅が広がったところ」にしか見えなかったのだと思います。前に来たときの記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4296528.html
岩橋峠から悪名高い急階段を上り、岩橋山の山頂を通過して、今度は長い階段を下り、鞍部でダイトレが直角に曲がるところが、今回のバリエーションルートの出発点。最初はルートがあるようなないような植林地ですが・・・。
2022年06月04日 14:18撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:18
岩橋峠から悪名高い急階段を上り、岩橋山の山頂を通過して、今度は長い階段を下り、鞍部でダイトレが直角に曲がるところが、今回のバリエーションルートの出発点。最初はルートがあるようなないような植林地ですが・・・。
ルートがあるはずの方向はヤブの中。しかも急傾斜。
2022年06月04日 14:22撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:22
ルートがあるはずの方向はヤブの中。しかも急傾斜。
その向こうを透かしてみると、傾斜が緩い地形があるところにルートらしいものが見えた(ような気がする)ので、ヤブをかき分けて進みます。
2022年06月04日 14:22撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:22
その向こうを透かしてみると、傾斜が緩い地形があるところにルートらしいものが見えた(ような気がする)ので、ヤブをかき分けて進みます。
何とか通行可能です。
2022年06月04日 14:22撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:22
何とか通行可能です。
進んでいくと、ヤブが薄いから進めるのか、本当にルートがあるのか、よく分かりません。
2022年06月04日 14:25撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:25
進んでいくと、ヤブが薄いから進めるのか、本当にルートがあるのか、よく分かりません。
しかし、進むにつれてだんだんルートがハッキリしてきます。
2022年06月04日 14:27撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:27
しかし、進むにつれてだんだんルートがハッキリしてきます。
下生えを刈った形跡があり、途中で林業用のテープ目印や赤プラ板の目印を何か所か発見しましたから、確かにルートがあると確信。
2022年06月04日 14:28撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:28
下生えを刈った形跡があり、途中で林業用のテープ目印や赤プラ板の目印を何か所か発見しましたから、確かにルートがあると確信。
ルートは途中から傾斜が急になりますから、チェーンアイゼンを装着しました。土壌が腐葉土で柔らかいので、チェーンアイゼンがよくめり込んで効きました。
2022年06月04日 14:32撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:32
ルートは途中から傾斜が急になりますから、チェーンアイゼンを装着しました。土壌が腐葉土で柔らかいので、チェーンアイゼンがよくめり込んで効きました。
ルートは途中で微妙にカーブしていますが、地形図に従って、尾根芯を外さないように下りれば大丈夫です。傾斜がきつくなりますが、最後の方までは傾斜はほぼ一定です。
2022年06月04日 14:35撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:35
ルートは途中で微妙にカーブしていますが、地形図に従って、尾根芯を外さないように下りれば大丈夫です。傾斜がきつくなりますが、最後の方までは傾斜はほぼ一定です。
前方から沢(葛下川の上流)の音が聞こえるようになりました。そこで沢の屈曲点を目差して下りましたが、最後の方では前よりも傾斜が急になりました。
2022年06月04日 14:46撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:46
前方から沢(葛下川の上流)の音が聞こえるようになりました。そこで沢の屈曲点を目差して下りましたが、最後の方では前よりも傾斜が急になりました。
何とか立木に掴まりながら下りましたが、最後の数メートルは崖状になっていました。そのため、最後はロープを立木に引っ掛けて掴まりながら下りました。
2022年06月04日 14:57撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 14:57
何とか立木に掴まりながら下りましたが、最後の数メートルは崖状になっていました。そのため、最後はロープを立木に引っ掛けて掴まりながら下りました。
こんなところをロープに掴まりながら下りたわけです。自分でも「こんなところを下りてアホちゃうか」と思うような悪路(ですらない)。
2022年06月04日 15:19撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 15:19
こんなところをロープに掴まりながら下りたわけです。自分でも「こんなところを下りてアホちゃうか」と思うような悪路(ですらない)。
ところが下りてからよくよく斜面を見ると、下りるときに沢の屈曲点よりも少し左手に寄ると、傾斜はもっと緩やかですし崖もありませんから、そこから下りれば楽だったはずです。
2022年06月04日 15:22撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 15:22
ところが下りてからよくよく斜面を見ると、下りるときに沢の屈曲点よりも少し左手に寄ると、傾斜はもっと緩やかですし崖もありませんから、そこから下りれば楽だったはずです。
さらに、もう少し先(下りるときにもっと左による)には、もっと楽そうな降り口もありました。
2022年06月04日 15:31撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 15:31
さらに、もう少し先(下りるときにもっと左による)には、もっと楽そうな降り口もありました。
降りたところの林道です。この林道はすぐに沢を横切っているので、沢は道の右側に移っています。前にこの林道を歩いたときは、何か暗くてジメジメした感じがあったので魅力を感じませんでしたが、このときは日が差していたためか、気持ちよく歩けました。
2022年06月04日 15:38撮影 by  705KC, KYOCERA
6/4 15:38
降りたところの林道です。この林道はすぐに沢を横切っているので、沢は道の右側に移っています。前にこの林道を歩いたときは、何か暗くてジメジメした感じがあったので魅力を感じませんでしたが、このときは日が差していたためか、気持ちよく歩けました。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ チェーンアイゼン ロープ(5メートル)

感想

 関電道とダイトレとの合流点がどうしても納得いかなかったのと、岩橋山から尾根を下ってみようと思って出かけた山行ですが、写真にあるとおり、なかなか面白かったです。

 関電道は、「ちょっと変わった道を歩いてみたい」という方に広くお勧めします。ただし、多少の倒木やヤブは覚悟してください。
 岩橋山のバリエーションは、まぁ、私のようなモノ好き向きでしょうね。面白かったですが。

 なお、この日風呂に入ったときには気が付かなかったのですが、翌日、膝にマダニが食いついていました。虫除けスプレーの威力やゲイターの防御力よりもマダニの空腹の方が勝っていたようです。下りのときにヤブで食いつかれたものと思いますので、このルートを下るときは用心して下さい。

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