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Yamareco

記録ID: 443323
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白山

笈ヶ岳〜山毛欅尾山・冬瓜山・シリタカ山からのテン泊山行

2014年05月03日(土) ~ 2014年05月04日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 石川県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
21.1km
登り
2,011m
下り
1,953m

コースタイム

■5月3日
5:00起床・朝食−(車移動)−6:00白山一里野温泉スキー場に駐車
7:25林道登山口−7:35貯水池登り口−9:53ブナオ山−11:011271m地点 テント泊
■5月4日
4:15起床・朝食
(不要荷物はテントにデポしアタックザックで笈ヶ岳へ)
5:221271m地点−6:301312m地点−7:06ジライ谷分岐−7:36冬瓜山−8:20シリタカ山−8:42岩底谷(かまそこたに)の頭−9:15笈ヶ岳(休憩10)−9:35岩底谷の頭−10:25冬瓜平(トラバース)−12:001271m地点(食事・テント撤収60)13:00−14:57ブナオ山−16:20貯水池登り口−16:27林道登山口
天候 1日目:晴れのち曇り(キリ)
2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往復:北陸自動車道・福井北IC−R157経由
※5/2道の駅瀬女(せな)車中泊
コース状況/
危険箇所等
■コース状況
☆参照地図
 山と高原地図「白山」
 MAPPLE「日本200名山を登る:下巻」
 1/25000地形図「中宮温泉」、「市原」

☆10本爪以上のアイゼン、ピッケル持参推奨

☆ブナオ山⇔冬瓜山までは道がありません
 尾根を伝うことになりますが、二又分岐する尾根も多く、
 特に下りは注意が必要です
 実際、この2日間で3回ほど間違った尾根を進み、
 途中で気が付くということがありました
 事前の読図シミュレーションは必要だと思います

☆ブナオ山⇔1271m地点までのヤブ漕ぎは非常にタフ
 太さ3〜5cmほどの多数の灌木が枝を伸ばしており
 なかなか進めず、かなり体力を消耗します
 「ヤブ漕ぎ」が苦手な人にはこのコースはお勧め出来ません

☆1271m地点⇔冬瓜山の途中の雪の痩せ尾根や、
 ブナオ山から登山口方面の下りの雪斜面は
 底が開いている箇所があるため通行注意

☆5/4現在、冬瓜山から笈ヶ岳の間はまだ積雪がありました
 朝早いうちは締まっていてアイゼンも良く効きますが
 気温が上がるにしたがい溶けだしてきます

■下山後情報
 道の駅「瀬女」の前には「かんぽの宿」があり日帰り入浴(\800)が出来ます
ファイル
笈ヶ岳地図メモ(1/25000)
(更新時刻:2014/05/20 21:29)
道の駅「瀬女(せな)」にて車中前泊しました
目の前に「かんぽの宿」があり、入浴可能(\800)
2014年05月03日 05:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 5:54
道の駅「瀬女(せな)」にて車中前泊しました
目の前に「かんぽの宿」があり、入浴可能(\800)
一里野スキー場駐車場に移動
テン泊なので65ℓザックもパンパン
2014年05月03日 06:30撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 6:30
一里野スキー場駐車場に移動
テン泊なので65ℓザックもパンパン
太陽が出てきました
ただし、この後11:00にはキリが。。。
2014年05月03日 06:37撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 6:37
太陽が出てきました
ただし、この後11:00にはキリが。。。
北陸電力中宮発電所脇を通らせていただき、川向うの林道に出ました
ここから導水管横の管理通路を通って登れるみたいですが、延々と続く階段に恐れをなして林道から登ります
2014年05月03日 06:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 6:53
北陸電力中宮発電所脇を通らせていただき、川向うの林道に出ました
ここから導水管横の管理通路を通って登れるみたいですが、延々と続く階段に恐れをなして林道から登ります
しばらく進むと1台のバンが
中から「乗って行けよ」と声が
神奈川県から来られたお父さん
遠慮なく乗せてもらい、林道わきの登山口に
さあ、ここから始まりです
2014年05月03日 07:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 7:20
しばらく進むと1台のバンが
中から「乗って行けよ」と声が
神奈川県から来られたお父さん
遠慮なく乗せてもらい、林道わきの登山口に
さあ、ここから始まりです
登山口付近から見事なカタクリの花が出迎えてくれました
2014年05月03日 07:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 7:25
登山口付近から見事なカタクリの花が出迎えてくれました
石の階段
結構な直登が。。。
いきなり息が上がります
2014年05月03日 07:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 7:26
石の階段
結構な直登が。。。
いきなり息が上がります
階段上の貯水池
この脇を登る
2014年05月03日 07:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 7:35
階段上の貯水池
この脇を登る
若葉の芽吹き
ツツジの花
2014年05月03日 07:44撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 7:44
若葉の芽吹き
ツツジの花
とても大きな山毛欅(ブナ)
山毛欅尾山はその名の通り、ブナの植生が立派です
2014年05月03日 07:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 7:46
とても大きな山毛欅(ブナ)
山毛欅尾山はその名の通り、ブナの植生が立派です
カタクリの群生が見事でした
全然想像していなかっただけに得した気分です
2014年05月03日 08:30撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 8:30
カタクリの群生が見事でした
全然想像していなかっただけに得した気分です
1100mくらいから雪が多くなってきます
2014年05月03日 09:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
5/3 9:20
1100mくらいから雪が多くなってきます
山毛欅尾山はとても広くゆったりしています
2014年05月03日 09:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 9:51
山毛欅尾山はとても広くゆったりしています
野鳥
ホオジロでしょうか
エナガでしょうか
2014年05月03日 09:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 9:55
野鳥
ホオジロでしょうか
エナガでしょうか
だんだん曇ってきてこのあと霧となります
平地での天気予報は昼前後にくもりでしたが
山は少し早く天候が崩れてきました
2014年05月03日 10:05撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 10:05
だんだん曇ってきてこのあと霧となります
平地での天気予報は昼前後にくもりでしたが
山は少し早く天候が崩れてきました
山毛欅尾山からの尾根筋下り
雪があるところは歩きやすく軽快に進むことができます
2014年05月03日 10:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 10:11
山毛欅尾山からの尾根筋下り
雪があるところは歩きやすく軽快に進むことができます
所々ブナが導いてくれますが。。。
2014年05月03日 10:13撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 10:13
所々ブナが導いてくれますが。。。
雪が切れると、すごい「ヤブ漕ぎ」になります
特に山毛欅尾山⇔1271mピークまでの間がタフでした
自分的にはここが”核心部”でした
2014年05月03日 10:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 10:29
雪が切れると、すごい「ヤブ漕ぎ」になります
特に山毛欅尾山⇔1271mピークまでの間がタフでした
自分的にはここが”核心部”でした
1271mピークに着いたころから、キリがひどくなり先に進むことはあきらめました
2014年05月03日 11:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
5/3 11:01
1271mピークに着いたころから、キリがひどくなり先に進むことはあきらめました
11:00からテントを張り、風よけ積み上げ
2014年05月03日 12:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 12:51
11:00からテントを張り、風よけ積み上げ
遅い昼食はMUJIカレー
大好きな「バターチキン」
2014年05月03日 15:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 15:22
遅い昼食はMUJIカレー
大好きな「バターチキン」
15:30過ぎから段々晴れ間が出てきました
2014年05月03日 15:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 15:36
15:30過ぎから段々晴れ間が出てきました
これ恐竜に見えませんか?
実は白山・勝山近辺は肉食竜の化石が沢山出ていいて恐竜博物館もある地域なんです
2014年05月03日 16:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 16:01
これ恐竜に見えませんか?
実は白山・勝山近辺は肉食竜の化石が沢山出ていいて恐竜博物館もある地域なんです
さっきまでのキリはすっかり晴れました
2014年05月03日 16:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 16:57
さっきまでのキリはすっかり晴れました
焼酎で乾杯!
2014年05月03日 17:07撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:07
焼酎で乾杯!
すっかり晴れて温かくなったのでテントの上で衣服乾燥!
2014年05月03日 17:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:20
すっかり晴れて温かくなったのでテントの上で衣服乾燥!
さっきまではキリでわからなかったのですが、テントの目の前には笈ヶ岳のきれいな稜線が
2014年05月03日 17:32撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:32
さっきまではキリでわからなかったのですが、テントの目の前には笈ヶ岳のきれいな稜線が
新緑も日光に輝きだします
2014年05月03日 17:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:36
新緑も日光に輝きだします
笈ヶ岳の凛々しい姿
2014年05月03日 17:43撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:43
笈ヶ岳の凛々しい姿
寄って寄って・・・
2014年05月03日 17:43撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:43
寄って寄って・・・
その頂までハッキリ見て取れます
2014年05月03日 17:43撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:43
その頂までハッキリ見て取れます
2014年05月03日 17:48撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:48
2014年05月03日 17:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:53
そのうち笈ヶ岳の北に位置する大笠山も姿を現してきました
2014年05月03日 17:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:56
そのうち笈ヶ岳の北に位置する大笠山も姿を現してきました
こちらはおおらかな山容
イイです!
2014年05月03日 17:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 17:56
こちらはおおらかな山容
イイです!
2014年05月03日 17:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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夕日に映える大笠山
2014年05月03日 18:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 18:17
夕日に映える大笠山
さあ、日が暮れます
2014年05月03日 18:19撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 18:19
さあ、日が暮れます
このあと、19:00には眠りについてしまいました
朝方、シュラフとマット越しに伝わる冷たさに目が覚めました
夜中かすかにシカ(カモシカ)?の足音を聞いたような聞かないような
2014年05月03日 18:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/3 18:35
このあと、19:00には眠りについてしまいました
朝方、シュラフとマット越しに伝わる冷たさに目が覚めました
夜中かすかにシカ(カモシカ)?の足音を聞いたような聞かないような
「やうやうしろくなりゆくやまぎは」
2014年05月04日 04:21撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6
5/4 4:21
「やうやうしろくなりゆくやまぎは」
朝は東の笈ヶ岳方向からの風が少しありました
2014年05月04日 04:43撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 4:43
朝は東の笈ヶ岳方向からの風が少しありました
さあ、頑張って行きましょう
2014年05月04日 05:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 5:22
さあ、頑張って行きましょう
所々ヤブ漕ぎも
2014年05月04日 05:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 5:26
所々ヤブ漕ぎも
イワカガミ
が、可憐な花で励ましてくれます
2014年05月04日 05:30撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 5:30
イワカガミ
が、可憐な花で励ましてくれます
こぶしの白い花越しに朝の光に染まる白山が!
2014年05月04日 05:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 5:35
こぶしの白い花越しに朝の光に染まる白山が!
おおきなキノコです
これはなんでしょう?
2014年05月04日 05:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 5:40
おおきなキノコです
これはなんでしょう?
太陽が出てくるころには、すでに汗が噴き出してきます
2014年05月04日 05:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 5:49
太陽が出てくるころには、すでに汗が噴き出してきます
1312m地点付近からの白山
2014年05月04日 05:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 5:51
1312m地点付近からの白山
たぶん冬瓜山(かもうりやま)からの日の出
2014年05月04日 06:04撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
5
5/4 6:04
たぶん冬瓜山(かもうりやま)からの日の出
1271mピークのテントが遠くに
2014年05月04日 06:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 6:09
1271mピークのテントが遠くに
このさき、冬瓜山の控えてアイゼン装着
2014年05月04日 06:23撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 6:23
このさき、冬瓜山の控えてアイゼン装着
”ジライ谷の肩”と呼ばれているあたりからの白山の眺め
2014年05月04日 07:06撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 7:06
”ジライ谷の肩”と呼ばれているあたりからの白山の眺め
白山と2ショット!!
その白さ、青い空に映えて美しい
2014年05月04日 07:07撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 7:07
白山と2ショット!!
その白さ、青い空に映えて美しい
冬瓜山ピーク手前の垂直の登り
虎ロープがありますが、木の根っこなど手掛かりがあり、割としっかり登れます
2014年05月04日 07:27撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 7:27
冬瓜山ピーク手前の垂直の登り
虎ロープがありますが、木の根っこなど手掛かりがあり、割としっかり登れます
いわゆる”冬瓜山のナイフリッジ”
すでに雪はありません
2014年05月04日 07:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 7:36
いわゆる”冬瓜山のナイフリッジ”
すでに雪はありません
三等△冬瓜山
2014年05月04日 07:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 7:36
三等△冬瓜山
次、シリタカ山を目指す
2014年05月04日 07:44撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 7:44
次、シリタカ山を目指す
朝の雪はまだ締っていて快適です
2014年05月04日 08:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6
5/4 8:02
朝の雪はまだ締っていて快適です
どこからでも白山が拝めます
2014年05月04日 08:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6
5/4 8:09
どこからでも白山が拝めます
北から西方向
遠くには、灰色の帯が見えます
西からの雲でしょうか
2014年05月04日 08:10撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
4
5/4 8:10
北から西方向
遠くには、灰色の帯が見えます
西からの雲でしょうか
いやあ、気持ちいい!
2014年05月04日 08:18撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 8:18
いやあ、気持ちいい!
正面に見える岩は”岩底(カマソコ)谷の頭”でしょうか
2014年05月04日 08:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3
5/4 8:20
正面に見える岩は”岩底(カマソコ)谷の頭”でしょうか
そのカマソコ谷の頭は巻いて登ります
2014年05月04日 08:42撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
2
5/4 8:42
そのカマソコ谷の頭は巻いて登ります
登りつめていくと笈ヶ岳の横顔が見えてきます
2014年05月04日 08:42撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 8:42
登りつめていくと笈ヶ岳の横顔が見えてきます
笈ヶ岳手前”小笈(こおいずる)”の登り
2014年05月04日 09:03撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 9:03
笈ヶ岳手前”小笈(こおいずる)”の登り
小さな山頂には10名ほど
「サイコー」、「下りたくない」と思わず声が出てしまいます
いろんな方がそれぞれの楽しみ方で登られてきています
しばらく先行のベテランさんに山座同定、教えていただきました
2014年05月04日 09:15撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
13
5/4 9:15
小さな山頂には10名ほど
「サイコー」、「下りたくない」と思わず声が出てしまいます
いろんな方がそれぞれの楽しみ方で登られてきています
しばらく先行のベテランさんに山座同定、教えていただきました
2014年05月04日 09:15撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 9:15
三等△笈ヶ岳
2014年05月04日 09:15撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 9:15
三等△笈ヶ岳
ちょっとわかりにくいですが、左から
剣・立山〜薬師〜槍〜穂高
オールスター達が!!
2014年05月04日 09:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 9:17
ちょっとわかりにくいですが、左から
剣・立山〜薬師〜槍〜穂高
オールスター達が!!
そして白山
2014年05月04日 09:21撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 9:21
そして白山
となりの大笠山は近くに見えます
往復してみたい、という誘惑にかられますが時間がありません
2014年05月04日 09:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
4
5/4 9:22
となりの大笠山は近くに見えます
往復してみたい、という誘惑にかられますが時間がありません
小笈(こおいずる)
2014年05月04日 09:32撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 9:32
小笈(こおいずる)
帰りは冬瓜平へトラバース下降していきました
冬瓜平はブナ・ダケカンバの見晴らしの良い大広間
本当はここでテントを張るつもりでした
2014年05月04日 10:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 10:16
帰りは冬瓜平へトラバース下降していきました
冬瓜平はブナ・ダケカンバの見晴らしの良い大広間
本当はここでテントを張るつもりでした
珍しい現象に出会いました
太陽の周りに七色の虹が!
翌日の新聞では、全国で「環水平アーク」観測されたようです
インターネットで調べたのですが、これは「暈(かさ)」という現象でしょうか?
2014年05月04日 10:33撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 10:33
珍しい現象に出会いました
太陽の周りに七色の虹が!
翌日の新聞では、全国で「環水平アーク」観測されたようです
インターネットで調べたのですが、これは「暈(かさ)」という現象でしょうか?
大きなブナの木が天に向かって伸びています
2014年05月04日 10:34撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
4
5/4 10:34
大きなブナの木が天に向かって伸びています
さあ、ふたたび尾根伝いに帰ります
2014年05月04日 11:13撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
5/4 11:13
さあ、ふたたび尾根伝いに帰ります
テント撤収
再び重いザックを背負って。。。
さあ、頑張って行きましょう!
とはいえ、ブナオ山までのヤブ漕ぎは大変でした
笈ヶ岳往復の疲れもあって、高々200m登り、1.5kmの道程に2時間かかりました
2014年05月04日 13:44撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 13:44
テント撤収
再び重いザックを背負って。。。
さあ、頑張って行きましょう!
とはいえ、ブナオ山までのヤブ漕ぎは大変でした
笈ヶ岳往復の疲れもあって、高々200m登り、1.5kmの道程に2時間かかりました
ブナオ山頂
本日も泊まられている方が居ますね
2014年05月04日 14:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 14:57
ブナオ山頂
本日も泊まられている方が居ますね
ブナオ山からの白山の眺めも素晴らしいです
2014年05月04日 14:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 14:57
ブナオ山からの白山の眺めも素晴らしいです
気温も上がり、結構足にきている中
何回も滑りました
それでもこんなカタクリの花は心が和みます
2014年05月04日 15:42撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 15:42
気温も上がり、結構足にきている中
何回も滑りました
それでもこんなカタクリの花は心が和みます
貯水池からの下り
石の階段に座って、しばし休憩
新緑が広がります
2014年05月04日 16:24撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 16:24
貯水池からの下り
石の階段に座って、しばし休憩
新緑が広がります
やっと戻ってきました!登山口
なんと、昨日ここまで車に乗せてくれたお父さんが!
いろんな情報交換をさせてもらって、そのうえ一里野駐車場まで送っていただきました
ありがとうございました!
2014年05月04日 16:27撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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5/4 16:27
やっと戻ってきました!登山口
なんと、昨日ここまで車に乗せてくれたお父さんが!
いろんな情報交換をさせてもらって、そのうえ一里野駐車場まで送っていただきました
ありがとうございました!
一里野スキー場駐車場から望むブナオ山と
左に見える小ピークがテン泊した1271mピーク
いやあ、大変だったけど楽しかった〜
2014年05月04日 17:26撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
5/4 17:26
一里野スキー場駐車場から望むブナオ山と
左に見える小ピークがテン泊した1271mピーク
いやあ、大変だったけど楽しかった〜
■デジカメの他にフィルムカメラも持参しました(CONTAX-T2)
何枚か載せます
2014年05月05日 13:11撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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5/5 13:11
■デジカメの他にフィルムカメラも持参しました(CONTAX-T2)
何枚か載せます
■1271mピーク
2014年05月05日 13:11撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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5/5 13:11
■1271mピーク
■左の大笠山と右の笈ヶ岳
2014年05月05日 13:11撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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5/5 13:11
■左の大笠山と右の笈ヶ岳
■遠くにうっすら見える北アルプス
2014年05月05日 13:11撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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5/5 13:11
■遠くにうっすら見える北アルプス
■白山
2014年05月05日 13:11撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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5/5 13:11
■白山
■カマソコ谷の頭付近からの笈ヶ岳
2014年05月05日 13:11撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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5/5 13:11
■カマソコ谷の頭付近からの笈ヶ岳
■冬瓜平
2014年05月05日 13:12撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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5/5 13:12
■冬瓜平
■暈(かさ)
2014年05月05日 13:12撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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5/5 13:12
■暈(かさ)

感想


残雪期、とくにGWあたりが登頂適期
笈ヶ岳(おいずるがたけ)に行って来ました


■1日目
林道登山口から北陸電力の貯水池への長い階段を登り山毛欅尾(ブナオ)山にとりつきます
すぐに若い灌木が伸ばす細い枝・葉をかき分けての登りとなります
途中、カタクリの群生がいっぱいの花を咲かせていました

1150mくらいまでは雪はなくなっていますが、
ブナオ山頂は一面の雪で覆われていました
今回、一泊二日の計画のためテントを背負っての山行です
ブナオ山まで一気に800mほど高度を上げてきただけに既にヘトヘト
ブナオ山から先は道がなく、尾根伝いに見当をつけていきます
ただ、ここからが大変でした

ヤブ漕ぎの連続
尾根上には太さ3cm以上の枝をヒトデのように伸ばす灌木が…
枝を払って進むと言うより木を押し退けて体を入れて少しずつ前に進むといった感じです
1271m小ピークに出た頃、キリが出てきて視界は10〜30mほどに
初日の目的地の冬瓜平にはほど遠いのですが、
 ・初めての山
 ・濃いキリで読図も限界
 ・踏み跡も薄い
 ・天気予報では昼前後に曇りだったので、すぐには好転しないはず
と判断し、11時と早い時間でテントを張ることにしました
結局晴れ間がでたのが15時過ぎ
無理せずにあわてずに正解でした

おにぎりを食べて休んでいると少しずつ明るくなって
外を見ると晴れ間の中に目指す頂が!

笈ヶ岳と大笠山
200名山と300名山
先鋭の頂きと大らかな広がり
対照的な形状
さっきまで疲れでくすんでいた心が一気に明るくなりました

このあと日差の中、テントの上で服を干したり焼酎で晩酌したり
ゆったり過ごせました
明日の行程を確認してアタックザックに荷物を詰めて1日目終了


■2日目
テントを出ると目に飛び込んでくる美しい稜線
昨日は6時半すぎから寝袋の中
元気を取り戻しスッキリと山頂を目指します

快晴です!
朝の雪は締まっていてアイゼンが良く効きます
冬瓜山に向かう途中、NHK金沢の撮影班がカメラを回しています
石川県ローカルでの朝のニュース時間帯で放送があるそうです
そのカメラの先には青い空の中に真っ白な白山
ジライ谷からの登山者も遠く見えてきました

冬瓜山のリッジは既に雪はありませんでした
ただこの上は少しだけヤブがありますが、
シリタカ山とカマソコ谷の頭と雪を踏んで進めます

横から見ると獅子頭のような笈ヶ岳の頂
最後の傾斜も心地よく登るのも勿体なく感じます
そして快晴の山頂、最高の眺望
狭い中に10名ほど
みな口々に「サイコーやね」と笑顔が弾けています
「下りるのが勿体ないね〜」って

帰りはカマソコ谷の頭下から冬瓜平までをトラバース
栃木から来られたソロの方といろんな山の話をしながら楽しく下ります

途中、珍しい光景に出会いました
太陽の回りにまあるい虹
きっと遠くから「環水平アーク」などに見えた虹だったのでしょうか

テントに戻る頃には、さすがに暑さと疲れでボーッとしてきます
気持ちを取り直して撤収
これからの帰り道が・・・
ブナオ山までのヤブ漕ぎの登りと
ブナオ山からの下りは・・・
食欲もなくなっていましたが、無理やり携帯食を詰め込んで出発

それでも気力を振り絞ってなんとか登山口まで戻ってこれました
大いに疲れた心を癒してくれたモノがあります
ブナオ山の登り下りに咲いているカタクリの群生
自生のカタクリは紫が濃く立ち姿も凛としていました


白い霧とヤブ漕ぎと快晴の眺望
GW限定の笈ヶ岳は手強くも甘い「ツンデレな美山」でした

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コメント

栃木の者です。
笈ケ岳お疲れ様でした。途中山行をご一緒しました栃木の者です。
晴天にも恵まれて最高でしたね!
あれから予定通りに、野伏ケ岳と猿ガ馬場山を登りました。
まだ、帰宅していなくて長野います(笑)
また何処かの山でお会いしましょう。
2014/5/8 18:50
wildmanmiさん、こんばんわ〜
いやあ、本当に 天気良かったですね!
それに冬瓜山からの登り下りは楽しかったです
次は長野でしたか!なんか楽しんでますね〜

こちらこそ、どこかの山でお会いできるのを楽しみにしています
日光ですかね。。。
2014/5/8 22:41
いいなぁ・・・快晴の雪山ソロテン泊♪
naoykさん、こんばんは!

見させていただきましたよ!”笈ヶ岳”shine
残雪の雪山ソロテン泊、しかも何にもないところでの雪中テン泊♪
テントサイトや山小屋前などではなく、何にも無いところで
しかも雪上・・・もぅ最高じゃないっすかぁ!!shinehappy02
私的にもドストライクでドンピシャな山行ですよ!!flairwink

しかも15時過ぎからのあの青空 も!
テント内からの景色も、も〜最高っ!いいですよね〜〜^^

翌日も最高の雪山登山日和で、あの青空に白い雪面とのコントラストも
ホント、最高で言うこと無しって感じですよね!snowsun
マジで羨まし〜〜ですよ〜〜〜

藪漕ぎもありで、本当にお疲れさまでした!
私的にも、ほぼドンピシャの山行で、見させていただき楽しかったです!!
次回も楽しみにしています〜 happy01
2014/5/9 0:51
lifterさん、こんばんわ〜
いつもご覧いただいてありがとうございます
 「私的にもドストライク・・・」
だと、思いますよ〜

きつい登りもあり、強力なヤブありと、
まさに”ド○”様御用達 のコースですよ

でも、曇りが晴れてからのテントからの景色と、頂上からの眺望は、
それはそれは「サイコー!」でした
この時期、この山を選んで、まさにドンピシャ!でした
刻々と変わる天候と景色と空気
とても強い印象が残りましたよ

かの深田先生も、100名山に「遺憾にも割愛」したと記された笈ヶ岳
ぜひどうぞよろしくお願いします
2014/5/10 0:25
むはー。恐竜♪
タイトルからして、山と関係なくてすみません
でも、ホント恐竜。
ずっと恐竜博物館に行きたいと思っていたものですから。
ドストライクでドンピシャですよ。私にとっては
(Lifterさん、すみません。お借りしました)

52枚目の山容があまりにも美しくて。
ヤブ漕ぎとか、読図なんて、今はとても無理ですが、いつか自分の目で見てみたい場所となりました。
ホント、日本全国行きたい場所だらけで、しかも、どんどん増えちゃって困ります

ところで、デジではなくフィルムのお写真の方が、いつも発色が良いと言うか、明るい青というか、メリハリが利いていますよね。
それって、写し方の問題なのでしょうか?
それとも、なにか他の原因があるのでしょうか?
いつも不思議に思っています。
2014/5/13 20:35
Re: むはー。恐竜♪
いつもご覧いただきありがとうございます〜
いやあ、恐竜の他にも、いろんな”ツボ”を押してしまったみたいですね


52枚目、私も本当にお気に入りのアングルです
白山・・・深田先生の「百名山」にはその魅力が凝縮されたような名文で謳われています
  − 威あってしかもやさしい姿の山 −
最近、日光LOVEの私ですが、実は私の一番好きな山なんです
石川県側&岐阜県側からでなく、富山県側からのこの眺望は私にとっても新鮮でした
白山は、また今年も夏に訪れることでしょう

今回の山行は、読図もさることながら気象判断も、ペース配分も、水配分も
なかなかドキドキの山行でした
そのためいろんな書き込みをした地図は大切な宝物になりました
それに、この笈ヶ岳の素晴らしさもお伝えできたようでとてもうれしいです!
体力勝負の日帰り急登”○M”コース(ジライ谷)もありますよ


あと、写真
いろいろ気を付けて見ていただいて、こちらもうれしくなります!
そうです!!「青」、「赤」が際立たせている写真があります
  − 露出補正(−1) −
最近よく持っていくフィルムカメラでは、晴れた日の日影以外はずっと、この設定にしています
カメラの特性だと思いますが、今回持って行ったフィルムカメラは青が良く出るようです

デジカメでも、よくマニュアルを読むと調整が可能ですよ
たぶん、”プログラムモード”とかで設定が出来たりします
ただし、花を接写で取る際には逆に(+0.7〜+1)補正が良かったりします
デジカメで調整が出来るのであれば、ゆっくり被写体に向かって露出補正をしながら
何パターンも撮影すれば、自分の好みの色合いが出てくるでしょう
是非お試しくださいね〜

もしかして、きっと「青いカエルさん」も快晴の中では”アズーリ”のように
青くなってしまうかも、です!!
2014/5/13 22:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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