蝶が岳-常念岳
コースタイム
天候 | 小雨 風 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
常念岳-前常念-三股コースは下りの岩場が雨の日ではやや危険 |
写真
感想
しばらく夏だというのに週末の天気が連続して崩れたり、平日仕事の日に天気の日もあり、今年の山行に向けて装備もかなり新調し出番を待つ中、肝心の山に行けず、悔しい思いをしていたのでストレスが累積し、強行軍となってしまった。
午後から天気が崩れるとのことだったが、朝から山だけ雨で、蝶が岳日帰りを考えていた。蝶が岳ヒュッテでは風雨激しく、小屋で話した人の多くは昼時点で今日の日程を終えてのんびりしていた。一瞬天気も穏やかになり、俄然、常念経由で帰ることを思いついてしまった。晴れていたら槍が美しいのだけど、霧のなか自分のいる場所もあいまいにしかわからず、本当に進んでいるのか自問自答しながらやや厳しい岩肌をはいつくばり、常念岳山頂に到着した。
まだこの間は、ぽつぽつとすれ違う人もいた。70リットルの大ザックを持ち縦走中だというソロの感じのいい青年は追い抜くことになってしまったが、お互いの無事を祈りあって分かれた。常念岳から三股はやや天気は好転し降雨がなくなって、松本平が晴れているのが見えた。このルートは登りは厳しいと聞いていたが、雨で滑りやすい岩場を下るのも非常に厳しい。しかもルートが丁寧に書かれているが、間違えると即降りれなくなるので、一つ一つ確かめながら降りた。
日没は覚悟していたのでそれまでに岩場を越えることばかり考えていたが、一向に進めないので精神的にきつくなった。岩場が終わり、ヘッドランプの明かりで下る山道もゴールが来ないのではないかと気弱になりそうで精神的に鍛えられた。
GPSつきの時計もすでに電池が切れ、ほとほと疲れたころに三股に付いた。新たに買ったヘッドランプはこの実地テストで非常に使いやすく問題なく下れることがわかったが、テストのために夜行はもっと里山ですべきかもしれないと反省した。
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