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Yamareco

記録ID: 445148
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

最高すぎる雨飾山 やっと頂上に着きました

2014年05月10日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
07:20
距離
11.9km
登り
1,167m
下り
1,167m

コースタイム

8:30雨飾荘
9:20キャンプ場
9:35大海川沿い取付
10:50荒菅沢
11:45笹平
12:50雨飾山13:05
14:10荒菅沢
15:05キャンプ場
15:50雨飾荘
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
キャンプ場までの道は除雪されていません。車で行けるのは雨飾荘までです。

長野自動車道 安曇野I.C → 国道147号 → 国道148号 →小谷温泉口・右折 → 10キロ
北陸自動車道 糸魚川I.C → 国道148号 →小谷温泉口・左折 → 10キロ
コース状況/
危険箇所等
大海川沿い取付部分、荒菅沢周辺以降は急な斜面が結構あります。前爪のあるアイゼン、ピッケルが必要だと思います。気温が高く気候が安定している変わりに雪はぐずぐずなのでずるずる滑ります。たまーに踏み抜きましたがほとんど沈むところはありません。靴より上まで埋まることはまずなかったです。

 帰りはずるっと滑らないように慎重に進んだ方がよいと思います。ちょっと滑って仰向けだったのでうつ伏せになって止めたのですが、胸を打ちました。痛い〜。あと、雪に押されて弓みたいに曲がってる木は要注意ですね。触ったり、雪がなにかのはずみで取れると、ビューンと真っ直ぐな本来の姿になろうとして、バシっと木にはたかれてしまいます。2回やられました。笑

 場所、状況によっては風が強く吹きますので、ウィンドシェルなど風を防ぐものが必要です。暑い暑いと思っていたらいきなり激寒ってことになります。
4月末の写真ですがご参考までに。
4月末の写真ですがご参考までに。
4月末の写真ですがご参考までに。
4月末の写真ですがご参考までに。
右の赤丸がほとんど見えずに左のだけ見えちゃうんで、左に進んでしまいましたが(引き返しました)、まっすぐそのまま進むのが正解です。
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右の赤丸がほとんど見えずに左のだけ見えちゃうんで、左に進んでしまいましたが(引き返しました)、まっすぐそのまま進むのが正解です。
荒菅沢 

雪崩がくるといやなので、ささっと進みます。
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荒菅沢 

雪崩がくるといやなので、ささっと進みます。
振り返って写真を撮ってますので、行きは写真の手前側に向かって進みます。
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振り返って写真を撮ってますので、行きは写真の手前側に向かって進みます。
急です。
紺碧の空が美しい。
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紺碧の空が美しい。
飛行機雲
ドキドキします。
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ドキドキします。
しばらく平なところで一安心。
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しばらく平なところで一安心。
帰りに撮った写真なので足跡ついてます。
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帰りに撮った写真なので足跡ついてます。
最後の急登
ここは風が常に吹いてるみたいですね。
ここは風が常に吹いてるみたいですね。
日本海が見えちゃう
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日本海が見えちゃう
募金しまーす
雨飾荘までの道路が長い!
雨飾荘までの道路が長い!

感想

4月の末に初めて雨飾山に行った時は、迷って時間切れになり途中で引き返すという残念で悔しい結果になったので、再チャレンジです。荒菅沢までは前回行ってルートが分かるのでスイスイです。加えて雪が溶けて隠れ塩梅になっていた道標の赤丸がよく見えます。かなり親切にあちこち赤丸があります。

 荒菅沢を渡る部分と笹平手前の夏道が出ていたり、雪におおわれている部分でどこへ進むのか一瞬分からなくなりましたが、少し行ったりきたりしながら行きやすい、行けそうなところがどこか探すと見つかりました。トーレスがほとんど無くて分かりづらいのですが、踏み跡の無い雪面(雨とか日光で消えたのだと思います)を進むのは気持ちよいです。

 2,000m前後ということで、黒姫、飯綱あたりをイメージしていると全くの別世界ですね。なかなかの急傾斜です。グイグイ直登していくかんじです。大海川沿の取り付、荒菅沢、それ以降の部分も振り返ってみると、おおって感じの傾斜を登りまくりです。頂上手前は無意味に雪のところを直登してしまいましたが、横に行って夏道を行くのが正解と思います。
 ここのレポートも見ていて、皆さんスイスイ登っている感じでしたが、私にとってはなかなか歯ごたえのある山でした。

 それにしても頂上から360度の景色は素晴らしいです。しかもこのシーズンだとほとんど貸切状態です。登山者の方は私を除いてお二人しかいらっしゃらなかったような気がします。明日はどうもツアーで10人以上の団体さんが登るみたいですね。

 北アルプスに負けない絶景でした。頂上の石仏がなにか神々しかったです。手を合わせて何事もなく登ってこれたことに感謝して、無事帰れるようお祈りしました。

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